語釈

April 03 [Wed], 2013, 23:38
辞書にはそれぞれ違った特徴の語釈(ことばの意義の解釈)があるようです。

それを書きしたためとこう。とおもって。

【恋】
一緒に生活できない人や亡くなった人にひかれて、強く思うこと。 <広辞苑>

【恋】
異性に愛情を寄せること、その心。
▽本来は、(異性に限らす)その対象にどうしようもないほど引きつけられ、しかも、満たされず苦しくつらい気持ちを言う。「ーは楽しい夢じゃもの」のような言い方は、1910年代ごろからのもの。
<岩波国語辞典>

【恋】
(男女の間で)好きで、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、満たされない気持ち(を持つこと)。
<三省堂国語辞典>


【恋】
特定の異性に深い愛情をいだき、その存在が身近に感じられるときは、他のすべてを犠牲にしても惜しくないほどの満足感・充足感に酔って心が高揚する一方、破局を恐れての不安と焦燥に駆られる心的状態。
<新明解国語辞典>


【恋】
特定の異性に強く惹かれ、会いたい、ひとりじめにしたい、一緒になりたいと思う気持ち。
<大辞林>


【恋】
人・土地・季節・植物・古都・過去の時などを思い慕うこと。
万葉仮名では「孤悲」と充てた。
<日本国語大辞典>

【恋】
特定の異性(まれに同性)を強く慕うこと。
<明鏡国語辞典>




面白いー。
因みに広辞苑は古い語釈から明記していき、大辞林ら新しい語釈から明記していくそう。
日本国語大辞典は唯一万葉仮名が読めるそうだ。



さらにこの語釈にはやられたシリーズ

【右】
相対的な位置の一つ。東を向いた時、南の方、また、この辞典を開いて読む時、偶数ページのある側を言う。
<岩波国語辞典>


【右】
アナログ時計の文字盤に向かった時に、一時から五時までの表示のある側。
〔「明」という漢字の「月」が書かれている側と一致。〕
<新明解国語辞典>


【凡人】
自らを高める努力を怠ったり功名心を持ち合わせなかったりして、他に対する影響力が皆無のまま一生を終える人。
〔家族の幸せや自己の保身を第一に考える庶民の意にも用いられる]〕
<新明解国語辞典>


岩波の【右】の語釈には他社の辞典製作者それぞれやられたそうです。この辞典を開いた時に、偶数ページにあたる場所、てところが。

凄いよね。よくぞ考え付いた、というかんじ。




【凡人】の語釈面白いなー。凡人ならではの誇りのような。
否定的な意味合いだけでは無いですよ、みたいな意味合いも込めたんだそうよ。




〜全て『知られざる国語辞典の世界 テレビ史上初 言葉サミット』という番組より〜


三浦しをん(最近ワタシもよく読んでる作家)原作の『舟を編む』のロードショーに際して組まれたこの番組。
面白かったです。
その映画の主役である松田龍平がせっかく出演しているのに、ほとんど話さないのも良かった。
進行役方たち(又吉直樹と学者芸人や司会女子アナが多分)があまりわざわざ振らないのもイイ。

こういう番組、もっと欲しい。
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