映画 『真空地帯』 を見てきました。 重い映画でした。
野間宏の小説を 新星映画が製作し、山本薩夫が監督したものです。
1952年の作品で、129分の大作です。
日本の軍隊の非人間性を赤裸々に描いています。
音が割れて はじめの軍隊の中の様子はよく聞き取れない部分がありました。
でも、その軍隊内の日常の異常さは、世界に類を見ないだろうということを教えてくれました。
主人公 木谷(木村功)が軍隊の中で、自分を失わないようにしていく様子、親切にしてくれる曾田(下元勉)と言葉を交わす場面ではすくわれるような気持ちを抱いたものです。
営倉に入れられた兵隊が「ヨーロッパで妖怪が徘徊している」という共産党宣言の一下りを語る場面は、すごい場面をあの時代に挿入したものだと驚きました。
先日のNHKの特集で、イラク人捕虜を犬のように扱った場面と、オーバーラップするような感じも受けました。
軍隊というところは、人間性を失うところ、人間性を喪失させて戦場に向かわせるところだと思いました。
元、自衛隊の航空幕僚長の田母神氏の論文の意図するところ、幹部教育の意図するところがわかるような気がしました。
自分たちは 正しいんだ、そういう理念を教え込んで、敵の国に攻め込んでいく。そうでなければ侵略などできません。
出演者は なくなっている方もいますが、今でも映画界で活躍している方も多数見られました。
50数年、映画の伝統を守りながら、日本の民主主義のために努力を重ねて折れれる方々に敬意を表します。
観客の方々も、戦後の高度経済成長を担いながら、今なお、9条の会や映画サークル、文学の会などで活躍されている方々が多数見受けられました。
50数年前の映画が、今なお新鮮に、今の時代を伝えてくれます。 貴重な映像です。
上映に先だって、映画評論家の 山田和夫氏の講演がありました。

1950年前後の 朝鮮戦争をはさんだ時代、 マスコミや映画界がレッドパージの嵐に叩かれ、東宝争議のあと、日本の映画界は 独立プロが いくつもでき、いい映画をたくさん生みました。
監督では、五所平之助、亀井文夫、山本薩夫、今井正、関川秀雄、楠田清、家城巳代治、吉村公三郎、新藤兼人、黒澤明 などがいます。
みんな すばらしい作品を作って 世界に送り出している方々です。
それぞれの作品を見てみたいものだと思いました。
応援をよろしくお願いします!
ここを クリック してください。
野間宏の小説を 新星映画が製作し、山本薩夫が監督したものです。
1952年の作品で、129分の大作です。
日本の軍隊の非人間性を赤裸々に描いています。
音が割れて はじめの軍隊の中の様子はよく聞き取れない部分がありました。
でも、その軍隊内の日常の異常さは、世界に類を見ないだろうということを教えてくれました。
主人公 木谷(木村功)が軍隊の中で、自分を失わないようにしていく様子、親切にしてくれる曾田(下元勉)と言葉を交わす場面ではすくわれるような気持ちを抱いたものです。
営倉に入れられた兵隊が「ヨーロッパで妖怪が徘徊している」という共産党宣言の一下りを語る場面は、すごい場面をあの時代に挿入したものだと驚きました。
先日のNHKの特集で、イラク人捕虜を犬のように扱った場面と、オーバーラップするような感じも受けました。
軍隊というところは、人間性を失うところ、人間性を喪失させて戦場に向かわせるところだと思いました。
元、自衛隊の航空幕僚長の田母神氏の論文の意図するところ、幹部教育の意図するところがわかるような気がしました。
自分たちは 正しいんだ、そういう理念を教え込んで、敵の国に攻め込んでいく。そうでなければ侵略などできません。
出演者は なくなっている方もいますが、今でも映画界で活躍している方も多数見られました。
50数年、映画の伝統を守りながら、日本の民主主義のために努力を重ねて折れれる方々に敬意を表します。
観客の方々も、戦後の高度経済成長を担いながら、今なお、9条の会や映画サークル、文学の会などで活躍されている方々が多数見受けられました。
50数年前の映画が、今なお新鮮に、今の時代を伝えてくれます。 貴重な映像です。
上映に先だって、映画評論家の 山田和夫氏の講演がありました。

1950年前後の 朝鮮戦争をはさんだ時代、 マスコミや映画界がレッドパージの嵐に叩かれ、東宝争議のあと、日本の映画界は 独立プロが いくつもでき、いい映画をたくさん生みました。
監督では、五所平之助、亀井文夫、山本薩夫、今井正、関川秀雄、楠田清、家城巳代治、吉村公三郎、新藤兼人、黒澤明 などがいます。
みんな すばらしい作品を作って 世界に送り出している方々です。
それぞれの作品を見てみたいものだと思いました。
応援をよろしくお願いします!
ここを クリック してください。
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/557


