全開!!ダメ〜〜〜ンズ!!・4 

2016年05月29日(日) 8時00分
全開ダメ〜〜〜ンズ




透明「和重くん少し君の木人図を視てみるから、

   じっとしておいてね

和重「

透明「ほ、ほらスポンサーとか見つけられるか

   視てみないといけないから


和重「なるほどそういうことですか

   了解っす



そう言うと、大人しくなる和重くん・・・。

さてと・・・



透明「(そろそろ、姿を現してくれませんかね)」

和重「・・・・・。」


ダメか・・・完全に隠れている・・・

こうなったら

私は、和重くんにわからないように、机の下で印を組む



透明「(オンバサラ・・・・。)」

わかったわかったそれ以上はするでない

透明「(やっと出てきてくれましたね)」

致し方なかろう



和重くんの背中から、ゆっくりと出てきたその者は、

視るからに胡散臭そうな奇抜な格好をしている・・・。



透明「(あなたですね和重くんがここまで変わってしまった

    原因をつくったのは
)」

いやいやそうではない

透明「

我は、この者の心からの願いを聞き届けただけのこと

   本来、この者は色々なシガラミから解放されることを

   望んでいたのだよ


透明「(確かに、そうかもしれません・・・彼の境遇や

    置かれた立場を考えれば、逃げたくなることも

    あったかもしれません
)」

で、あろう

透明「(しかしあなたは、そんな彼の努力を不意にし、

    彼の弱みに付け込んだ
)」

まったくそこまで言うかね

透明「(事実ですあなたにそんな権利は無いでしょう)」

いいやある

   彼は、私に望んだのだよ自由になりたいと


透明「(お前、何様だ人の人生を無茶苦茶にしておいて、

    全てを和重くんのせいにするというのか
)」

何様か・・・そうさなぁ〜

   聞いて驚くが良い私は、お前たちの言うところの

   神様だぞ


透明「




・・・和重くんに取り憑いていたものが、神様

一体どうなってしまうのか






            続く・・・。



   
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全開!!ダメ〜〜〜ンズ!!・3 

2016年05月27日(金) 8時00分
全開ダメ〜〜〜ンズ





透明「か、和重くんそ、そういえば、

   お母さんは元気

和重「・・・・・。」


んっ一瞬、顔つきが変わったぞ


和重「元気も元気正直、俺の考えに一切

   賛同してくれない上に、かなり口やかましく

   言ってくるくらいですからね


透明「・・・・・。」



ありえない・・・やっぱり、別人のようだ

伊那士くんのご家庭は、早くにお父さんを亡くし、

お母さんが一生懸命、伊那士くんと妹さんを育ててきた・・・

女手一つで伊那士くんを大学まで行かせ、

伊那士くんも家庭を助けるため、バイトをしながら、

優秀な成績で学校を卒業した

目の前で母親の苦労を見てきた彼は、就職先も、

お母さんや妹さんを楽にさせてやろうと、一流の企業を目指し、

卒業後は合格できなかった会社に有利になる資格などを取って

再度アタック

見事、入社を決めたのだった


彼の苦労は、私も見てきている・・・真面目で、優しく、

常に母親を気遣う伊那士くん・・・だが、目の前にいるのは、

一体誰なんだ




透明「和重くんこの三ヶ月で・・・一体何があったの

和重「はい別に、何もないですよ

   まあ、さっきも言ったように、気づいちゃったこと

   ぐらいですかねぇ〜

透明「そうなんだ・・・あっそうだ

和重「

透明「一つだけ、確認したいのだけど

和重「なんですか

透明「今、自由になってみて、普段の生活はどんな事してるの

和重「そうですねぇ〜・・・町に繰り出して、クラブに行ったり、

   合コンしたり、仲間とダベッテるくらいですかね


   まあ、そろそろ金欠なんで、何とかしなくちゃいけないと

   思ったわけですよ


ダメだこりゃ・・・

でも、これで何となくわかった

確かに目の前にいるのは、伊那士くんだけど、中身は別人

さて、お仕置きの時間だ






              続く・・・。




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全開!!ダメ〜〜〜ンズ!!・2 

2016年05月25日(水) 8時00分
全開ダメ〜〜〜ンズ




透明「そ、それじゃぁ〜今は何をやっているの

   フリーターそれとも、就活中

和重「えっ何もしてませんよ

透明「えっ

和重「あえて言うなら・・・人間やってま〜す

透明「・・・・・・・

   (や、やばい、目眩が・・・)」

和重「せんせい〜嘘ですよ

透明「ε-(´∀`*)ホッ

和重「今は、自由人です

透明「Σ( ̄□ ̄|||)はい

和重「おれ〜っ気づいちゃったんです

   会社に入っても、他の人間の顔色うかがって

   生きてゆくのって、ちょっと、違うかな〜って

   だったら、若いうちに自由にモノを見て、

   楽しいことを追求した方が、得じゃないですか


透明「で、でも楽しいことを追求するなら、

   お金も掛かるでしょ

   それって、どうするの

和重「何とかなるっしょ

透明「(◎_◎;)・・・。

   (やばい、頭が真っ白になってきた・・・。)」

和重「そこで、先生にお願いなんですが〜

   おれの自由をお金に換える方法ないですかね


ありませんとハッキリ言いたかったが、ここは我慢


透明「お、面白い考え方だね

   で、でも、みんな自分の自由を会社とかに
 
   ささげて、お金をもらっているんじゃないかな


   そう考えると、自由をお金に換えてるんじゃない

和重「ノンノンそうじゃないですよ〜

   俺は、自由のまま、お金を得る方法を探しているんです

   例えば、スポンサーとか

透明「ス、スポンサー

   ということは、和重くん、何か商売を始めるという

   ことなのかな

和重「えっそんなワケないじゃないですか

   商売を始めたら、自由じゃなくなるでしょ


そこになおれ〜〜〜〜〜っ

心の中で、打ち首シーンが・・・


絶対に、おかしい

あんなに真面目で、頑張ってきた伊那士くんが、

ここまで変わるのは、ありえんだろう〜

私は、もう少し伊那士くんを観察する・・・。






           続く・・・。



   
   
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全開!!ダメ〜〜〜ンズ!! 

2016年05月23日(月) 8時00分
全開ダメ〜〜〜ンズ


透明「う〜〜〜〜ん・・・はっ


(またですか・・・はぁ〜っ・・・)


ということで、目覚まし式神がいなくなった

透明先生は、例の如く寝癖も直さないまま

出勤です



透明「ひぃ〜〜〜っな、何とか間に合った〜っ


鑑定の準備を急いでし、何とか予約の時間に

間に合った透明は、少し一息・・・


透明「ごくごくぷは〜っ

   朝から水も入れてなかったから、もうカラカラだよ


鑑定の時間・・・


透明「あれっ来ないなぁ〜

   まあ、少し遅れているだけだろう


10分後・・・


透明「・・・・ま、まあ、誰にでもこんな日はあるよね

   それに、今日は、伊那士 和重(いなし かずしげ)くんだから、

   まじめな彼が、遅れるというのは何か理由がある

   のだろう


15分後・・・


透明「あ、あれっ・・・もしかして、私が時間間違えた

   で、でも、ちゃんと予約表には書かれているから、

   間違いはないのだけど・・・。」


カランカラン


透明「おっ来た来たよかった、間違えじゃなくて


扉を開け、伊那士くんを出迎える透明先生



透明「こんに・・・ち・・・

和重「せんせい〜げんき〜っ

透明「い、いらっしゃいきょ、今日は、なかなか

   個性的な服装だね

和重「そう結構、気に入ってるんだ

   それじゃぁ〜、鑑定おねがいしま〜す

透明「ど、どうぞ・・・



あれれっ伊那士くん、こんなキャラだったっけ

いやいや人は変わるものだこんなことで、

動揺してはいけない




透明「それじゃぁ〜、はじめようか

和重「おねがいしま〜す

透明「そういえば、会社の方はどう

   結構、頑張ってやっと入社できたから、

   毎日、張り合いがあるでしょう

和重「あっ会社、辞めましたよ

透明「はい

和重「先生に、言ってなかったでしたっけ

   会社に入って、周りの人間が口うるさかったから、

   こっちから、辞表を叩き付けてやりましたよ


透明「そ、そうなんだ・・・



おいおいやっぱり、おかしいぞ

たかだか3ヶ月で、これほど人間は変わらんだろう


この三ヶ月の間に、一体何があったんだ



鑑定ファイル100

伊那士 和重(いなし かずしげ)くん


25歳 自由人




スタートです




             続く・・・。





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大切な約束?・28 

2016年05月21日(土) 8時00分
大切な約束28
     

 
最臥「おっとそろそろ時間じゃないかね

透明「あっそ、そうですね

最臥「最初の出会いが、こんな形になってしまい

   本当に申し訳なかったが君たちの師匠が

   生涯をささげて育てた、私の甥っ子と出会えて

   本当に嬉しかったよ


   二人の調整は、半年ほどかかると思うが、

   なるべく早く終わらせて、送り届けるように

   するので、それまで待っていてください

透明「本当に、二人のこと宜しくお願いします

狩理「透明肋骨は大丈夫か

透明「う、うんこの程度は、慣れっこだからね

狩理「お前は、式神を人間と同じように考えてくれる

   数少ない人間だ

   古いしきたりを取っ払い、今を生きる全ての生命に
 
   分け隔てなく心を砕いているお前の生き方は、

   お前の師匠と同じだと我も感じる事ができた

   立派になったお前を見て、誇らしかったぞ

   我は、お前の師匠が亡くなる前に、最臥様に

   調整をしていただいていたことで、主と共に

   この世を去ることはできなかった為、最臥様の

   ご厚意で、最臥様預かりにしていただいた
のだが、

   お前は式神が戻るまで、絶対に無理はするな

   あの二人に我と同じ想いをさせてはならんぞ

透明「狩理・・・

最臥「それでは、透明くん

   また、近いうちに会いに来る

   そのときは、一杯付き合ってくれ

透明「はい喜んで

揚羽「ご主人

六羽「む〜〜〜〜っ

透明「揚羽六羽

揚羽「しばらく、お世話できませんから、ちゃんと

   目覚ましで起きてくださいね

透明「うっう、うん

六羽「む〜〜〜〜っ

透明「わかってるちゃんとご飯食べるから

揚羽「ううっ・・・

六羽「む〜ぅ・・・

透明「だ、大丈夫心配しなくても、お前たちが

   帰ってくるまで、しっかりした生活をおくるから


留鬼「・・・何だか、お母さんみたいですね

透明「だ〜〜〜ぁそこボソッと言わな〜い

   だ、大丈夫だから・・・・・くすっ

   ・・・心配せず、行っておいで

揚羽「はい

六羽「むっ

最臥「それでは、透明くん

透明「はい最臥さんもお元気で



こうして、長い長い午前中が終わった・・・。

そんなこんなで、午後の鑑定を何とかこなし

長い一日を終える・・・



透明「はぁ〜っ今日は疲れた〜っ

   さてと、今日は何を食べる揚羽六羽

   ・・・・・・・あっそっか・・・・。」



少しセンチメンタルな時間・・・



透明「おっと大切なこと忘れてた

   今から、ドン・○○ーテに行って、もう一つ

   目覚まし買いに行かなくちゃ


   ・・・・・もう二つにしておこうかな



次の日・・・お約束の寝坊をした透明先生は、

少し後悔するのでした・・・



透明「ノォ〜〜〜〜〜ゥ〜〜〜〜ッ







               完



   

   
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大切な約束?・27 

2016年05月19日(木) 8時00分
大切な約束27
     

 
最臥「ブログの件は、私が谷津根くんに、ちゃんと

   言っておくから、君は自分の信念に従って

   書いてください


透明「ありがとうございます

最臥「おっと、結構な時間になってしまったね

   時間を取らせてしまい、本当にすまない

透明「う〜ん・・・午後の鑑定まで、もう少し時間が

   ありますから、もう少しお話しさせてもらっても

   いいですか


最臥「君が大丈夫なら



私は、最臥さんに師匠の幼い頃の話や、最臥さんのこと

能力のこと、そしてお母さんのことを色々と聞いていた




最臥「そう言えば透明くんは、いつから超えたんだい

透明「・・・超えし者の話ですか

最臥「ああ

透明「私の発動は、最初は12歳の時でした・・・。

   その時は、師匠が側にいてくれたので、止めることが
   
   できたのですが・・・

最臥「超えし者の力は、ある意味、能力の暴走だからね

   霊圧が身体の中で膨張する現象だから、眼圧も一気に

   かかり
目の色素が薄くなる・・・。

   そのせいで、目の色が一時的に変化するが、下手をすると

   網膜が剥離し、失明ということもある・・・。

   正直、使わせてしまって言う言葉ではないかもしれないが

   超えし力は、使わない方が良い


   君の寿命や色々なものを、簡単に奪ってしまう、恐ろしい

   力だからね

透明「わかっています私は最初の発動で、片目の視力を失いました

   それ以降は、この力に頼ることは殆どないですし、今では

   かなり制御もできるようになってきています

   元々は、封印しているのですが、頭に血がのぼるとどうにも・・・

   まだまだ、修行不足ですね

最臥「いや本当に申し訳なかった

透明「全然、気にしないでください

   最臥さんの気持ちも、師匠の考えもわかりましたから

最臥「ありがとうところで、君にひとつ提案があるのだが

透明「

最臥「君の式神たちを、少しの間、預からせてくれないか

揚羽「なっ

六羽「むっ

透明「そ、それは、どういうことですか

最臥「多分、君は式神の鬼智(きち)を使えないようにする為に、

   わざと、現代の言葉を使わせるように調整をしている

   のだよね

透明「あっ

揚羽「ど、どういうことですか

最臥「こちらの六羽くんは、違うと思うが、黒揚羽くんは、

   鬼から式神に転じている・・・。

   本来であれば、鬼の智慧・鬼智を使えるはずだ

   鬼智は、強力な力を有した鬼の祝詞言霊の力

   黒揚羽くんの本来の能力をもってすれば、狩理にも
   
   匹敵する力を持っていたはず・・・。」

揚羽「えっえっ

透明「・・・・・。」

最臥「その力を封じる為に、現代語しか使えないように

   調整したのは、黒揚羽くんを守る為だね

狩理「なるほど・・・我とは違うとは思っていたが、

   古語を忘れさせていたとはな

揚羽「ど、どういうことなんですか

留鬼「式神は、本来命を賭して主人を守ることが契約条件

   含まれている
 
   その場合、自らの魂を生贄に鬼智を使い敵を討つ力

   つまり、自己を犠牲に相手を屠る力もある

   ということなんだよ

揚羽「ご、ご主人

透明「うっ・・・で、でも、ほら

   今の時代、そんなことしなくても、何とかなることの方が

   多いじゃない

   ま、まあ、調整していることは本当のことだけど

   正直、上手く調整できてない気もするから

   ・・・ハハハッ

最臥「黒揚羽くん君のご主人は誰よりも君たち式神のことを

   大切にしてくれている良いご主人だということだよ

   それに・・・。」

透明「さ、最臥さんも、もう

狩理「はははっ黒揚羽ヤツが、お前の名前をちゃんと呼ばんのは、

   黒揚羽という名で縛らないためだ

揚羽「

留鬼「私も、不思議に思っていましたが、そういうことでしたか

   式神にとって、契約者の言葉は絶対

   それも、名で縛っている以上、その名を呼び命令すれば、

   その願いは強制になる
そういうことです

透明「狩理も留鬼も、もう、いいじゃない

最臥「だがね、透明くん

   式神にも式神の考えがある存在としての意義もね

透明「うっ

最臥「君の式神たちは、君の事を本当に大切に想っている

   こんなことは稀だが、信頼関係すらできているように

   感じられる
・・・どうだろう

   式神に関しては、私の能力の方が長けている

   黒揚羽くんを正しく調整し、本来の力を取り戻しつつ、

   現代の言語を使って生活できるようにさせてあげたい

のだが・・・。」

揚羽「さ、最臥様もし、最臥様の元で

   調整していただければ、私は

   もっと、強くなれますか


最臥「もちろんだ

揚羽「もっと、ご主人の役に立てますか

最臥「ちゃんと、自らを犠牲にしないと約束したうえで、

   能力を使えるようにすれば、きっと

揚羽「・・・・・ご、ご主人し、しばらくの間、お休みを

   いただいても良いですか


透明「揚羽・・・。」

揚羽「私は・・・今回のような、無様な失態は・・・

透明「揚羽怖くない

揚羽「は、はい

透明「・・・わかった私なんかよりも、最臥さんの方が、

   お前をちゃんと調整できると思う

   行っておいで

揚羽「は、はい

六羽「む〜〜〜っ

最臥「おおそうだった、六羽くんも調整させてくれ

透明「む、六羽も

最臥「見たところ、六羽くんは、オーブを集めて個とした

   式神だよね

 
   かなり珍しい式神だが、これほど理にかなった

   式神は珍しい


   言語は使えない代わりに、羽を擦る音で感情を

   表すなんていうのも、よほど強い絆がなければ

   できないことだ


   しかし、残念なことに六羽くんも、本来の力を

   十分に発揮できないでいる・・・。

   この子は、ある意味、ここにいる式神の中で

   一番の能力を有している可能性
がある

   どうだろう六羽くんも預からせてくれないか

透明「・・・六羽お前はどうしたい

六羽「・・・む〜っ

透明「・・・そっか・・・気を付けて行くんだよ

   最臥さん、お手数をおかけしますが、二人の事

   宜しくお願いします


最臥「わかった君の師匠に言われた、助けになるというのは、

   私からすればこれくらいしかできないからね

   責任をもってお預かりさせてもらうよ



そして・・・。




            続く・・・。




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大切な約束?・26 

2016年05月17日(火) 8時00分
大切な約束26
     

 
透明「ブログを止める・・・私のブログは、危険という

   判断をされたということですか


最臥「う〜む・・・私も君のブログを読ませていただいた

   のだが、特に問題は無いし多くの人の役に立っている

   ことは分かっている・・・強いて言えば・・・。

   業界の裏を書きすぎているということなのだが・・・

透明「・・・それって、谷津根ちゃんに言われたことですよね

最臥「おっわかってしまったかさすがに鋭いねぇ〜

   どうにも、谷津根くんは固くてね

透明「わかっています谷津根ちゃんは、私にブログを

   やめるように言ってきましたから


最臥「そうなのかい

透明「ええ

最臥「まあ、あの子の立場からすると、色々なことを

   詮索されると面倒なのも事実だからね

透明「くすっそれは分かっているつもりです

最臥「それでは

透明「それでも私は、ブログをやめる気はありません

最臥「えっ

透明「もちろん、今回の事も記事にするつもりです

最臥「い、いや〜っそいつは・・・

透明「最臥さん・・・私は、この世の中にある全ての事は、

   沢山の人と共有した方が、必ず解決に導かれると

   想っているんです


   禍津代勿もそうですこの情報を知らずに、

   ただその時を待つよりも、一人一人が気を付けることに

   越したことはないのではないですか
その時に

   能力に開花してしまい、多くの人間が力に飲み込まれ

   不幸な結果を招いてしまう・・・観似手というのは、

   極端に生存率を下げてしまう、もろ刃の剣です


   今から気を付けることを、正しく情報として発信できれば、

   少なくとも防ぐことができる事態だと思います

   それは、最臥さんもわかっているんじゃないですか

最臥「・・・・・そうだね・・・だが、

   君の書いているブログをやめて欲しいと思っているのは、
 
   それだけが理由じゃないんだよ


透明「

最臥「君が今回のようなことを書けば、君への不信感や

   反発心を持つ者、信じられなくなる者が出てくる


   人間というのは、自分の想像を超えたものを、

   受け入れるほどの柔軟さは兼ね備えていないものだよ


透明「それは、違いますよ

最臥「えっ

透明「確かに、人間はキャパを超える情報に翻弄され、

   不安や不信感を抱くことがあります

   それは、未知のモノへの恐怖です

   私だって、分からないモノや世界は怖いですからね

   それでも、人間にはそれを上回る好奇心があります

   私はブログで、全てを伝え理由や成り立ちを含めて

   皆さんにわかりやすいように書いているつもりです

   正しい情報は、しっかりとした原因と理由が存在します

   それをちゃんと伝えることができれば、人は恐怖に

   打ち勝ち、好奇心という人間の器を広げることが

   できるのだと思うんです


   それに私は、長い年月をかけてブログを書いてきました

   どんな辛い状況でも、怪我や病気をしている時でも、

   休まず続けてこれたのは

   私を支えてくれる読者の皆さんがいたからです

   読者の方が、私のブログで何かを得て、今日を明日を、

   楽しく元気に進めるのであれば、意味がある


   私は、今回のような突飛な内容のブログを書くことも

   あります

   ですがそれは、ここまでブログを支えてくれた皆さんと

   私の信頼関係があるからこそ書けるものと思っています


   だからこそ、皆さんならきっと、私の想いや情報を

   正しく受け取ってくれると信じています


   ま、まあこちらからの一方的な信頼関係かもしれませんがね

最臥「そうか・・・だが、その恐怖心を持つ者が周りを巻き込み、

   賛同を取り付けようとし、自分の考えを正当化しようと

   拡大してゆくものだったら
・・・

   ネットの世界というのは、そういう世界だよ

透明「くすっいいじゃないですか

最臥「

透明「最臥さんは、私を心配してくれているんですよね

   ありがとうございますでも、平気です

最臥「君は、正しいことをしようとしているのに、批判や中傷を

   受けても平気なのかい傷つくことも多いはずだろう

透明「最臥さんは優しいですね私が傷つかないように
   
   全てを話さないでくれている

   私に対する批判や中傷、それ以外にも、疑いなども含めて、

   全て嫌でも自然に耳に入ってきてしまうので

   全て把握しているつもりです


   ですから、言葉を選ばなくても大丈夫ですよ

   業界的にも、言ってはいけないことも言ってしまって

   いますから、業界の方からの反発もありますしね

最臥「内にも外にも、敵がいても良いと

透明「私は、そんなことを考えたことはないですよ
  
   批判や中傷は、私に興味があるから出るもの

   疑いをもつのは、信じたいからです

   実際に、ブログを始めたころは、そういった批判も

   少しですが、目に見えてありました
 
   でも、今は、そう言った人たちが私を守ってくれている

   どんな人でも、批判や中傷を受けるのは嫌ですから、

   叩かれることは書きたくないのかもしれない・・・。

   でも、その中にこそ沢山の人が救われる情報が入っている

   ことが多いものです

   私がブログを書くのは、人からの中傷を受けたとしても、

   正しく情報を発信し、沢山の人が幸せになれるお手伝いが

   このブログで、できると信じているからです


   それに、最臥さんも言っていたじゃないですか

   ネットで間違った情報が配信されていることが危険だって

   なら、正しい情報を配信すれば、逆に正しい世界を

   作ることもできるんじゃないでしょうか


最臥「・・・要は、ネットも使いよう・・・ということだね

透明「はい生意気言ってすみません

最臥「ふっ・・・。」

透明「

最臥「はははははっ確かに完敗だ

   私のような頭の固い年寄りには、到底考えつかない発想だよ

   確かに、真実というのは、時として人間のキャパを超えて、

   受け入れられない感情を作り出してしまう・・・。

   通常は、頭がイカレタ人間と思われるのは嫌だろうから、

   真実を隠してしまうものだよね

   でも、君はそれを真っ向から受け止めるという・・・。

   これは、谷津根くんが手を焼くはずだ

透明「な、なんかす、すみません

    (で、でも、だ、誰も頭がイカレタ人間とまでは・・・)」

最臥「いやいいよさすが、竜太の子供だ

   逆に私の方はスッキリしてしまったよ




みなさ〜んか、勝手を言ってしまいごめんね

でも、私はブログをやめませんからねぇ〜








             続く・・・。

   

   
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大切な約束?・25 

2016年05月15日(日) 8時00分
大切な約束25
     

 

透明「ネ、ネットってインターネットのことですか

最臥「そう君も使っているだろ

透明「で、でも、インターネットがどうして

最臥「この世の成り立ちは、言わなくてわかっていると

   思うのだが、あえて話をさせてもらうと、

   人間というのは、この地に立ちし時より、

   業徳と神仏との関係性で世界を成り立たせている


   これは、昔も今も変わりがない

   しかし、インターネットの普及から、

   神仏との距離は遠のき、業を簡単に積んでしまう

   者が多くなってしまったのは、事実なんだ


透明「で、でも、ネットの世界では、パワースポットや

   神社・仏閣を検索して出かける人も多くなっている

   から、遠のいたというのは・・・

最臥「そうだね遠のいたというのは少し違うね

   求め方が変わってしまったという方が良いかな

透明「あっ

最臥「古来より、神仏は徳高き者・徳を積もうとする者を助け、

   礼節を重んじ、敬うもの


   神社や仏閣は決して、自らの欲だけを満たす為にある

   場所ではないのだよ

   神と縁を持ち仏と縁をつなぎ、初めて徳を高め、

   この世の理を担うことができる・・・。

   そうすることで、世界の柱は立っていられる

透明「・・・・・ということは、禍津原が収縮するというのは

最臥「その柱が揺らぎ、支えることができなくなれば、

   禍津代勿は、現実に起こり得るということになる・・・。」

透明「・・・・・。

   (う〜む・・・確かに理に適っている・・・でも・・・。)」

最臥「透明くんは、何となくわかっているんじゃないか

透明「えっ

最臥「その為に、君はインターネットを通じて、多くの人に

   徳を積んでもらおうとしているんじゃないのかね




うっそんなことまで知っているんだ



最臥「先ほど、君を試させてもらったのは、君がその管理者に

   なってしまう要素を持っているかどうかを試させて

   もらったんだよ


透明「そうだったんですか・・・それは、師匠の意思ですか

最臥「いいや本当に申し訳ないのだが、私の意思です

透明「

最臥「君の師匠は、私にこう告げたんだ

   私たちの子供は、心身共に熟練したとき、

   必ず禍津代勿に対し各々が何かしらの対応をすると思う

   不幸な境遇を乗り越えたあの子たちは、かならず禍津代勿の

   鍵を担う存在になっているだろうから、その時は助けに

   なってやって欲しい
・・・と。

   もしかすると、竜太は自分が長くないことを知っていた

   のかもしれん・・・

透明「・・・・・。」

最臥「だが、私も胆の小さい人間でね・・・もし、その子供たちが

   管理者側に回ったら、どうすると聞いたんだ

透明「(うっ若干一名、怪しい人物はいるけど・・・)」

最臥「そうしたら、竜太に馬鹿笑いされたよ

   私の子供たちは、決して道を踏み外すことはない、

   あの子達は、人の痛みを人一倍知っている子だからね

   もし、確証がほしければ、その時、透明を試してみればいい

   きっと、義兄さんにもわかると思うよ


   そう言って、優しい笑顔を見せていたよ・・・

透明「(ううっ先生の最後の一言で、えらい目に遭ったじゃ

    ないですか〜〜〜っ

    最後の一言は、いらなかったでしょう
)」

最臥「本当に、すまなかったね

   でも、確信したよ竜太と鈴音の子供たちは

   信用に値するとね

透明「そ、そんなことは・・・それに、買い被りすぎです・・・

   (うううっ・・・若干一名が〜若干一名が〜)」

最臥「ところで、話の続きなのだが・・・。

   ひとつ、お願いを聞いてくれんかね

透明「はい

最臥「実はね、私は占い師以外にも、香港支部長として

   谷津根くんの手伝いをしているんだ

   その内容は、ネットの世界で危険な思想や

   禍津代勿を引き起こす可能性がある、間違った

   情報を正す作業をしているのだが
・・・。

   そこで、お願いなのだが、君が書いているブログ

   これを、止めてはくれないか


透明「ええっ




突然の申し出に、困惑する透明先生・・・果たして・・・。






           続く・・・。

   


   
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大切な約束?・24 

2016年05月13日(金) 8時00分
大切な約束24
     

 
透明「約束ですか

最臥「この話は今回、君を試させてもらった

   理由
にもつながることなのだが・・・。」

透明「

最臥「透明君は、禍津代勿(まがつよなか)という

   話を聞いたことがあるかい

透明「禍津代勿い、いいえ記憶に無い言葉です

最臥「そうか・・・君の師匠は、この禍津代勿と言われる

   伝承を研究していた
・・・多分、いつの日か

   禍津代勿は実現するのではないかとね

透明「す、すみませんその禍津代勿というのは、

   どういうモノなのですか

最臥「君は、禍津原(まがつはら)という場所を知っているかい

透明「はいこの世とあの世の境界線上に位置する

   固有の空間・・・でしたっけ

最臥「その通り・・・この禍津原には、色々な伝承が

   残っていて、よく噂されている終末説に類似するもの

   なのだけど この空間が収縮した時に、

   この世界に大きな影響を及ぼすと言われている


透明「

最臥「例えば、観似手を持つ者が溢れるとかね

透明「

最臥「元々、観似手は、人間が持つ脳の力

   つまり、眠っている部分、使われていない分野が

   目覚めることで発動する能力だ

   そういう意味でも、禍津原が収縮し、この世界に

   影響を及ぼすというのは、人間の脳に何らかの
   
   影響があると認識できる


透明「そ、それじゃぁ、私たちが観似手に目覚めたのも・・・

最臥「いや君たちの能力発動は、この禍津代勿によるもの

   ではない

   君たちは、幼い時に死を身近に体験し、逆にこの禍津原に

   近づいたことで発動してしまったのだと推測できる


透明「そ、そうなんですか・・・

最臥「そして、この現象には古代から色々な伝承があり、

   まことしやかに囁かれていたモノがあるんだ

透明「伝承・・・予言的なことですか

最臥「そうだね君たちの師匠が追っていた伝承は、

   簡単に言えば、この禍津原がこの世に近づき、

   能力を発動させてしまう者が、数多く存在してしまう・・・

   その中で、能力を有する者有さない者の世界が訪れる・・・

   そしてさっき、留鬼が言ったように、その能力を有する者が

   有さない者を管理し始める
・・・とね

透明「・・・で、でもそれはあくまでも、伝承として

   不確定なモノなんじゃ・・・

最臥「あははははっ私も最初は信じられなかったよ

   でもね、あの竜太が・・・君たちの師匠が、真剣に

   私に話してくれた内容なんだよ


透明「あっ・・・・・。」

最臥「あの男は、普段から温和な雰囲気を崩すことはなかった

   しかし、この話をしている時のアイツは、真剣そのもの

   だったんだ・・・。」

透明「・・・・それは、いつ来るんですか

最臥「すまない時期に関しては、正直わからないんだ

   すぐに来るモノかもしれんし、50年してから

   来るモノかもしれんそういう意味では、

   今話すことじゃないのかもしれんが、伝えなければ

   対処のしようもないからね

   ある意味、竜太が生涯をかけて研究していたものだから、

   私などでは計りかねる問題でな

   今は、谷津根くんがその研究を引き継いでくれている

透明「えっや、谷津根ちゃん最臥さんは谷津根ちゃんを

   知っているんですか

最臥「知っているも何も、谷津根くんは、私の弟子だからね

透明「ええ〜〜〜〜〜〜〜っ


こ、この事実が、一番驚いた


最臥「まあ、谷津根くんもかなり手を焼いているようだがね、

   だが、これはあくまでも私の感覚でしかないのだが、

   あることを切っ掛けに、禍津代勿が近づいている気が

   しているんだ・・・。」

透明「えっな、何か、原因があるのですか

最臥「・・・ネットだよ





禍津代勿・・・一概に信じられなかったが、

師匠が研究していた伝承となれば、考えなければならない・・・



次回、禍津代勿とネット世界の関係が明らかに




          続く・・・。




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大切な約束?・23 

2016年05月11日(水) 8時00分
大切な約束23
     

 

最臥「改めて、自己紹介をさせてもらうね

   私は、鈴音、そう、君たちがお母さんと

   呼んでいる妹の兄、そして、君たちの

   師匠である竜太(りゅうた)の義兄にあたる、
   
   最臥という者です


先生の名を・・・間違いない

この人は、先生の親族だ


透明「で、でも、そのお兄さんがどうして

最臥「そうだね・・・先ずは私の身の上話

   しなくてはならないのだけど、良いかな

透明「お願いします

最臥「私は、君たちが通っていた道場の一人息子として

   日夜、修行に明け暮れていたのだが、どうにも、

   才能がなくてね

透明「そ、そんな最臥さんは、観似手を使いこなしている

   じゃないですか


最臥「いやいやいくら観似手を身にやつしていても、

   苦手なモノはあるのだよ

   それに、私は君とは違って、越えし者ではない・・・。

   留鬼は、元は鬼だからね本来の目の色は赤色

   留鬼に狩理を呼び出してもらう形にした為、擬人化させていた

   姿が解けて
、目が赤くなったように見えただけのこと

   だから、私にはそこまでの才能はないのだよ

   私の家は、古くから術者を輩出する名家

   体術心神術呪術・・・色々な面でエキスパートに

   ならなければならない重圧が日々圧し掛かっていた・・・。

   そんな中、父が特殊な能力を有した者を孤児院から

   預かってきたのだよそれが、竜太君たちの師匠だ

   私から視ても、彼はとてつもない才能の塊だった

   砂が水を吸い込むとは、このことかと思うほど、

   全てを柔軟に時間もかからず、吸収していった・・・。

   最初は嫉妬もしたが明るく奔放で、誰からも好かれる

   彼のことを、いつしか私も好きになっていた

   当然、才能が違い過ぎて焼き餅も焼けんかったがねはははっ

   それから、鈴音と竜太は恋に落ち、父も認める仲になって

   いたんだ

   だがその当時、家を継ぐというのは、難しくてね

   才能がある彼が鈴音と結婚しようと、やはり血には勝てん

   私は、その時どうしても竜太に家を継いでもらいたかった

   想いがあってな・・・そこで、家を飛び出した・・・。

   正直、無謀も無謀結局つかまってしまったのだが

   私はその時、父にある提案をした

   もし、血を絶やさず家を守りたいのであれば、能力は無いが、
 
   鈴音を当主とし、竜太との子に次の当主を譲ればよい

   そうすれば、きっと我が家はかつて無いほどに繁栄するとね

   そして、もし、二人に子ができなければ、私が戻ることを

   約束して家を出たのだよ


透明「そんなことが・・・。」

最臥「その後、人知れず家を出た私は、知り合いの伝手を使って、

   香港へ行き、占い師として仕事を始めたんだ

透明「えっ

最臥「はははっ君と同じだね

透明「それじゃぁ〜、術師として仕事をしていたのでは

最臥「あれは、留鬼が勝手に作ったこと気を悪くさせて

   しまい、申し訳ない
・・・もちろん、占い師として、

   君のように少しは能力に頼ることはあるけど、

   手を染めるようなことはしていないから安心してください

透明「くすっ今の最臥さんを見ればわかります

最臥「あははっそう言ってくれるとありがたい

   さて、どこまで話したかな

   そうそうそれから、数十年して・・・私の目の前に

   一人の男性が現れた・・・そう、君たちの師匠だよ

透明「

最臥「彼は、私がいなくなってからも、ずっと私を探して

   くれていたようなんだ
・・・上手く隠れていたつもり

   だったのだがね・・・

透明「・・・師匠は、そういう人です・・・

最臥「そうだねその時、初めて父が亡くなったことを知り、

   家に戻ってきて欲しいと頼まれたのだが・・・私も家を
   
   捨てた身、それに父と約束をしていたのでね

   一生家の敷居は股がないと・・・だから、

   その気持ちに答えることはできなかったんだよ・・・。」

透明「・・・・・。」

最臥「それから、しばらくして鈴音と竜太が私のところに

   数回来てくれてね

   その時だよ君たちのことを聞かされたのは

透明「

最臥「そこで、私は竜太と大切な約束をしたんだ




次回、最臥さんと師匠の約束が・・・。




        
               続く・・・。




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