お見送り

June 07 [Mon], 2010, 19:30
これの続きとなっています。
そこはかとなく、腐向けです。














7:30
貴羅が家を出る時間になった。
俺は貴羅を玄関まで見送るのが日課になっている。
いつもならアイツに「行ってらっしゃい」と言えば終わるのだが、

今回は少し違った。



「行ってきまーす」
「気をつけろよ」
これまではいつもの会話。
違うのはここからだ。

「・・・・・・・」
いつもならもう外にいるはずの貴羅が、まったくその場から動こうとしない。
「どうした?」
気分でも悪くなったのかと、最初は心配した。
しかし、そんな俺の心配は無用の物だった。

貴羅はイタズラを思いついた子供のような笑みを浮かべてこう言った。


「行ってらっしゃいのチューして



ついにイカれたか・・・・・。


頭のネジが1、2本ほどとれているとは常日頃から思っていたがここまでとは・・・・・。
呆れを通り越して同情の念さえ生まれてくる。

「なぁ〜・・・・露理〜!」
「だが断る。」
「ひでぇ・・・・・。」
何故そんな恥ずかしいことがサラリとした梅酒のように言えるんだ。
あ、お酒は20歳になってからだからな。

未だににブツブツ言っている貴羅を一喝して黙らせる。
よく見ると貴羅のネクタイが少し緩んでいた。

「ネクタイくらいちゃんと締めろ。みっともない。」
俺がそう言いながらネクタイを直すと、貴羅がいきなり抱きついてきた。
「俺、露理のそういうとこ好きー!」
「苦しいから離れろっ!このバカ!!////」
今の俺の顔はトマトみたいに真っ赤なんだろなと思った。

しばらくしてから貴羅は俺から離れた。
どこか満足したような、それでいて物足りないという顔をしていた。

「んじゃ、もう行こうかな〜」
貴羅はそう言って後ろを向く。

「ちょっと待て!」
「ハイッ!!」
俺が命令すると、貴羅はビクッとなって止まった。
こっちの方は向いてくれなかった。



「忘れものだ」


唇が重なったのは、ほんの一瞬だった。
顔が離れると、驚いた顔の貴羅と目が合う。
俺は居た堪れなくて貴羅に背を向けた。

すると今度は後ろから抱きしめられ、耳にキスをされた。
顔に熱が集まる。


「行ってきまーすっ!!」
さっきとは全然違う元気な声と、勢いよくドアの閉まる音が聞こえた。









___素直になれないのはアナタが素直すぎるから_____









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
遅すぎるだろ!!
スローペースにマイペースに行き過ぎた!!!

つーか背景が黒すぎて文字が見えにくい!!
いつか背景戻すかもしれません・・・・。
失敗した・・・・。
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小説ブログです。駄文しか置いてませんが・・・。
オリジナル書いてますが、現在ほぼ版権BL小説で埋め尽くされております。観覧のさいは十分に気を付けてください。



右√を愛し過ぎて兄に「お前人生やり直してこい」と言われた俺が通りますよ〜!
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