プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:vaeprozwydtjxt
読者になる
2010年07月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Yapme!一覧
読者になる
林信行がMacで「ATOK」を使うワケ / 2010年07月23日(金)
 最新バージョンの「ATOK 2010 for Mac」で強化された主な機能は、「英語入力支援機能」「校正支援機能」「Mac OS X連携機能」、そして「Webサービス連携機能」らしい。

【拡大画像や他の画像】

 しかし、日本語入力システムにとってそれらのことはいわば“二の次”。ATOK 2010 for Macで本当に注目すべきは、機能の多さではなく、何よりもその質の高さだ。いくら便利な機能がたくさん並んでいても、そもそも一番大事な要件である「文字を快適に入力すること」が満たされていなければ、結局のところ使う機会は減ってしまう。

 この「快適さ」の点から見て、ATOK 2010 for MacはこれまでのMac用ATOKの中でも、おそらく最も引き締まったATOKだろう。例えばスピード。最新のMacとSnow Leopardとの組み合わせでは、日本語入力時のもたつく感じはまったくなくなり、とても軽快に文字が入力できるようになっている。

 2009年モデルであるCPU動作クロック2.8GHzのMacBook Proで使っていても、モードの切り替えや連想変換をはじめとする特殊変換機能はもちろん、パレットや設定パネルもほんの一瞬で呼び出せる。なんだか物足りないくらいだ。そしてこれだけの軽快さを実現しつつ、以前のATOK同様に、物足りないどころか多すぎるくらいの機能を用意している。

 手書き文字入力から顔文字パレット、お気に入り文書入力、校正、多種多様な辞書・事典の利用とさまざまな機能があるが、その中でも特に筆者が愛用している機能を優先的に紹介しよう。

●新機能以上にこれまであった機能の快適さがうれしい

 まずは連想変換だ。何か文章を書いているときに、画面に単語を打ち込んだ後、しばらく手を止めて思索にふけることがある。すると画面にはふわっと「連想変換」の文字が表示され、またしばらくするとふわっと消えていく。ここで指示にあったcontrol+Aのキーコンビネーションを押すと、関連語が画面に表示される。

 例えば、豪華なゲストを集めて開催するパーティーの招待状を書いているとき。ゲスト紹介の文面に「有名」や「高名」が続いてしまったので連想記憶を呼び出す。すると、すぐさま「名うて」「名代」「人気」「人望」「徳望」といった言葉が表示される。これらの語を見つめているうちに、ほかに呼ぶべきゲストを思いついたり、会の名前を思いついたりもする。

 紙とペンの時代には、紙の余白に思いついた言葉をいろいろと書いては、そこから視野を広げることができた。ATOKの「連想変換」という機能は、時々それに近い効果をもたらしてくれる。連想変換時だけではないが、辞書を参照してすぐ本来の意味にあたれるのも便利な機能だ。

●ギアを切り替えながら文字入力

 もう1つ、このATOK 2010になってから始めたことがある。それは「推測変換」と「通常変換」の切り替えだ。出張などで時間が取れずメールの返信が滞っているときに、後からまとめて似たような文面を何度も書くハメになることがある。例えば、

 「来週ですと27、28、30日なら予定が空いています」

といった文章だ。こういうとき、推測変換機能は前のメールで書いた空き予定の日付を覚えておいてくれるので、一通一通文面を変えながらも、前のメールと同じ情報を少ない手間と確認で入力し直すことができる。また、最近はiPhoneやiPadで文字を入力する機会が増えたため、それらのデバイスで電子メールの文章を書いているときは、推測変換があるほうが便利になってしまった。

 とはいえ、きちんとした原稿を書くときには推測変換がわずらわしい。そんなときはcontrol+shift+Iのショートカットで、まるで車のギアを切り替えるようにモードを切り替えられるのがうれしい。もちろん、これは以前のATOKならできたことだが、より快適さを増した今度のATOKでは、クラッチオイルが充填されたようにギアチェンジが楽々できるようになった。

●細かなブラッシュアップで快適さをアップ

 ATOK 2010 for Macを使い始めて、私に起こったもう1つの変化がある。なんと英語入力時にもATOKを使う機会が増えたのだ。その理由の1つが英語の推測変換機能で、長いつづりの英語を最初の数文字打っただけで(スペルミスもなしに)入力できてしまうのがなんとも便利なのだ。

 日本語で原稿を書くときには、推測変換をオフにしないと、思考がそちらに引っ張られそうな気がするが、1単語あたりの打鍵数が多い英語だと、通常の文章を書くときでも推測変換を使えたほうが便利なことも多い。

 ところで、英語入力といえば、たまに英語モードに切り替え損ねて「いんてrねt」のようにタイプしてしまうことがあるが、そんな時でも「英数」キーを2連打すればきちんと「internet」に直してくれる。こんな細かな気配りもブラシュアップの1つにあげていいだろう。

 このほか、ATOK 2010ならではの新機能について知りたい読者のために、筆者が特に気に入っているものを挙げておこう。

 ATOK 2010 for Macの目玉機能として、Mac OS X連携機能とWebサービス連携機能が挙げられる。前者はiTunesの曲名やアーティスト名、アドレス帳の名前などを参照できるというもので、珍しい名前の友人が多い筆者としては、住所録との連携はうれしい機能だ。

 一方、それ以上にうれしいのが8カ国語に翻訳できるWeb連携の翻訳機能だ。筆者はTwitterのプロフィール(@nobi)にも数カ国語を話すと書いているが、それのおかげでたまにいろいろな国の言葉で話しかけられる(つぶやきかけられる)。

 しかし、普段使っていない言葉では忘れてしまっている単語も多く、最新のデジタル用語なども何と訳すか分からないことが多い。そんなときこの機能が役に立つ。なお、長文の日本語を入力して、文章をまるまるほかの国の言葉に翻訳することもできるが、文章が長くなればなるほど誤訳になる確率は高くなる。ある程度、外国語に精通していて、他国語に訳しやすい書き方をすれば、それなりの精度が得られるそうだ。

 いずれにしても、これら豊富な機能を存分に活用できるのは、そもそもの「ATOK 2010 for Mac」が根幹部分でブラッシュアップを図り、これまでにない快適さを手に入れたからにほかならない。【林信行,ITmedia】

【7月22日18時45分配信 +D PC USER
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100722-00000088-zdn_pc-sci
 
   
Posted at 06:39/ この記事のURL
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
 
 
Powered by yaplog!