考え方をチョット変えてみましょう 

May 10 [Sat], 2008, 1:40
考え方をチョット変えてみましょう





更年期の女性が陥る不眠に似た状態に、睡眠状態誤認 があります。

これは、睡眠ポリグラフ検査では正常な睡眠と判定されるのに、「私はよく眠れていない!」と強く思っている状態です。

「8時間は眠らないと体に悪い」と思い込んでいる人や、若い頃よりも心身が必要とする睡眠時間が短くなったことを、理解できない高齢者が、陥りやすい睡眠障害の一種です。

睡眠状態誤認の人の治療には、睡眠薬よりも先に、認知療法が行なわれます。認知とは、物事の捉え方や考え方のことです。認知療法では、認知が偏っていたり正しくないことを本人に気付いてもらい、新しい捉え方や考え方を身につけてもらいます。

睡眠状態誤認の人に対する認知療法では、次のことを理解してもらいます。

睡眠の量や質には問題がない
日中の眠気で不都合が起こらなければ、睡眠の問題はない
睡眠はとても個性的なものなので、他の人と比較しても意味がない
年齢や生活習慣によって、同じ人でも必要な睡眠時間は変化する

不眠に悩んでいる更年期の方にも、この認知療法を応用して、ストレスと不眠の悪循環を断ち切ってみましょう。