アンモビウム 

2009年05月03日(日) 2時02分


唐突に魅せた 瞳の記憶
横顔はあまりに遠く
陽炎 揺らめく

触れたそばから 曖昧
無機質に冷えた指先が
熱を知らないと物語る
向けられた笑みにすら
静寂しか感じないから

眠る肢体に問い掛ける
目覚めがくるとしたら
貴方は 幸せですか

色付く葉に口付けた
色彩は枯れ 土に還る
ただそれを見つめては
ごめんね、と微笑み
貴方は涙を 流す‥


何一つ掴めないその腕で
かき集めたガラクタ
壊しては積み上げて
一体何を感じるの

愛してほしいなら どうぞ
ワタシの膝で眠りなさい
その目蓋が開かれる頃
世界は貴方を映すから‥



‥‥‥

―不変の誓い―

眼球声明 

2009年04月29日(水) 19時12分



頭が転げ落ちた

廻る視界が愉快愉快

君達の踵が映る

砂煙りが痛い

横たわる後頭部

上下移動の足首

瞬きすら忘れた

干涸びた眼球

ズリズリと抜け落ちて



おめめがないと?
おめめがないと?
おめめがないと?

ギャハハハハハッ!!!

あまりに滑稽で
我等愛おしさが止まりません!


.

狩人の晩餐 

2009年04月26日(日) 3時07分



ねぇ 知ってる ?


逃げ道を失った弱者は
いずれ追い込まれ

喰われる。


逃げれば逃げる程
獣の目はギラ付いて
獲物を捕らえて離さない


アハハハハッ!!!!!


背後の高笑いは
徐々に、徐々に
僕を追い立てて

三日月型の口元に
覗く牙と赤い舌なめずり
唾液が糸を引いて
喉に 喉に

喰らい付くの


「どうせなら一思いに‥」震える足に爪を立てて
振りかざした拳が空気を、裂く

腕なんかとうに
亡くしたくせに。



なぁ 知ってる ?


行く先を失った弱者は
いずれ追い込まれ

狂う。




“弱肉強食”




失うものも失って
孤独に飼い馴らされた者が

本当に
強いのかもしれない。




それならば







いっそ、
喰われるのも悪くない。


そんな、気がした



.

白黒螺旋階段 

2009年04月24日(金) 20時39分


目蓋を閉じる程に鮮明
それが夢であるならいっそ悪夢だと流す事も
出来るのだろうけど。

ノイズ混じりに聞こえる
優し過ぎる声と
裏腹な罵声も
未だに痛みにしか
成り得ないなんて。


たった一人
君が居ないだけ
それだけで
俺の世界はこんなにも
大きく歪んで
色彩を亡くした。

君が笑う度に
深く沈む視界
君が泣く度に
深く揺れる鼓動

未だに。未だに、
君が残した爪痕が
俺を自由にはしない


ねぇ 君は
俺を亡くした君の世界は
今も変わらず
廻り続けていますか.



.

 

2009年04月23日(木) 20時36分



あぁなんて単純?
あぁそれとも
貴方が偉大過ぎるのか

生きる意味に
産まれた理由に
何度問いただしたって
答えなんかいつだって
返ってはこないのに


貴方が生きるこの時代に
貴方が生きたこの世界に
産まれた事を
心から、嬉しく思う

貴方が息を吸う
貴方が笑う
貴方が生きる

俺がこうして
息を吸う間にも
笑っている間にも
生きている間にも

なんて幸せ

貴方の生きる世界だから
貴方が存在する限り
貴方が歌う限り

俺は貴方と共に。


空白が全て
貴方で埋め尽くされる

愛してます。
心から、愛を誓う。



.

残傷の指折り唄 

2009年04月20日(月) 16時56分


空虚の中 眩暈だけが
唯一の正気で
痛む足を 引きずり落とす
冷たい岩の上

途切れ途切れの息を紡いだ
答えは曖昧過ぎる
生きてる事にささやかで良い
どうか許しの光りを


目を塞ぐ先に広がる
まるで夢みたい
優しいだけの季節
例えばそこに花が咲き乱れ息を吹き返す頃
君が微笑む‥





続きはサイトに。

恋四季灰色の庭 

2009年04月16日(木) 2時19分


沈黙の庭
降り注ぐは時の色
両手いっぱい
掴む糸は曖昧

不思議だね
君の居ない世界
まるで顔色一つ
変えずに廻る

寄り添う面影は残像
抱き寄せた熱に浮かされて
疼く身体は独りよがり
ただ君が欲しくて

目を閉じて求めてた
どうかと切に願う
これが夢であれと
ひたすらに祈りを捧ぐ


沈黙の庭
降り積もるは後悔
巡る痛みが
僅かに確か

不思議だね
君の居ない世界
まるで顔色一つ
変えずに廻る

寄り添う面影は残像
抱き寄せた熱に浮かされて
疼く身体は独りよがり
ただ君が欲しくて

握り締めた掌
滑る肌が生温い
これが夢であるなら
ひたすらに愛を嘆く


ねぇ 聞こえてますか
僕は どう見えてますか
君は 幸せでしたか
僕は君の居ない日々に
未だ幸せを見出だせずに
さ迷い続けてます


目を閉じて求めてた
どうかと切に願う
これが夢であれと
ひたすらに祈りを捧ぐ

握り締めた掌
滑る肌が生温い
これが夢であるなら
ひたすらに愛を唄う



君は今何を見てますか‥





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帰せり爪痕の部屋。 

2009年04月14日(火) 3時34分


帰れる気がする‥

足枷を外して踏み出せば
出口の無い部屋
散らばる破片を掻き集め
冷えた頬に寄せる

忘れかけてた痛みと
何処か安堵した心
膝を抱えて眠れば
そのまま深い海底へと

白塗りの仮面を付けて
黒いマントを翻し
小さな窓から飛び立てば
暗闇だってもう怖くない
甘い毒の果実を手に
優しい笑顔の皆様が待つ
不気味な仮面舞踏会へ


帰れる気がする‥
あの、
偽りだらけの安らぎの日々重い足枷の代償に
得た物は何であろうと
帰れる気がするんだ
俺が築き上げたもの
強く確か過ぎる
揺らぎをしらない孤独‥



------------------------
帰れる気がする。

なんて心地良い。

問い掛ける首と静止 

2009年04月11日(土) 18時07分


手を伸ばす度に拒絶
背伸びまかせの意地が
意識を取り繕う
濁す事で目くらまし
迷うのはいつも自分

呼吸するのも億劫で
吐き気だけが鮮明
戒めの記憶が
今も安らぎを許さない

不安定過ぎるもの
不確か過ぎるもの
足元はぎこちなく
力を込める度に崩れ
体温にすら溶けてなくなる
言葉として
聞き取れない声は
ノイズ塗れの雑音
意識を乱すのはやめて
塞いだ耳に届いたのは
存在全ての否定だった

カラカラの喉に染みるのは
這い上がる胃液
ボロボロの布切れで
覆った顔は


―上手に笑えてますか






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お前等なんか大嫌いだ。

.

縋り付く子宮の声 

2009年03月30日(月) 20時18分


黙っていてくれないか‥
毎夜、寝言のように
髪を掻き毟る
目蓋に焼き付く情景が
ぐるぐると
まるで俺を攻める

忘れさせてくれ
吐き出した声は
笑えるくらいにか細い
一体何処まで
溺れ果てた

中指が疼く夜に掴む
空の激情が揺るがす
夢ともとれぬ闇
目を逸らす度に食い込む
痛みすら感じない

安らぎを求めて
頬を寄せた先は
奈落の底



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編集して詩にしよ
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