成満会は太陽が昇る前からの撮影なので照明が必須です。今回使用したLitePanelsProは演色性が高く、フィルターなしの状態で5400ケルビンの色温度なので安心して使うことができました。
撮影に使用した機材はDMC-GH1が2台、レンズ4本、GoProHero、三脚、一脚、リグ、LED照明です。明け方の撮影は移動撮影が主なのでF値が明るい20mm F1.7、14mm F2.8を使い、昼間はGH1のキットレンズである14-140mm F4-5.8、被写体に寄れない時には45mm F1.8のレンズを使用しました。
俯瞰撮影は一脚が大活躍しましたが、カメラを高く上げると当然ながら液晶モニタが見えにくく、また手ぶれも発生するために慎重な撮影が要求されます。
最近は編集ソフトでフィルター処理して手ぶれを軽減することも可能ですが、フィルターも万能ではないこと、CMOS特有の歪みまでは除去できないので、とにかく慎重なカメラワークが必要になります。また、周りに大勢の人がいる中で一脚を使用するときは注意が必要です。一脚の足を地面につけて使うと周りの人に押されたりした場合にカメラが大きく揺れてしまいます。押しくらまんじゅうになりそうな場合はショルダーバッグに一脚の足先を引っ掛けて使うことをお勧めします。安定性は地面につけた方がいいのですが、周りの人に押される危険性を考えるとショルダーバックを利用する方が安心です。
一眼タイプのカメラは両手に構えて撮影しても手ぶれが目立ちます。私はこれを解消するために重り付きのリグを使用しました。カメラと同じくらいの重さの重りがリグの後ろに付いているものです。これを肩に担いで使用するとやじろべいのように重さがつり合うので、究極的にはカメラから手を離しても撮影できます。ステディカムほどではありませんが安定した撮影ができ、手が自由になるので設定を変えながら撮影しても安心感があります。
移動撮影時の装備はカメラ2台にリグと一脚、ショルダーバックには交換レンズと予備バッテリーを入れていました。一脚は自立できないので一時も手を離すことができません。これが意外とストレスなんですね。なので一脚とリグにはショルダーベルトを取り付けて、使っていない時は肩からさげられるようにしました。三脚は駐車場の車の中に置き、駐車場の近くでの撮影があるときに車まで取りに行き三脚を持ちだして微速度撮影とスロー時の撮影に使用しました。
いつも思うことですが、ひとりで持ち運べる機材の数には限りがあるので、どの機材を持って移動するのかいつも悩みます。あれこれ持っていけば安心なのですが、移動が多いと疲れますし、機材を交換する間に撮影チャンスを逃すことにもなります。
この撮影後、マンフロットの自立できる一脚を注文しました。高さが2mにもなるので多用途に使えそうです。これで少しはぐらつきが解消されればいいなあと思います。
撮影はスローで使うことが前提でしたので1280×720 60pで撮影しました。カメラの設定はシャッター優先です。一脚を使った俯瞰の撮影ではカメラまで手が届かないですし、シャッタースピードは100を維持したかったこと、露出はカメラまかせでも編集でなんとかなることを考えてのことです。
Gopro Hero HD は水行のシーンと冒頭の微速度撮影で使用しました。この日は良く晴れていたので動画もきれいに撮れて良かったです。
最後のスローは
Twixtorで処理しました。撮影段階からスローにするつもりだったのでシャッタースピードを1/1000に設定しました。撮影済の水しぶきをコマ送りで見てみるとシャッタースピードはもう少し速くすればよかったと思いました。AVCHDでは水しぶきがモザイクノイズになってしったので、DMC-GH3を手に入れたらNINJAで記録したいなあと思います。
今回の撮影での反省は被写界深度の浅い映像を生かしきれなかったことです。リグを使うよりもステディカム:GLIDECAM HD-1000を使用した方がよかったかもしれません。ひとりで運用する機材には限りがあるのでよーく考えてみないといけませんね。