阪神タイガース優勝と経済と株価 

2005年10月02日(日) 22時39分
阪神タイガースがペナントレースを制しました
にわかであっても、ファンにとっては嬉しいものです
で、これを投資に関連させてしまうのが悲しいところ

其の一:経済波及効果
いったいどうやって算出しているのでしょうか。
クローズドな世界ならまだしも、ヒト・モノ・カネが異動する現在。
たとえば、私は応援グッズをWebで購入しています。
日本シリーズのために福岡のホテルをWebでおさえています。
インターネット経済下では古い経済モデルは使えないのかもしれません。

其の二:阪神電鉄株
8月からの株価推移とバリュエーションから、「明らかに売り」と思っていました。
が、経済マフィアによる大量取得で売りにくくなってしまいました。
取材で直接話を聞くほどに悲しくなる経営陣の会社ですから、よくすることはできるかもしれませんね。
まずは、天然芝の伝統ある大甲子園存続を
村上さん、お願いします

やればできる(タッド・バッジ著) 

2005年09月26日(月) 22時32分
来月、東京スター銀行がIPOするにあたって、適正株価はどれくらいか、を調査・評価をしているのですが、サイトを見てもよくわからないということで、最高経営責任者が書いた本を読みました。

分かったことは
崇高な使命感をもって銀行経営をしている
ことだけでした

ただし、ビジネスパーソンとして、そして何よりも一家族人としての信条と信念にはただただ頭が下がるばかりです。主幹事を勤める証券会社の営業マンがいっていました。
「宣教師だけあってすごい人格者だ」
営業トークもあるでしょうが、Financial Freedomを掲げる先進的金融サービス会社となってもらいたいですね。

結局、経営戦略として新生銀行と何が違うのかよくわかりませんでした。
もしかしたら、分からなくてもいいのかもしれません。
メガバンクをはじめとする百以上の従来型の銀行より進んでいる、ということがわかれば

点数:80点
ジムでバイクをこぎながら読みきってしまいました。
このくらいの本が一番読みやすいです
さて、IPO初値はいくらになるでしょう

考える技術(大前研一著) 

2005年09月25日(日) 23時24分
出たばかりの頃(去年の11月)に購入して読んだのですが、今日地下鉄で向かいに座った人が読んでいるのを見て、読み直しました(本棚の奥で眠っていました

ビジネスパーソンなら誰でも知っている経営のグルです。

自分で「孫子以降4000年の歴史で経営書ベスト50に載っているのではピータードラッガーと自分だけ」と言うのはいかがなものか・・・と思いますが、賢人に学ぶことは多いはずです
マッキンゼーという最高の知の集合体でいちコンサルタントからアジア太平洋地域の会長にまで上り詰めた人がいうことですから、ウソはないでしょう。

感想としては、
どの本読んでも同じだな
です。
企業戦略について学びたいなら「企業参謀」を読めば十分。

点数:50点。次に本棚から出てくるのはいつのことやら

賢者の経験から学ぶ(バリュー投資礼賛) 

2005年09月24日(土) 1時48分
ネット上で活躍されているバリュー投資家の方々のサイトを覗いていました

まずはシンさん
投資リターンもさることながら、本の印税もすごいのでは?
結構保有している銘柄が似ていると勝手に思っています。
まぁ、銘柄探索の方法が同じだから必然ではありますが

次にようさん
メルマガの愛読者でもあります
投資法については一読の価値どころか、写読の価値あり

最後に石坂さん
割安株を実践している方です。
上記お二方はバフェット主義ですが、Greenblattを入れているところは渋い

経験から導き出されるポリシーをもとに、これから四季報最新号を熟読です

投資判断は自己責任で

新たなデフレ? 

2005年09月16日(金) 23時51分
一部のコンビニで清涼飲料水の値下げ要請の話がありました。
今日帰りにコーラと午後ティーを買いましたが、それぞれ147円と157円のまま・・・
まだだったのでしょうか

一部の飲料メーカーは値下げ要求を拒否すると聞きました。
ニュース以降弱含んでいた株価にとって短期的にはポジティブでしょう。

今回のニュースで欠けている点がひとつあります。
モノの価値は消費者が決める
現在は消費者が最強であり、企業にとって最大の脅威となっています。

私はいくら発泡酒などが安くてもサッポロエビス万歳ですし、
北海道限定といわれるサッポロクラシックを航空便で取り寄せたいものです
値段が少々高くても、これらのコクは安いビールもどきでは味わえません

コーラが100円になったから一日に飲む量が増えるとは思えませんし、
安売りしているディスカウント店を探し出してわざわざ出かけて1か月分を買い込もうとも思いません。
コーラ500mlが147円で飲みたいと思ったらそれが価値なのです。

安ければ売れると思って失敗したハンバーガーチェーンがあったように、清涼飲料水を安く売ろうとするアサハカなコンビニの行方が投資家としては楽しみです。

投資は自己判断で。
私はビールはサッポロ、車はスバルが最高だと思っていますが、最高の商品サービスを提供する企業が最高の投資先とは限りません

空売り 

2005年09月13日(火) 6時14分
仕事で空売りをしていた会社が下方修正を発表して暴落しています
「空売り悪人論」はいつの時代にもありますが、
空売りは必要悪
だと私は考えています。
なぜなら、
完全市場状態を作るには空売りの存在が必要
だからです。

株式は
安いと思ったら買い、高いと思ったら売り
です。
価格と価値を均衡させるには買いと売りのバランスが必要になります。
この経済原理を追求するとなると、どうしても売る人が必要になります。
持っていないのに借りてきて売る、という行為は倫理的にとがめられるものがあるのでしょう。
それでも私は売り続けます

ちなみに、私が空売りしている会社を私は愛しています
5年間見続けており、2002年から下落局面で買い続け、2004年に売却しました。
ビジネスモデル、経営目標、スタッフの全てが私のお好みです。
でも、今年夏前から売り続けました。
高い

学生時代に神の見えざる手に感銘を受け、社会人になってから神の見えざる手に翻弄され続けてきました
神になろうという大手ヘッジファンドになるつもりはありません。
せめて神の手に導かれる子羊としていき続けたいだけです

ちなみに、私が売る会社の条件は、
@株価が上るという前提ストーリーがバラ色過ぎる
Aバリュエーションがバラ色ストーリーを前提として価格に織り込まれている
B更なるバラ色ストーリーを語る人がいる
C大手機関投資家が大量保有している(10%以上)
Dバラ色ストーリーの一つでも外れたらストーリー崩壊の可能性がある
です。
売る前に私は同業他社、下請会社、顧客、顧客の同業他社を取材しました。
空売りにはなみなみならぬ努力が必要だと感じました。
ネットでチョロンと簡単にできるものではないですね。

投資は自己責任で

自民圧勝 

2005年09月12日(月) 23時15分
予想以上の大勝でしたね

それにしても、小選挙区と比例代表の両方に出ている方々、リスクとってないですね
私が応援する佐藤ゆかり氏もそうでしたが
比例代表の名簿で上位にランクインされていたら、小選挙区でも死ぬ気でやらないでしょう
オチタラハラヲキル、くらいの意気込みを見せてもらいたいものです

さて、勝った後は何をするのでしょうか
とりあえず特別国会の開催、組閣、そして郵政民営化法案の再提出
ノンビリとはしていられません
既に人口は減り始めている(らしい)のですから

任期が来年の9月まで、いや特例で延長、という議論に意味はありません。
サプライサイドの衰退がおき始めている日本経済に残された時間はないのです。
年末年始返上でセンセイ方にはがんばって欲しいものです
例えば、年越し国会議論、とか
初日の出を全員で国会議事堂からながめるのもいいのでは

社会主義的企業 

2005年09月10日(土) 16時27分
私が務める会社はAクラス(?)のビルに間借りしています。
19階の窓から眺める日比谷公園は四季折々を感じることができてサイコー
でしたが、来週近くのビルに引っ越すことになり、私の部屋は窓がない小部屋となってしまいます

さて、現在のオフィスの上の階に上場企業の子会社があります。
最上階を占拠するこの企業。古き悪しき日本企業の典型であることをこの5年半ず〜っと感じていました。
それは・・・
お昼休みは12時から
12時のチャイムが鳴る(これもAクラスビルを感じさせないところですが)と一斉に社員が外に出ようとします。
3基しかないエレベーターは最上階で大量の社員を飲み込むため、他社の人たちはこれを回避するために早めに外出しなくてはなりません
恐ろしいことに、12時ちょっと前からエレベーターを上に呼び込み、自分達がスムーズに下に降りれるよう停めている感じまでします

生産現場とちがい、フロントオフィスやバックオフィスは人間が仕事をします。
12時にこだわらず、キリがいいところで昼食に出たほうが、時間効率もいいはずです。
おそらく40年以上前からこの仕組みでやっているから変わらないのでしょう。
資本主義至上主義を唱える私には理解できません
旧ソ連の国営企業はこんな感じだったと聞きます。
官僚主義、形式主義にこだわる企業の一面は意外なところで見られるものです。

旧ソ連の国営企業はソ連崩壊・市場主義化の流れの中で消えさりました。
この上場企業子会社はどのようになるのでしょうか。
それを見届けることなく、次の3連休にオフィス引越です。
連休前に自分の資料をダンボール詰めするために今から休日出勤です

リクルートという奇跡(藤原和博著) 

2005年09月07日(水) 0時02分
リクルートがIPOするとの噂がずっと株式市場で流れています。
おそらく情報・サービス担当の私が見るんでしょうね。
ということで予習を始めるために買いました

リクルートという企業をはじめて知ったのは今を遡ること16年前。
高校生のときにアルバイトをするのに本屋で立ち読みした「FromA」でした
か〜かきんきんか〜きんきん
で火星人と金星人がCMでニョロニョロしていました

次にリクルートを意識したのは世にいう「リクルート事件」でした
なぜこんな事件がおきたのか、世の中を知らない私は理解できないままでした。

今、飲食をするときはグルナビとホットペッパーを読み、木曜日にはR25を街角で手に取り、旅行にいこうとじゃらんを買って、結婚となるとゼクシーを買う
身の回りにリクルートがあふれています
いざIPOとなると収益性と成長性を評価するのでしょうが、リクルートの本質は
ひと
につきます。
いまでもリクルートマンシップは息づいているのでしょうか

点数:100点
不確実性に満ちたこの世の中で企業経営に何が必要なのかを感じ取れます

アイ・アールその2 

2005年09月06日(火) 6時35分
IRも人の子ですから、組織内で隔離されたりもします
いま思えば、2003年3月期の大手銀行にはIRの取材をする意味がありませんでした。
中間発表後の取材で聞くことはひたすら不良債権処理費用について。
「大丈夫です」
「引当は十分なほどしています」

通期決算でボロボロになり、1兆円も増資したり、公的資金をぶち込まれたり、とその後の顛末はご案内のとおりです。
彼らはうそをついたのではありません。
正確な情報を握る部署、そして経営陣から隔離されていました。
「無理そうです」
なんていえませんよね。
株価が暴落しちゃいますから(しましたが

さて、先日、とある金融機関のIRから電話がありました。
「うちの社長が、”うちの株価が上らないのはIRのせいだ”といわれまして・・・」
「率直な意見を伺うお時間をいただきたいのですが・・・」

わざわざ時間をいただかなくても、答えは簡単
「そんなことをいう痴れものが社長だから」
株価を自分の立てる戦略そして業績の稚拙さであることを認識せず、IRのセイにするなんて最低です
こんな会社でIRは絶対にしたくありませんね
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