声優ナマモノですので嫌な方はくるっとターン
〜愛しくて〜 杉悠
家に帰ると明かりがもれていた
もしかして泥棒かっ?と不安な気持ちを感じつつ家に入ると…
なぜか中村がいて…しかも体操座りでうずくまって
「な、中村…?どうした、急に家になんか来て」
「……なんでもねーよ。」
(中村…?)
俺はその時不思議な違和感を感じた。なんかいつもの中村じゃない
「中村…泣いてたのか…?」
「な、泣いてなんか…!!」
「中村」
俺は中村に近寄り、中村を強引に俺の方に向かせた
「な!…馬鹿!やめ…!」
あぁ…やっぱり…
「泣いてたんだな」
「だから、泣いてなんか…!」
「目…腫れてるぞ」
「……ッッ!!」
「なぁ、中村。どうしたんだ…お願いだから話してくれよ」
俺、お前がこんなんになるようなことしたか…?
俺が聞いても中村は下を向いて黙りこくってしまった
「中村…お願いだから」
「…ッ」
…?嗚咽……?
「おい!なかむ…」
「お前のせいだよ!馬鹿!!」
「俺の…せい…?」
ヤバイ。いくら考えても思い当たるふしがない
「最近…鳥海さんと現場が一緒だったんだ。それで…その時…ッ鳥海さんから…お前に彼女ができたって聞いて…ッ」
彼女…?
「それで…鳥海さん…お前からその…ッ彼女との惚気話いろいろ聞いたって…ッ!」
あぁ…あれのことか…。でもあれは…
「だからッ俺…もうお前に見捨てられたのかとッ思って…ッ!お前の携帯に電話しても…メールしても全然つながらなくて…ッ!だから俺…!」
「中村…!」
俺はギュッと中村を抱きしめた
「な!杉っ…!離せよ、馬鹿!!」
腕の中で暴れる中村を更に抱きしめる
「このっ…杉っ!」
「ごめん」
「…っそんな言葉聞きたくない!」
「俺がお前をこんな気持ちに追いやってしまった…それはあやまる。…でも、中村、お前は二つ勘違いをしている」
「ぇ…勘違い…?」
「まず、ここ数日俺の携帯は壊れていた」
「だから…つながらなかった…?でも!彼女の事はっ!」
「俺は鳥海さんに『恋人』の話はしたが、『彼女』の話はしていない」
「!それって…!!」
「そう、そして俺は一度もその恋人を『女』だとは言っていない」
「!!……ッッ!!!」
「中村…俺に彼女ができたって聞いて妬いてくれたのか?」
「…そ、そうだよ…悪いか…?!」
あれ、いつもより素直だな…まぁ…でもいいか
「悪くない。俺はすごく嬉しいぞ中村。」
「…っ!馬鹿…野郎」
「それは褒め言葉として受け取っていいのか?」
「…勝手にしろ…」
全く…不器用なやつだな
まぁ、そんなとこに惚れちまったんだがな
「俺の恋人は中村…ずっとお前一人だけだよ…」
「……/////」
耳元で囁いてやると、お前は顔を真っ赤にする
すぐにまた「馬鹿杉!」とか言われるんだろうけど、それはお前からの愛情表現だととってもいいよな?
「世界で一番、お前を愛している」(完)
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うはぁぁぁ!初めてのナマモノっ!い、い、いかがでしたかっ?!
もう文章めちゃくちゃですよね…うちはどうしてこんなにも文才がないのか…orz
さて、この杉悠。ゆうきゃんがめっちゃ乙女やん…笑
てかゆうきゃんの話し方がいまいちわかりません;杉田も若干違う気が…
まぁ、あくまで慧南の妄想なのでそこらへんは目をつむってください(苦笑
リクエストとか受け付けてます!お気軽にコメントかメールで!!
できるかぎりリクエストに答えようと思いますが、どうしても無理なものとかあるので
そこらへんはご了承くださいmm