コリドラス・アエネウスで福原将宜

April 10 [Sun], 2016, 9:30
レベルの低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり外れたりする場合もあります。もちろん腕のいい歯科医が施術してもそういったことは起こる可能性はありますが、その確率の差は歴然です。リスクに備えるという意味でも保証の有無は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間がとんでもなく長くなっても、外科手術が必須であっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジはなくした歯を外見だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、また美味しい食事を摂ることができるようになります。味はもちろん、食材の食感や温度までしっかりと感じることができます。固いものも普通に噛むことができるので、遠慮していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は自分の歯の80%まで回復します。
インプラントは保険が効かないので、高額な費用を準備する必要があります。でもだからといって、値段を基準にしてインプラントを選ぶのは間違いです。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、低品質な商品である場合もあります。インプラントを選ぶポイントは、第一に信頼できる歯科医かどうかを判断することです。
インプラントは1本から手術できますが、たいていの場合複数本の手術となるケースが多いです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、なくなった歯が1本ではない場合が圧倒的に多数だからです。また、ほとんどの歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最先端の技術です。元来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、オールオンフォーでは4本ですべての歯を支えます。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
近年では歯医者さんでもインフォームドコンセントを徹底しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、顎の骨に埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待つ必要があるからです。GBRなどの骨造成を行う場合には治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、完了後には以前と比較して生活の質がガラリと変わります。
インプラントはなくした歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので治療費は安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では歯は全部揃っているように見えます。そうは言っても表面的な事で、自分の歯と同じように噛めるかと言えば、現実にはそんな機能は備わってはいません。体裁だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは希望だけでは判断できないかもしれません。
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