仙台市長選

April 07 [Tue], 2009, 17:45
19日に投開票される石巻、登米、栗原、東松島各市長選などの「ミニ統一地方選」を皮切りに、県内は衆院選や知事選、仙台市長選といった重要選挙が目白押しの「選挙イヤー」を迎える。だが、最も注目度が高いとされる仙台市長選(7月12日告示、同月26日投票)の見通しは混とんとしたままだ。タクシー券の不適切使用問題や副市長の突然の辞任など逆風にさらされる梅原克彦市長は、選挙まで4カ月を切った現段階でも「続投」の意思を明らかにしておらず、周囲はかたずをのんで市長の「進退」を見極めようとしている。【高橋宗男】

 ◇タクシー券問題で窮地
 「明日、明後日が当面の山場」

 仙台市議会の関係者は7、8の両日に開催する全議員による議員協議会を指し、こう指摘した。

 市長はタクシー券問題に関し、昨年12月の市議会定例会で「すべて公務に使用した」と説明していたが、市監査委員会が3月30日に公表した随時監査結果では、公務以外に使われていた可能性のあるタクシー券が少なくとも63枚あることが明らかになった。

 議員協議会は、市議会での市長答弁と監査結果の食い違いを解明する場と位置付けられる。「これ以上の解明は難しい」との見方も強いものの、「議会による市長へのプレッシャーとなる」と、ある議員は解説する。

 ◇トップダウン手法に疑問符
 梅原市長が初当選した05年7月の選挙では、定数60のうち44人の市議が市長を支援したが、いまや状況は一変した。

 当時、支援に回った議員の一人は「政策的にはほぼ間違っていない。子育て支援など見るべき成果もある」としながらも、「国を動かしてきた元通産官僚としての意識が抜け切らず、議員や職員と上手に付き合えなかった」と、トップダウンの強引な手法に疑問を投げかけた。

 周囲との温度差は、3月中旬の奥山恵美子前副市長の辞任にも表れている。前副市長は、県立高校一律共学化に反対する市長が深夜に県教育委員長を訪問し、手紙を渡したことを批判し、「市長の方法論は認めがたい」と辞任理由を説明した。

 市長の求心力低下の背景に、こうしたわだかまりが根強くあることは間違いなさそうだ。

 ◇再出馬も厳しい戦い
 「梅原市長の市政運営をどう思うか」。市職員労働組合が仙台市民1272人の回答を得て3月17日に公表した市民意識調査では、「評価している」との回答がわずか3・1%にとどまった。「どちらかといえば評価している」と合わせても肯定的な評価は18%。

 「評価していない」「あまり評価していない」の否定的な評価は計63・3%に上り、その差は45ポイント開いている。

 市長は続投の意思を固めた場合でも厳しい戦いが予想されるだけに、周囲の状況を慎重に瀬踏みしているようだ。市長は遅くとも6月の定例議会までには「進退」を明らかにするとみられるが、「市長が(次期選挙に)出馬しないことを前提とした候補者選びも始まっている」とのささやきが、議会筋から漏れている。

毎日新聞

市長変わるの?
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