涼しくするには脳温を調節 

September 26 [Wed], 2007, 19:10
涼しくするには脳温を調節



さて、汗をかくのに皮膚温と脳温が関係していることをご説明しましたが、それでは脳温を調節する方法をご紹介します。ただし、実際の脳の温度は34〜35℃前後にほぼ一定に保たれており、本当に脳の温度が変化するわけではありません。あくまでも涼しく感じる、という方法であることを確認してください。具体的な方法には、次のようなものがあります。
保冷剤をタオルに包み、首の両側にあてる
靴靴下を脱いで裸足になる
氷片を口に含む
ただし、首の横や後頭部には肩こりの原因となる筋肉がありますので、あまりに冷たくしてしまうと血管が収縮して、肩こりを悪化させてしまう可能性もありますので、この点は注意してください。熱帯夜には、同じようにタオルに包んだ保冷剤をわきの下や足のつけ根などの太い血管にあてがうと、多少なりとも血液を冷やすことで涼しくなります。目安とすれば、ほんのりと冷たく感じる温度、急に冷やすよりも時間をかけたほうがより効果的です。最近では蚊帳(かや)の効果も見直されているとのこと、ご自宅に蚊帳をお持ちですか?

クールビズはなぜ28℃? 医学的根拠を探る 

September 26 [Wed], 2007, 19:09
クールビズはなぜ28℃? 医学的根拠を探る



クール(涼しい)とビジネス(仕事)を併せたクールビズという言葉が流行していますが、エアコンによる冷えすぎは省エネ問題だけでなく、体の健康にとっても良いものではありません。涼しいと感じる温度には地域(環境)個人差がありますが、仕事の能率が向上する最適な温度は約28℃とされています。本当に28℃が最適なのでしょうか?
汗をかくという機能は脳の温度、皮膚の温度によって神経で制御されています。このうち皮膚温は33℃以下であれば汗をかきにくくなるのですが、この時の環境温度が約28℃です(DuBois先生発表,1939年BullNYAcadMedより)。つまり、環境温28℃以下であれば発汗作用が減少し、快適に感じるということになります。ところが、この温度だとまだ暑い、と感じることもあるのではないでしょうか。そんなときは湿度も確認してください。
日本の夏は湿度が高いということもあって、温度だけ調節しても実際には暑いと感じることが多いようです。また、暑い日でも木陰で爽やかな風が吹いたとき、すぅーっと涼しくなりますよね。温度、湿度、そして肌に当たる空気の流れ(風)、この3つが涼しく感じる要素です(風通しの良い縁側で風鈴の音を聞きながら、氷を入れた麦茶を一口すする時のことを想像してみてください)。
職場ではエアコンのために部屋を閉め切っています、という方、次の方法はいかがでしょうか?


夏風邪の原因! 温度差に要注意 

September 26 [Wed], 2007, 19:07
夏風邪の原因! 温度差に要注意




ウイルスが侵入する主な部位である、のどや鼻の粘膜は免疫によって守られています。ところがエアコンや扇風機などで乾燥してしまうと、それだけで局所的な免疫力低下を引き起こすだけでなく、涼しい室内から暑い屋外に出ることによる急激な温度変化は、体温を一定に保とうと機能している自律神経のバランスまでも崩してしまいます。この他にも夏ならではの免疫力低下の原因として、熱帯夜の寝不足、夏バテ(暑気)による食欲不振、日焼けまでもが関わってくる可能性があります。このため、個人の生活習慣によっては風邪の流行する冬よりも、むしろ夏に風邪をひきやすい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、大人の「夏風邪」と一括することはできませんが、子供のプール熱(咽頭結膜熱)、手足口病、ヘルパンギーナといったウイルス感染症も、発熱やのどの痛みなど風邪と同じような症状を伴うことがあります。これらの病気の原因もやはり夏に活動的になるウイルスです。

風邪と夏風邪は違う? 

September 26 [Wed], 2007, 19:06
風邪と夏風邪は違う?




実は医学的には「夏風邪」という言葉は本来存在せず、冬にかかる一般的な「風邪」に対して、夏にかかる風邪を慣習的に「夏風邪」と呼んでいます。いずれにしても、風邪はウイルスがのどや鼻の粘膜などから侵入することで罹患する病気です。風邪の原因となるウイルスは200種以上もあると言われていますが、冬はコロナウイルスやライノウイルス、(風邪とは区別しますが)インフルエンザウイルスが活動的になります。

これらのウイルスに対して、夏は高温多湿の環境で活動的となるアデノウイルスやエコーウイルス(エンテロウイルス)、コクサッキーウイルスなどが夏風邪の原因となります(小児ではこの他ヒトメタニューモウイルス(3〜6月)など)。このようなウイルスが夏に感染を起こす理由は、現代人の生活習慣にもありそうです。

医者泣かせの難病?! 夏風邪対策 

September 26 [Wed], 2007, 18:59
医者泣かせの難病?! 夏風邪対策





問診をする上で注意すべき3つのポイントがあります。1つはアレルギーの有無、薬や食べものでアレルギーが出たことはないか、これまではなかったとしても、この次にも安全ということはないからです。2つ目は既往(これまでに病気をしたことがないか)、「盲腸(虫垂炎切除術)」ぐらいは言わなくてもいいだろうとお考えの方、いらっしゃるのでは? そして3つ目……「風邪をひきました」。風邪という言葉はごく一般的なものですが、この言葉をつきつめていくと……? 50代からの健康法、今回は「夏風邪」の特集記事です。