出版関係のテレビ番組を担当するインタビュアーの夫と出版社に勤務する妻、そして、一人息子の自宅に、ある日、家族を観察したビデオがスーパーのビニール袋に入って届けられる。
道路から家を映すアングルも固定していて、駐車した車に向う自分の姿まで見えるのに、いつ、誰が、どのように映したのか不明。
ビデオテープに添えられた絵は、子供が描いたようにも思われるが、吐血する子供やにわとりの首が切り落とされている不快なものである。
夫は、警察に事件を申請せずに、自ら解決する行動に出る。
ビデオに映った場面を頼りに、たどりつくアリバイ人物は、幼少期に、両親が養子縁組しようとしたアルジェリア人。数十年も付き合いもないまま現在に至っている。
緊迫した状況は最後の最後まで続く。
ビデオや絵などの脅迫をあくまでも拒否するアルジェリア人。
息子が夜になっても帰宅せず、焦った夫婦はアルジェリア人を疑い、警察に追放する。
翌日、友人の母親に引率されて帰宅する息子。
アルジェリア人は、自宅に夫を呼び出し、「お前に見て欲しいことがある。」とナイフを首に切りつけ自殺する。
Cache(=隠れた)は、最後の最後まで秘密を明かさないままに終了する。

Cache
監督: Michael Haneke 2003年 フランス
キャスト: Daniel Auteuil, Juliette Binoche, Maurice Benichou, Annie Girardot...
フランスでの封切り : 2005 年10月 5 日
(c) Les Films du Losange