エイプリールフール相場?と4月1日東京ドル円戦略。 

2010年04月09日(金) 17時18分
4月相場入りとなりました。
目先は本日付の日経新聞記事で、本邦信託銀行が年金基金向け運用で外国株の比率を高めると報じられているように、
新年度入りで日本の機関投資家による外貨建て資産投資フローへの期待感が高まる一方、
注目の米雇用統計の発表や欧米のイースター休暇を控えて、ドル円相場などでは年初来高値水準93−95円に近付いていることから
ポジション調整・手仕舞いの動きに警戒されます。

本日は4月1日ということで一般にはエイプリールフール4月馬鹿、とされる日です。
せめてマーケットには騙されないように気をつけて行きたいと思います。

今後のドル円。
昨晩のドル円の値動きは概ね”ぱっと見テクニカル”で示した節目/焦点を意識した想定通りとなりました。
朝方の日本銀行の企業短期経済観測調査(日銀短観、3月調査)の結果はおおむね市場の予想通り、
若しくは些か企業の景況感改善が示されました。
短期金融市場・無担保コールオーバーナイト金利では引き続き0.10%割れ水準となりそうですが期末を越えて日銀当座預金残高も大幅に減少する筈であり、
不足の無い企業の調達需要が明確になれば日本銀行の資金供給/金融調節の手段がフォーカスされ、日本政府の財政規律まで着目されれば、翻って緩和施策の反転期や円金利の強含みの兆候期を警戒する声も浮上してくるかもしれません。
次回の日銀金融政策決定会合6-7日に向けての報道が気になります。

但し、日本経済が外需依存度が極めて高いだけに、円安基調を背景に、
輸出採算(※)の改善期待が高まっている東京株式市場の足枷となるような急激、
且つ大幅な円高反転は政府にとっても極めて由々しいリスクと考えられ”円高ハンター”を放置することは考えづらく、
急激な円高回帰とした動きには明確な意思を見せる可能性を改めて考えさせられます。