カナサV製作の『ドン・ジョヴァンニ』:Dmitri Hvorostovskyが2役演じる

January 21 [Sat], 2012, 20:14
私はロシアのバリトン歌手おかまdeプリンセスドミトリーホロストフスキーDmitriHvorostovsky以後、彼の愛称でDimaのファンですが、年末にNHKのBSで放映されたミラスカラ座のモーツアルト作曲ドンジョヴァンニを見た際、Dimaのドンジョヴァンニを観たいと思いました。
聞くところによると、以前、Dimaは、METで90年代にドンジョヴァンニを演じたことがあるそうなのですが、なぜか、それ以後はこの役を演じていないのです。
思えば、私がDimaに惹かれたのは、彼のドンジョヴァンニを2000年の初め頃、TVで観た時だったような気がします。
その放送は、2000年カナのCBC製作のフィルムだったのですが、これはすべてスタジオでTV用に撮影されたもので、非常にユニークな設定でした。
しかも、なんとDimaがドンジョヴァンニと彼の従者レポレッロの2役をしているのです。
今から10年以上も前に製作されたものですから、このビデオの中のDimaは30代半ば過ぎ、見た感じもとても若いし、声も今より高く甘く聞こえます。
彼がこの2役を同時に演じることが出来るという彼の素晴らしい歌手力がよく分かる映像です。
まず、序曲では、レポレッロ役のDimaがかっこいいタキシードを着て舞台登場のために最後の化粧をしているところから始まります。
そして、ドンジョヴァンニ以外の登場人物達が劇場の椅子に座っているような感じでレポレッロの登場を待っています。
そして、レポレッロの登場後、ドンナアンナの邸宅から出てくるドンジョヴァンニのシーンを、全員が回想のようにスクリーンで見ているという、なんともユニークな始まり方です。
スクリーンの中のドンジョヴァンニのシーンは過去のモクロの世界、それを見ているレポレッロたちは現在のカラーの世界。
その2つの世界が相互作用して、見事にファンタジーを描いています。
このフィルムは、オペラ全体を再現したものではなかったような村の若い娘ツェルリーナとその恋人のマゼットとのからみのシーンは含まれてないようですが、でも、粗筋は分かりますし、Dimaによる二役の主要アリアはすべて入っており、Dimaの魅力を存分に楽しめるものです。
ただ、ストーリーを知らないと、この二重世界の描写に混乱してしまうかもしれません。
その時、その番組を録画したはずだったのですが、その後見つからず、もう一度観たいと思っていたところ、最近、その放送が8つのビデオに分けられて昨年9月ににアップされていることに気づきました以下に、この8つのビデオを貼り付けておきますので、ご興味のある方はご覧下さい。
DonGiovanniUnmasked2000年CBC製作film英語字幕18序曲、レポレッロのアリア夜も昼も苦労しているのはからドンジョバンニが騎士長を殺してしまうシーンまで。
281幕ドンナエルヴィラの登場とレポレッロのカタログの歌からドンジョバンニのシャンペンの歌。
381幕ドンナエルヴィラとの仲直りのシーン。
481幕ドンジョバンニがツェルリーナをくどくシーンドンジョバンニのセレナーデから。
582幕ドンジョバンニと入れ替わったレポレッロの化けの皮がはげるシーンから。
682幕アリアもう飛ぶまいぞこの蝶々から騎士長の亡霊を食事に招待するまでいつの間にか、レポレッロがスクリーンの中のドンジョバンニと同一化してしまっていて、Dimaが、まさしく、ドンジョバンニとレポレッロの二つのパートを同時に歌うというおもしろいシーン騎士長の亡霊が食事に現れるシーンからドンジョヴァンニの死まで。
最後の出演者リスト他。
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