学園日和 7

October 31 [Thu], 2013, 17:47

こうやってまた君の顔を見れるだけで幸せなのに……

また手に入れようとするなんて私はよほどの欲張りなんだね……

………………………………………………………

「副会長。あの僕もう一度言いますね?生徒会に入りませんよ?」

栗色の髪の毛の男の子の隣をずっとくっついている人は顔面を殴られた。

「妹子ぉ。そこをなんとか」

「なんで僕にそんな執着するんですか?他にも生徒会に向いている方たくさんいるでしょう」

「妹子が好きだから」

「は?」

太子は照れながら妹子の顔を見た。

「妹子のこともっと知りたいから!昔の妹子のことはたくさん知ってるけど、だけどだけど今の妹子のことは全然知らないっ!わ、私はいつもいつも妹子の一番の理解者でありたいっ!」

そういうと太子は俯いた。とうの妹子はただぼんやりとしているだけだった。

何秒かの沈黙を破ったのは妹子だった。

「あの、僕の幼馴染ですか?それだったらすいません。僕引っ越しばかりしてたから小さい頃の友達はよく覚えてなくて……」

「あ、え、あ、、うん。そ、そうだ。昔、ほらよく一緒に遊んだけどなぁ。覚えてないのか?」

太子はうまくごまかした。

(妹子がどんなに頑張っても前世のことを思い出すなんてむつかしいのかなぁ)

………………………………………………………

「妹子はさぁ、隋にいってよかったと思ってる?」

「なんですか、唐突に!」

「うーん、なんでだろ」

「は?……。で、でも……、まあよかったと思いますよ……」

「なんで?なんで?」

「そ、そりゃ、貴方と会えたからじゃないですか……」

「え?なんて?」

「もう、うるさい!このばかっ!」
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