さて、エイプリルフールも終わったわけですが、スウェーデンはまだまだ4月1日です、これ書いてる時点で。最近日本でも毎年恒例になってきたように(
.orzドメイン取りたいYO!)、スウェーデンでもこの日になるとウソの記事を紛れ込ませる新聞が多いです。というわけで、ここで2つくらい紹介してみます。
Uppsala Nya Tidning
Studentbostäder på slottet (ウプサラ城に学生寮が)
大学の街ウプサラの地元新聞の今年のネタは、タイトルの通りウプサラにある城を学生の住居として提供するというもの。
要約すると、
・ウプサラ城を官邸としている知事のAnders Björckが度重なる改装工事の騒音に堪えかね、自分が引っ越す代わりに城の一部を学生寮にすることを提案
・家賃は月SEK16 000(20万円程度)、家族持ちの学生の利用を見込んでいる
家族用だとしても高いって。
ちなみにウプサラの城は大学の改築中に一部の学部にスペースを貸し出したりしていて、テナントの出入りはわりとあるのではないかと。いずれにせよ、ウプサラらしい四月バカだと思う。ちなみに去年のネタは町の中心部で自転車の通行を有料化、課金はETCでみたいな記事だった。
Sydsvenskan
Italienska forskare fann milslång hemlig tunnel i Lund (イタリアの学者がルンドで秘密の長距離トンネルを発見)
スウェーデン南部を牛耳る大手新聞社からのエントリー。その内容は、中心街に建つルンド大聖堂とそこから10キロ以上東に位置するDalbyという集落とを結ぶ地下通路が発見されたというもの。発掘に参加したスウェーデン人考古学者曰く、
・この通路の存在の真偽に関しては、学者達の間で極めた繊細な問題(なぜだ)として取り扱われていた
・だから発掘したくてもできなかったんだよね
・けど俺定年でもう関係ないから、イタリア人の学者と発掘しちゃった
もし本当だったら全国紙のトップに出るぐらいの大発見。さらには「千年以上閉鎖されていた空間だから新種の生物がいるかも」とか「ルンドと周辺の町を結ぶ地下鉄を作る計画があるが、このトンネルはもってこいだ」などなど、識者や自治体からの無責任なコメントの数々が泣かせます。
さて、エイプリルフールネタではないのに、報じられた日が日だけにネタだと勘違いされてしまった記事もありました。
Svenska DagbladetLindex drar tillbaka baby-bikini (Lindexが赤ちゃん用ビキニのリリースを撤回)この新聞社は首都を中心としたスウェーデン中部をカバー。
Lindexというのは北欧の下着メーカーです。ここが乳幼児用のおしゃれ水着を売ろうとしたけれど、「ビキニはセックスアピールを喚起するものであり特に小さな子供にはふさわしくない」という意見が相次いで発売中止になったというもの。
この記事は読者のコメントが書き込めるようになっていて、真面目な意見が書き込まれる一方で「え?これってエイプリルフールだろ?」というコメントも。
エイプリルフールネタでないことは記事のタイムスタンプでわかるんですが、皆さん記事の中のbhという単語(知らない人はイメージ検索で。2段目の一番左で男性がかぶっているやつです)に反応したみたいですね。それにしても、スウェーデンでも掲示板て荒れるんだと感心した次第でございます。
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