ヴェローナへ  2004年12月03日(金)
ミラノからIC(インターシティ)で1時間20分、今日はヴェローナへの小旅行です。

ヴェローナといえば、“夏の野外オペラ”と“ロミオとジュリエット”!!
野外オペラは夏にもう一度来ることにして、早速ジュリエット(イタリア語ではジュリエッタ)のモデルになったといわれているカプレーゼ家の娘が暮らしたお屋敷へ向かいました。街の中心ブラ広場からお屋敷までの道のりは、こぢんまりと可愛らしい建物が続き、ジュリエッタのバルコニーへの期待は高まります。が、いざ着いてみると・・・。

入り口にはベタベタと縁結びの願懸けと思われるシールが貼られ、狭い中庭にはびっしりと詰まった観光客、ジュリエッタのお屋敷は博物館になっていてバルコニーへは4ユーロも払わなければ上がれません。挙げ句の果てに、中庭を挟んだお屋敷の正面にはお土産屋さんがあってハートマーク満載のオリジナルグッズが所狭しと並んでいます。そして極めつけはジュリエッタの像! ジュリエッタの胸に触れると女性は幸せになれる・・・といわれている
のですが、この胸をいい年をしたおじさんたちがニコニコしながらつかんでいる姿は、気持ち悪いというかなんというか、ロマンティックとは程遠い思いを残し、わずか10分足らずでお屋敷を後にしました。

一見の観光地でおいしいレストランを探すのが難しいのは万国共通、でもこの後口直しに! と入ったレストランは大当たりでした。ヴェネト州名物のおいしいポレンタ(トウモロコシを粉状にしてその後水やミルクで捏ねたもの)にありつくことができました。これでヴェローナを嫌いにならずに済みそうです。

 
   
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念願のフィノッキオ  2004年11月30日(火)
 一ヶ月くらい前からスーパーに山積みされるようになった野菜があります。日本ではほとんどみかけることのない“フィノッキオ”です。どこに行ってもほんとにたくさん。すごく魅かれるんだけど食べ方がわからないので、いずれ・・・とそのままにしていました。

 今日はそのフィノッキオのおいしい食べ方がついに判明!! 料理自慢のカテリーナと買い物にいったついでに、教えてもらうことにしました。


 まず、緑の葉のついた部分は切り捨てます。そして、ふくらんで玉ねぎのようになっている部分を一口大に切ります。これにお酢と塩、ほんの少しのオリーブオイルをふりかけてしばらくおくと、ほんのり甘くさわやかなフィノッキオサラダのできあがり!

 ベシャメルソースでグラタンにしたり、栗をゆでるときに茎の部分を入れて香り付けにも使
えるそうです。ちなみに写真のカルチョーフィ(真ん中の紫色の野菜)はクリームのパスタ、ラディッキョ(赤キャベツみたいな野菜)はリゾットにするのがカテリーナ流おすすめ調理法です。
 
   
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美男子の国!?  2004年11月25日(木)
日本でワールドカップが開催されたとき、何よりびっくりしたのは、イタリアチームにおける美男子率の高さ! メディアもこぞってこの美男子たちを取り上げていたので「イタリア男ってみんなかっこいいんだ・・・」と大きな勘違いをしてました。

実際に住んでみるとそんな夢のような話はあるわけもなく、美男子もいればブサイクくんもいるし、何ら日本と変わりありません。ただ“美男子”のレベルが高い高い! ただでさえうまく聞き取れないイタリア語が、彼らに話しかけられると緊張のあまりひとことも理解できなくなってしまうほどです。(※断じて面食いではありません)


今日はわたしの知る数少ないイタリアン美男子、アルベルトの誕生日。イタリアに来てすぐ「
イタリアの色男を見せてあげる!」とシェアメイトたちが紹介してくれた友達です。青い目に栗色の髪、そしてゆうに180cmは超えるたくましいカラダ。たしかに絵に描いたような美男子です。でも何より彼の素晴らしいのは、女性に対する気配りの細やかさ、しかも超自然体! 車は開けてくれるしコートは脱がせてくれる、退屈そうにしてる女の子がいると、すかさずエスコートして輪のなかに入れてくれます。

そんな彼が迎えた誕生日は、なんと20歳の誕生日。行く末恐ろしいイタリアン美男子です。
 
   
Posted at 12:32/ この記事のURL
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遥かなるバチカン  2004年11月21日(日)
ダ・ヴィンチ・コード”を読んで以来、すぐにでも訪れたかったのがバチカンです。仕事柄、西洋史や西洋美術にめっぽう詳しい友人と一緒だったこともあって、かなり期待して出かけました。実はローマ観光初日の昨日も訪れたのですが、バチカン美術館の開館時間は午前中のみ。お昼ごはんを食べた後、ゆっくり出かけたわたしたちは、当然入ることができませんでした。

今日は日曜日だし、美術館を観た後もしかしたらローマ法王のお説法が聞けるかも! と10時きっかりにバチカンに向かいました。予想した長蛇の列もなく「オフシーズンだもんね」と勝手に喜び玄関にたどり着くと、そこには昨日と同じ光景が・・・。玄関にある開館時間の表示をよく見てみると、ほとんどの日曜日が休館日になっていました。数ヶ月前、パリのルーブルとポン・ピ・ドゥーに行ったときも休館日で悲しい思いをした思い出が。そう、たしかあのときも
この友達といっしょだったはず・・・。よくよく美術館には縁がないみたいです。

イタリアはとくにお休みが多いし、お昼休みもきっちり取ります。旅行の際にはご注意を!


 
   
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ローマ名物!? 焼き栗  2004年11月20日(土)
 日本ではローマ名物とされる秋の焼き栗! 実際にはイタリアのどこに行っても、この焼き栗屋さんは目に付きます。いっしょにローマ観光をしている友達によると、パリにもたくさんあるとか。(友達がパリ在住!) とはいっても、せっかくローマに来たんだから食べとかなきゃ! と“ローマの休日”で名高いスペイン広場で食べることにしました。

 大粒で中から黄色い実がぱっくりと顔を出している焼き栗たちはいかにもおいしそう。お昼はパニーノだけだったわたしたちは、張りきって15粒袋に入れてもらいました。するとなんと、栗15粒で5ユーロ(日本円にして700円ちょっと)! コーヒー一杯が0,8ユーロ、ピッツァ一切れが1,5ユーロで食べることのできるここイタリアでこの値段はないでしょー! 騙されてるんじゃないかと思ったくらいです。
 だって日本の甘栗より高いし・・・。


 納得できないながらも、背に腹は変えられずしぶしぶお金を払いました。イタリアでは、いくら観光地といえども、食べ物の値段がほかの場所とさほど変わらないなーと感心してたのに・・・。ちょっと悲しくなったローマ初日でした。


 
   
Posted at 17:49/ この記事のURL
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ウールの産地へ  2004年11月15日(月)
 「hLam」はミラノのブランド。肌に触れるとすごく気持ちのいい素材を使ってるし、デザインもシンプルなのでついついたくさん欲しくなる服です。でも、日本で買おうとするとちょっといいお値段なので、いちOLのわたしにはなかなか手の出なかったブランドでもあります。

 この「hLam」のアウトレットショップがビエラにあると聞いて早速出かけてきました。位置的にはミラノとトリノのちょうど真ん中あたりの街です。高速を降りると一本メインの道があって、その周りは一面畑が広がっていました。街の中心に向かってずんずん進んで行くと、道のすぐわきの牧草地に100頭は優に超す羊の群れが!

 夕暮れどきのその光景は、息をのむほど美しくて、そののどかさに気持ちがゆるゆるとほぐれてきました。ふと横を見ると、羊を見守るおじいさんがいて、カメラを構えるわたしににっこりとほほえんでくれました。
 「hLam」の服を買うぞー! と意気込んでいたわたしは、自分の俗っぽさが悲しく思えてきて、このままごはんでも食べて引き返そうと本気で考えたくらいです。でもせっかく来たことだし・・・ということでやっぱり当初の目的をしっかり果たして帰りました。「hLam」の服はここビエラにある小さなアトリエでデザインされてるとのことでした。わかる気がします。
 
   
Posted at 14:20/ この記事のURL
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トンネルを抜けると・・・  2004年11月11日(木)
仕事のためフィレンツェへ。朝早くに出発して180qくらい?! で飛ばせば、渋滞にも巻
き込まれず3時間ちょっとで到着します。なので今朝は気合いを入れて、5時起きです。ミラ
ノからパルマまでは順調に飛ばして、あとはボローニャのくねくね道を乗り切れば着いたも
同然! といつもの調子でたかをくくっていると、なんだか白いもやがかかってきました。

 嫌な予感が抱きつつトンネルを抜けると・・・
なんとそこは雪景色!! たしかに北イタリアはもうすっかり冬です。毎日セントラルヒーティングで部屋をあったかくしてるし、外にでるときにはダウンが手放せません。でも、トンネルひとつ抜けるだけで、そこが雪景色なんて考えてもいなかったので、もう本当にびっくり。放心状態です。でも、この雪のおかげで9時半にの到着予定がお昼になってしまいました。冬のボローニャ越えはキツイ、と聞いてはいましたが、11月でこれだと先が思いやられます。
 
   
Posted at 14:16/ この記事のURL
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行列のできるパン屋さん  2004年11月10日(水)
 うちの前には、毎朝長蛇の列ができるお店があります。順番を待つなんていうまどろっこし
いことが苦手なイタリア人なのに、珍しいこともあるもんだ、何屋さんなんだろう・・・と看板
を見てみるとpaneの文字。わたしはイタリアのパン、とくにトスカーナの塩なしパンが苦手
なので、ここでおいしいパンに出会えるなんてと期待に胸をふくらませ、でも早起きができな
いばっかりに、お預け状態のまま今日の今日になってました。
 
 それが、ついに今朝・・・・。朝ベッドのなかで「そろそろ起きなきゃなぁ」とまどろんでると、「パン屋に行ってくるねー」と玄関から友達の声が。昨日から泊まりにきている友達には、そのパン屋さんの自慢はしていたので、きっとはりきって早起きしたんだと思います。せっかくだからとわたしもベッドから抜け出してコーヒーの準備をし、待つこと30分。
帰ってきました! でもなぜか手ぶらで浮かない顔。ミラノは物価が高いので、パンがめちゃ
めちゃ高くて買えなかったのかなぁと尋ねてみると「そんなんちゃう!」と怒ってます。よくよく
聞いてみると、じつはそこはパン屋さんじゃなくって、お金を払ってごはんを食べることができ
ないひとのための、公共の施設だったんです。

 イタリア語のできない友達は最後まで、状況が理解できずごはんをもらう直前まで並んだ
みたいで、かなりへこんでました。彼女が見た食事のメニューは、パンにハム、そして袋いっぱいのフルーツと、かなり充実したものだったみたいです。さすがキリスト教徒の国、慈善活動がしっかりしてます。でも、自分で並ばなくって良かった・・・。


 
   
Posted at 14:02/ この記事のURL
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今日は水曜日  2004年11月03日(水)
 朝からメルカートに行ってきました。メルカートはイタリア語で市場の意味で、たいていどこの街でも週に一回だけ、市がまわってくるんです。ミラノで有名なのは、毎月最終木曜日のナヴィリと第3土曜日のブレラ! どっちも骨董や雑貨が中心で、とってもお手頃な値段でアクセサリーがゲットできます。今年流行ってるアンティーク調のブローチなんかも500円くらいで買えますよ。あれって東京のセレクトショップでは1万円は下らないと思うんですけど、それを考えると、あぁ東京で暮らすって難しい…と切ない気持ちになってしまいます。
 
 それはさておき、そんな素敵なメルカートがあるにもかかわらず、わたしが一番好きなのはうちのすぐ前に毎週水曜日に立つメルカート。新鮮な野菜やチーズ、プロシュートなどがこれでもかと言わんばかりに並んでいます。


 今日はつやつやのブラウンマッシュルームを山盛に買ってきました。こっちのひとたちは、生でぱくりと食べてしまうんですけど、わたしはちょっと苦手です。今晩は、ルッコラサラダのうえに、オリーブオイルとバジリコで炒めたマッシュルームをたっぷりのせていただきます!
 
   
Posted at 16:37/ この記事のURL
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耳のかたちをしたパスタ  2004年10月27日(水)
 朝起きると、キッチンにはフェデリカのパパさんがいて、コーヒーのいい香りが漂ってきました。フェデリカのいえでは、朝食と昼食はパパさんの仕事! ママさんは、夏はブドウ摘み、秋はオリーブ摘みetc・・・と朝早くからパートに出かけてしまうのです。
 
 ちなみにパパさんは、50歳の若さですでにリタイヤしていて、ハーブや唐辛子を育てて悠々自適な毎日を送ってます。ママさんも、「子供たちも大きくなったし、今度はわたしが外に出る番よ〜♪」とあっけらかんとしたもの。自分たちだけの生活スタイルってこういうことなんだなぁと、うらやましく感じました。
 
 午後遅くに、ママさんが帰ってきました。今晩の夕食は、プーリア名物“オレッキエッテ”です。Oecchiettaはイタリア語で“小さい耳”の意味で、その名の通り小さい耳のかたちをしたショートパスタです。小麦粉に塩を混ぜただけの生地でつくるこのパスタは、つるんとした口当たりで、パパさんのつくるちょっと辛めのトマトソースと合わせると絶品。このソース、オリーブオイルを大量に使うのでカロリー的にだいじょうぶ? と少し不安を感じたものの、目先の誘惑には勝てません。明日の朝、フェデリカといっしょにランニングをする、ということでよしとしましょう!


マンマがつくるオレッキエッテ。耳のカタチ、わかります?
 
   
Posted at 17:42/ この記事のURL
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