魔術学園46。

September 01 [Thu], 2011, 2:43
ハーブの世話をするために、温室へと向かった。入り口で銀色の犬が出迎えて、私はそのまま中へ進む。今日はシロガネは不在のようだ。一通りハーブの世話が終わってから、犬は私の膝の上で頭をのせて寛ぐ。この犬はたまにこうして私に甘えてくる。懐いてくれるのが嬉しくて、首から背中にかけて撫でる。毛触りが気持ちよくて気に入っている。あなたのご主人はいもあんな感じ威圧的で、無口で何考えてるのかよく分からなくて。ジャスミンだけには優しくて犬だから人の言葉を理解するはずないんだけど。この獣は大人しくて、私の言葉を理解しているように感じてしまう。普段、シロガネには聞けないことも話してしまうんだろう。ねえ、私嫌われてないよねビクッと膝の上の犬が動き、素早く私の後ろへ回る。どうしたのか、後ろを振り向くと。シロガネが出会った頃と同じような不機嫌な顔をして私を見下ろしている。本当に、懐いてるなシロガネに溜息をかれ、彼の犬を盗ってしまったような気がしてくる。ご、ごめんいい、謝るな。そいが他のやに懐く処が珍しかっただけだ。姿、形は全然似てなくても、雰囲気は一番近いのかもなシロガネの表情が自然と和らぐ。この人はこんな顔も出来るんだなと、私は暫くの間見とれていた。
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