京王、3か月連続で踏切誤進入---遮断機が降りず / 2010年08月07日(土)
京王電鉄は、夜間作業中に警報機が鳴り続けることを防ぐために「踏切装置電源」のスイッチを切ったことが原因で、遮断機が働かないまま踏切を始発電車が通過、誤進入したことを公表した。

高架橋改築工事の夜間作業終了後に、一度は踏切装置の電源を作動させるスイッチを復帰させたが、施工協力会社作業員の「勘違い」で、再びスイッチを切ってしまったという。

判明したのは8日4時53分頃。井の頭線吉祥寺行きの下り始発が三鷹台駅に到着したが、運転士が前方の踏切の遮断機が下りていないことに気付き、運輸司令所に報告。運輸指令所から報告を受けた通信管理所が調べたところ、それより前にこの電車は、三鷹台駅の123m手前にある踏切を、警報も鳴らず遮断機も降りないまま通過していた。

同列車は約5分遅れで三鷹台駅を出発したが、この遅れから吉祥寺駅発の上り始発(吉祥寺〜富士見ヶ丘間)と、富士見ヶ丘駅発普通下り吉祥寺行きの2本が運休した。

同社では「踏切装置電源について、当面は複数人で確認し、一人の思い込みを防ぐ」と、再発防止策を話す。

しかし、同社は6月14日と7月27日にも「勘違い」による踏切誤進入を起こしている。

6月14日は、京王線新宿行き上り普通列車を運転する運転士が、準特急であると「勘違い」して、停車するはずの中河原駅を行き過ぎた。駅から280mほど行き過ぎ、駅から240m先にあった踏切に、列車が乗り入れた。その後の検証で、この踏切を、遮断機が完全に降りる前に通過していたことが判明した。

また、7月27日には今回と同じ井の頭線で、臨時回送列車の運転士が、停車すべき久我山駅を「勘違い」して通過したため、駅から190m先で停車。このときは、運転士も車掌も会社に報告せず、通行人が国土交通省に通報して発覚。その後の検証で、駅の直近にある踏切を、遮断機が降りる前に通過している可能性が高いということが判明した。

この2つの誤進入で同社は30日に、関東運輸局から警告文書を発出され、鉄道輸送の安全確保を求められていた矢先のことだった。

3件の誤進入による負傷者はいなかった。同社は井の頭線には2012年を目処として、「勘違い」があっても列車が自動的に停止する「自動列車制御装置」(ATC)の導入を進めている。

《レスポンス 中島みなみ》

【8月6日21時59分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000052-rps-bus_all
 
   
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どうする? 海外でスマートフォン〜「iPhoneパケ定」香港編 / 2010年08月07日(土)
 ソフトバンクモバイルが2010年7月21日に提供を開始した海外渡航者向けパケット通信料定額サービス「海外パケットし放題」。このたび香港で実際に試してみるチャンスを得たので、利用法などをレポートする。

【画面】キャリア名が表示されているので必ずチェック

 本サービスは、ソフトバンクモバイルが提携する海外キャリアのネットワークを利用する場合に限り、日本時間の0時から24時間分の通信料が定額となるもの。2011年6月30日までは上限1,480円/日、2011年7月1日以降は同1,980円/日となる。動画などを視聴した場合、将来的には別途料金が発生することもアナウンスされているが、現在は普及サービス期間ということもあって利用法にかかわらず一日あたり1,480円までで利用できる。事前申し込みなどは特に不要だ。

 PC数台にiPadにゲーム機に……などWi-Fi同時接続が必要な場合は海外渡航者向けWi-Fiルーターなどのレンタルのほうが料金契約1つですべてを収容できるので便利だが、iPhone1台だけで済ませてしまおうとするならば、キャリアが用意する定額ローミングのほうが追加機器の必要もなく簡単だ。

 香港に到着後、iPhoneの機内モードを解除するとほどなくしてソフトバンクモバイルからSMSが届く。自動接続キャリアを見てみるとSmarTone Vodafoneになっており、SMSの内容も「<ご注意!>海外パケットし放題【対象外】の事業者に接続されました」というものだった。

 香港での定額対象事業者はCSLなので、「設定>キャリア」で検索されるいくつかのキャリアの中から明示的にCSLを選択し、チェックマークが付くことを確認。すると画面左上のキャリア名もHK CSLに変わり、再びSMS着信。今度は「<ソフトバンクより>海外バケットし放題対象の【CSL】に接続されました。待受画面にて接続している事業者名をご確認下さい。接続を維持するため、【CSL】の手動設定をおすすめします。▼設定方法 設定>キャリア」等といった内容となっていた。また、「設定>一般>ネットワーク」にある「3Gを有効にする」「モバイルデータ通信」「データローミング」も忘れずにオンにしておこう。

 このように、注意しなければいけない点としては「(1)海外到着後に手動での設定作業が必要になること」「(2)対象事業者が限定されていること」「(3)定額非対象のキャリアに自動接続されてしまうことがあること」などが挙げられる。

 また、意外に見落としがちなのは、定額算定時間帯が日本時間であるということだろう。たとえば香港は日本標準時より1時間遅れているため、香港の22:30から1時間使っただけでも日本時間では日付をまたいでしまい、2日分2,960円の利用料金が発生してしまう。さらに時差が大きい国や地域に渡航する場合は、日本時間での料金の切れ目に十分注意したいところだ。

 こうした海外パケット定額サービスは、数日レベルの利用であれば現地での定額SIM契約を行うよりも非常に手軽なのが特色だといえる。ただし、設定を間違っているのに気づかないで、定額だと思い込んだままGoogle Mapなどを開いてしまった場合は2円/KB、つまり10MB程度の通信量で20,000円以上の利用額になってしまうため、常に「左上」(のキャリア表示)を気にかけておくことをおすすめする。

【8月6日23時33分配信 RBB TODAY
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000033-rbb-sci
 
   
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相場に関係なく必ず儲かる裏技をこっそり紹介 【CFD考察その3】 / 2010年08月07日(土)
■確実な利益を獲得できる方法

 今回もCFDのシリーズで、「業者間裁定」というテクニックの話をします。
 これはCFDのみならず、FXでもまったく同じことが可能なテクニックで、なおかつこれを読むと簡単かつ確実に儲かりそうな気がするかもしれませんが、実際の所は「言うは易し行うは難し」です。ですが、実際に頑張ってやっている人も存在はしているので、もちろん知っておいて損はないでしょう。

 すでに何度か説明しているとおり、CFDの取引レートは、業者それぞれが顧客である我々一般投資家に対して提示してくるものです。そのため、本質的には同じ銘柄であっても、業者によってレートがわずかに異なっています。この業者間の差は普通は大変小さいものですが、ときおり大きくなることもあります。この大きくなる瞬間を狙うことで、確実な利益を獲得しようというのが基本戦略です。

 仕組みとして同じことは、それなりに豊富な量が流通していて買うことも売ることも容易な商品(ゲームソフトでもルイ・ヴィトンのバッグでも何でもいいですが)についてもあてはまります。こういった商品は店によって異なる買値・売値がついているのですが、よく観察すれば必ず儲かる条件がある、ということです。

 例えば、同一のゲームソフトが、

店A 買取価格 1600円 販売価格2000円
店B 買取価格 2100円 販売価格2500円

 となっていたならば、店Aで買ってすぐに店Bで売れば100円利益が出ます。

 業者間裁定とはそういうことです。一方、取引所での取引(東証の個別銘柄や大証の日経平均先物)の場合は、すべての注文が同一の場に出されるのでこのようなことは発生しません。

■CFD業者固有の事情を逆手にとって儲ける

 もうひとつの前提条件として、CFDではレートの偏りがある、という事実があります。

 例えば日経平均を対象としたCFDで、平常時のスプレッドが5円だとしましょう。普通は、この5円をAsk/Bidの両方にひとしく反映させて、現在値から2.5円上にAsk、2.5円下にBidがきます。

 日経平均の現在値が9500円であれば、
Bid 9497.5 / Ask 9502.5

 ですね。これが標準的な形なのですが、観察していると微妙にずれることがあります。

 少し上にずれて
Bid 9499.0 / Ask 9504.0

 となったり、逆に下にずれて
Bid 9496.0 / Ask 9501.0

 となったりします。
 いずれの場合でもスプレッドが5円というのは変わりませんが、その範囲で微妙に上下にずれるのです。
 仮に上にずれているとすると、買いは実際より高めに買うことになるので不利に・逆に売りは有利になります。

 どうしてこのようになるのかは業者の都合なので正確にはわかりませんが、考えられる理由としては、

・顧客の総ポジションが膨らみすぎて、売り買いどちらか一方に誘導したい事情がある
・統計的に買い注文が多い時間帯や相場状況であるときはレートを上に提示する、などで業者の利益を増やす細工をしている

 といったところがあります。いずれにしても業者固有の事情なので、同時にある業者は上に、別の業者は下にレートがずれることも十分ありうるのです。

 では損益シミュレートをしてみます。
 話を簡単にするために、登場する業者はA、Bの2つで、平常時のスプレッドはともに5円だとしましょう。
 もし、

業者A Bid 9503 / Ask 9508
業者B Bid 9492 / Ask 9497

 というように11円ずれてくれたら、この瞬間に業者Aで売りポジション(9503で成立)、業者Bで買いポジション(9497で成立)を建てるのです。しばらく時間が経ってこのずれが解消したとしましょう。相場自体は仮に9600円まで上がっていたとします

業者A Bid 9597 / Ask 9602
業者B Bid 9597 / Ask 9602

 こうなるのを待ってともにポジションを決済します。すると、

業者A 9503の売りポジションを9602で決済するので 99円の損失
業者B 9497の買いポジションを9597で決済するので100円の利益

 となって、あわせて1円の利益が出ることになります。最初に11円ずれてくれる、というのがなかなか厳しい条件で稀にしか成立しないものですが、そこさえクリアすれば相場自体がどのように動いても利益になる、というのがポイントです。

 また、A、Bのレートが同一になるのを待つのではなく、Bのほうが高くなるのを待って決済することにするのであれば、11円まで広がらなくてもポジションを取ることが可能になります。

 さてこうすると、苦労のわりに1回の取引で得られる利益は少ない印象があると思います。それは確かにそのとおりで、上記のような1円の利益を得るために業者に5円ずつ、計10円のコストを支払うのはばからしいように見えます。ただ、このトレードは相場自体の動きとは無関係に「必ず」保証された利益であることと、CFDは高いレバレッジがかけられることを忘れてはいけません。

 外見上の利益は想定元本9500円に対して1円なので、0.01%ほどでしかありません。もしレバレッジが10倍なら0.1%、100倍なら1%に利益率は上昇します。しかも、CFDには日経平均だけでなく世界各国の株価指数や原油・貴金属などの商品がありますし、FXで同じことをすることだってできます。

 たくさんある銘柄で、どれか1つが一瞬でも乖離してくれれば資金が増える、ということになるとかなりイケるような気がしませんか? もし何かの銘柄でこのようなことが起きるのが週に1回ペース(年間50回)とすれば、年利換算なら数十%が狙える水準、ということになります。

 本当に継続してこの利益率が達成されるならどんなヘッジファンドもかなわないということになりますが、さすがにそんなことはないのでどこかに落とし穴があることになります。

 ではその落とし穴とは何でしょうか? いくつか考えられるものを紹介します。

●落とし穴1:片方のみの約定

 どんなCFD取引でもそうですが、発注したものの不成立になる、というケースは避けられません。業者のWebサイト等を見ると「約定率99%以上! 」といったような宣伝文句がありますが、要は1%くらいは不成立になる、ということです。特に今回紹介したような、偶発的に高くなったものを売る・安くなったものを買う戦法の場合、不成立の確率は平常時よりも高めになるでしょう。

 2つの業者で片方を売り・片方を買いで出して一方のみが約定した場合、すみやかにそのポジションを解消しなければなりません。上記のシミュレーションだと片方のポジションを解消するのに5円のコストがかかりますから、うまくいった場合の利益5回分を一瞬で失うことになります。

 仮に不成立確率が3%だとすると、この失敗による損失だけで利益の15%を失うことになる計算になります。もう少し環境が悪く、スプレッド8円・不成立確率10%とかになると利益の80%を失うことになり、まったく割に合わなくなってきます。

●落とし穴2:乖離が戻らないまま移動

 この戦法は、本来の相場からずれたタイミングを狙って複数の業者で逆向きのポジションを取り、ずれが解消された時点で同時に決済します。その間に相場自体もある程度動くため、一方の口座では損失が発生し、もう一方の口座ではその損失を少し上回る利益が発生することになります。

 落とし穴は、その「ずれ」がいつまでたっても解消せず、そのまま相場がどちらかに動くケースです。その間に、損失の発生している口座で強制ロスカットのラインに達してしまえばその時点で終了です。

 戦法の性質上、なるべく大き目のレバレッジを効かせるのが良いため、この穴にはまる危険も増してしまいます。

■小さい利幅のために努力できるか

 このように、CFDでの業者間裁定は細かい歪みを取りに行くものです。仕組みとしては単純ですから、このような監視を人力でやっていてはあまりにも疲れてしまいます。なのでこの戦術を本気でやるとなれば、専用のソフトウェアを組んで完全に自動で売買する仕組みを整える必要が出てきます。そういう意味では一般の人には敷居が高いかもしれません。

 しかも、上記で説明したように、注文が不成立になる確率をできるだけ低くする必要があります。そのためには、監視を行うソフトウェアをどこに配置するか、も重要な問題になります。

 自宅のPCをつけっぱなしにしてその上で動かすこともできるのですが、それでは通信速度に不満があります。このようなケースでは、大きいデータを流すわけではないので通信容量は問題にはなりませんが、遅延時間が問題になります。

 CFDの注文を受け付けるサーバへの到達時間が1ミリ秒違うだけでも約定率にはそれなりの差が出てくるでしょうから、この点についてベストを尽くすならば、いろいろなレンタルサーバ業者に申し込んでそれぞれにトレード用のソフトウェアを配置し、各CFD業者のサーバへの通信時間を測定して、もっとも有利な条件で取引できる通信環境を持つものを選ぶ必要があります。

 インターネット上における「サーバ間の距離」まで考慮に入れる必要があるというのはなかなか大変ですが、手法としてはだれでも考え付くものですからそういうポイントでしか差がつかないでしょう。結局の結論としては、そんなに楽にもうかる方法はない、という当たり前のことに落ち着きます。

 さすがにそこまでやる人はわずかでしょうし、小さい利幅のためにそこまで努力する気は少なくとも僕にはありません。

 しかし、「その気になればできる」という事実が、CFD業者にとっては常にできるだけ適切なレートを提示する動機になっているというのは重要でしょう。甘いレートを一瞬でも出せばこのような作戦で待ち構えている人にカモにされるわけですから。そういうプレッシャーが、最終的には健全なレート提示とまっとうな投資手段としてのCFDに寄与していることを忘れてはいけないと思います。


(岡嶋 大介)

【8月6日10時0分配信 MONEYzine
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000000-sh_mon-bus_all
 
   
Posted at 06:33/ この記事のURL
同人誌を電子書籍化、iPad/iPhoneに配信 「Circle.ms」から / 2010年08月07日(土)
 同人ポータルサイト「Circle.ms」を運営するサークル・ドット・エムエスは8月6日、同人誌を電子書籍化し、iPad/iPhoneの専用アプリに配信するサービス「emes -えむえす-」で、同人誌の配信受け付けを始めた。

 同人誌の原稿を、専用アプリ「emesCatalog」(10月にAppleに登録申請)向けコンテンツに変換、「iTunesStore」に登録・課金申請するサービス。「自作同人誌を世界に配信できる」としている。

 同人誌の販売価格は作家が決められ、有料配信の場合、初期費用は無料。売り上げの4割を作家に、3割を同社に配分する(残り3割はAppleの手数料)。来年7月末まではキャンペーンとして、作家に5割配分する。

 無料配信の場合は申込手数料が必要だが、12月末までは手数料無料。【ITmedia】 8月6日19時32分配信 ITmedia News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000083-zdn_n-inet
 
   
Posted at 06:28/ この記事のURL
【コラム】刺激策なければ金融危機はずっとひどかったのか? / 2010年08月07日(土)
 当時は認識していた人がほとんどいなかったが、深刻な金融危機は2007年8月に短期金融市場が逼迫(ひっぱく)し、連邦準備理事会(FRB)と欧州中銀(ECB)が対応を迫られた時に始まった。あれから3年。当時分からなかったことで今、分かっていることはなんだろう。

 いくつかの教訓は広く受け入れられている:規制が少なく監督の行き届かない金融システムは経済成長を脅かしかねない。金融機関や金融工学の専門家は、たとえそれが後のトラブルを意味しても、規則が後押しし認めることはする。(当時の)規制はなおざりでなかったにせよ最適でもなかった。好調な時期に、それが永遠に続くとの期待から多額の借り入れをするのは、住宅オーナーにしろ大手銀行のトップにしろ同様に軽率だ。

 しかし、いくつかの見解については、意見が分かれたり、評価されていない。以下3つはその例だ。

政府は危機を防ぐことはできなかったが、さらに悪い結果を回避した。

 ブッシュ前大統領、ポールソン前財務長官、ガイトナー財務長官、バーナンキFRB議長による(そしておおむねオバマ大統領の祝福を受けた)銀行救済や、オバマ大統領の財政刺激策、FRBの市場介入が厳しい批判を受けるのは、国民が効果を疑っている証拠だ。(公平を期すためにまず言っておこう。わたしは自著「In Fed We Trust」で、FRBが恐慌再来の回避で大きな役割を果たしたと書いた)。専門家は、財務省やFRBが救済に際して銀行に甘すぎたか否か、オバマ大統領の景気刺激策でどの程度の効果があったか、その規模や形が適切だったかどうか、議論している。

 本当に大きな疑問はこうした重要な議論の陰に隠れている。それは、政府が今回のような措置を講じなかったら、失業率は今より高く、リセッション(景気後退)はもっと深刻かつ長引いたのか、という疑問だ。

 誰も、「もし・・・だったら」という疑問に確信を持って答えることはできない。また、財政出動の有効性を疑う人を、それが有効だとの前提に立った経済モデルで説得することは不可能だ。

 しかし、われわれは今では、08年終盤に経済が崩壊しつつあったことを知っている。金融市場がどれほどまひしていたか今では詳しく知っているし、一部大手銀の基盤がどれほど腐っていたかもわかっている。FRBがあれほど手を尽くしたのに、デフレのリスクがいまだに消えないことも。

 だから、端的な答えはこうでなくてはならない。「そう、政府が対応を誤っていたら、ずっとひどかっただろう」

納税者への請求金額が最大なのは、銀行ではなくファニーメイとフレディマックだ。

 ウォール街の大手銀行は救済され、相変わらず低金利に乗じてもうけていると大半の人が信じている。その通りだが、多くの銀行は利息付きで納税者への返済を済ませた。これに対し連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は、巨大な住宅ローンポートフォリオが重荷となり、これまでのところ1450億ドル(約12.5兆円)の支援を受けている。プリンストン大学のアラン・ブラインダー教授とムーディーズ・アナリティクスのマーク・ザンディ氏は、新たな分析で、両機関の救済資金が最終的に3050億ドルに上ると試算している。

 これに対し、連邦預金保険公社(FDIC)が破綻(はたん)銀行を閉鎖するために負担する金額は推定710億ドル、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)救済資金が380億ドル、ゼネラル・モーターズ(GM)と金融子会社GMACが290億ドル。そして、納税者が直接投資した銀行については、ゼロないしその銀行が稼ぐ利益というのが両氏の計算だ。

 政府はこうした銀行を国有化しなかった。GM株もいずれは売却するだろう。一方で、住宅ローン市場は「国有化」し、そこから脱する方法はまだ見つけていない。そのため納税者は、ファニーメイとフレディマックに1週間当たり10億ドルを超えるペースで資金をつぎ込み続けている。

国民が負担する金額自体は当初の懸念より小さいが、人や経済への打撃は大きいようだ。

 厳密な予算という意味では、金融システム救済のコストは当初推計より少ない。議会予算局(CBO)は不良資産救済プログラム(=TARP、ファニーメイとフレディマックは含まない)の最終的なコストの予想を3500億ドルから1090億ドルに修正した。月内にさらに引き下げる見通しだ。銀行の損失は当初考えられていたより少ない。国際通貨基金(IMF)は09年10月、米銀が1兆850億ドルを償却するとの見方を示した。10年4月には、20%近く下方修正して8850億ドルとした。FRB当局者は、緊急時の貸し出しすべてによる損失が皆無に近いかもしれない、と小声で認める。

 しかし、根っからの悲観主義者でなければ07年8月の時点でリセッションがいかに深刻かつ長引くか、いかに多くの人がいかに長期にわたって失業することになるか、想像しなかったはずだ。行政管理予算局(OMB)のピーター・オルザグ長官は、現職として最後の講演で、「われわれが直面している最も差し迫った危険は、経済的崩壊ではなく、容認できないほど弱い成長と失業の長期化だ」と述べた。

 つまり、良い点は大恐慌に陥っていないこと。悪い点は、ロサンゼルスの人口を上回る430万人が1年にわたって失業していることだ。しかも、この数字に含まれるのは、まだ職探しをあきらめていない人だけだ。

 財政刺激策の効果がこれほど疑われるのも無理はない。追加的措置について考えることにすら、強い抵抗があることも。

【8月6日9時11分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000003-wsj-bus_all
 
   
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カメラをぐらぐらして「3Dっぽい写真」を手軽に楽しむ / 2010年08月07日(土)
 AV機器の分野で昨年から今年にかけて、一番耳にする言葉は「3D」だろう。各社から3Dテレビが積極的に販売され、家電量販店の店頭に出向けばそのデモが頻繁に行われている。そしてその波は入力機器である、デジタルカメラの世界にも押し寄せている。

 ソニーの「NEX-3/5」とサイバーショット「DSC-WX5」「DSC-TX9」はパノラマ撮影機能「スイングパノラマ」を応用した、3Dテレビにつなぐと3D画像を楽しめる「3Dスイングパノラマ」撮影機能を搭載してきた。ただ、3Dテレビは積極的に販売活動が行われてはいるものの、広く普及しているとは言えない状態だ。

 その解決策として、DSC-WX5とTX9では背面液晶で疑似的に立体感を得られる仕組み「スイングマルチアングル」を用意した。これがなかなか面白い。動画を交えて、その機能を紹介しよう。

 このスイングマルチアングルは、サイバーショットの搭載するスイングパノラマを応用した機能で、スイングパノラマが高速連写した画像を横(または縦)につなぎ合わせて横長(縦長)の写真を作り出すのに対して、高速連写で撮影した画像を15の視点からなる多視点画像として合成し、再生時にはカメラの傾き具合に応じて表示する写真を入れ替えることで、疑似的な立体感を利用者へ与える。3Dメガネをかける必要もない手軽さがポイントだ。

 ではどのように見えるか、まずは試しに見てもらおう。

 ※動画 DSC-WX5での「スイングマルチアングル」
 →http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1008/06/news037.html

 カメラ本体を傾けると、まるで液晶の内で画像が立体感を得ているよう、見える様子が伝わるだろうか。飛び出して見えるというより、箱庭の中をのぞき込むといった感じだが、決して「平面」ではなく、ある種の臨場感が伝わってくる。人へ見せると驚かれること請け合いだ。

 撮り方としてはスイングパノラマと同じくカメラを左右に振るだけなのだが、上手に撮るのはちょっとしたコツがある。

 ひとつは構図。立体視などを利用する訳ではないので、3Dっぽく見せるには構図にも気を配る必要がある。「広く開けた風景」のようなもともと立体感を得にくい構図はもちろん、「手前から奥に伸びる通路」のような構図でも本製品の仕組みでは立体感を得にくい。立体感を与えたい主被写体を定め、かつ、1メートル程度離れた場所から撮ると、3D感がでやすい。

 もうひとつは被写体の動き。高速連写した画像を重ね合わせるという手法のため、対象が高速に動いていると合成がうまく行かずに破たんしてしまう。ひとが首を振る、手を動かすといった程度の動きでも、その動きの速さ次第では破たんすることがあるので気をつけたい。

 最後が被写体の収め方。カメラを左右に振って撮影するため、慣れないと主被写体を写真の狙った位置に収めにくい。対象が乗用車やバスなど横長の場合、全体を収めようとしても、端が切れてしまったりする。こればかりは慣れるしかないが、撮影スタート時、最終的に中央にもっていきたい被写体を液晶画面右端にとらえる感じで撮ればおおむねうまくいくようだ。

 カメラ内で完結する機能であり、おまけ的なニュアンスが強いことにかわりはないが、ごくごく一般的なコンパクトデジカメと思わせておいて、実は3Dっぽい写真を手軽に人へ見せられるというのはなかなかに面白い。筆者は3Dを普及させるためには、いかに3Dを体験してもらう機会を増やすかだと考えているのだが、その観点でも、本機能に触れることで、3Dに興味を持ってくれる人が増えるといいのにと感じた。

(デジカメプラス)

【8月6日19時51分配信 +D LifeStyle
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000087-zdn_lp-sci
 
   
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菊地成孔率いるDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENが3年ぶりに活動再開! / 2010年08月07日(土)
先日、3年ぶりの活動再開を発表したDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN。10月9日(土)に東京・日比谷野外大音楽堂で公演を開催するが、一般発売にさきがけ、8月7日(土)から特別先行を行うことが決定した。受付は昼12時より。

DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENはジャズ、映画音楽、ダブバンド、オーケストラなどのフィールドで縦横無尽に活動する鬼才・菊地成孔によるエレクトリック・ファンク・バンド。

特別先行は8月15日(日)23時59分まで。一般発売は8月28日(土)より開始される。

【8月6日20時11分配信 @ぴあ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000006-pia-ent
 
   
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日本アバイア、コンタクトセンターの新製品群を発表 / 2010年08月07日(土)
 日本アバイアは8月6日、ユニファイドコミュニケーションやコンタクトセンターの実現基盤となる「Avaya Aura 6.0」、マルチメディアのセッション管理を実現するSIPベースのコンタクトセンターソリューション「Avaya Aura Contact Center」など、企業のコミュニケーションを支える一連の製品群を発表した。電話だけではなく、電子メール、インスタント・メッセージングなどを含めたマルチメディア対応を実現するほか、「人」を中心とした、高質・効率的な顧客対応を支援し、CS向上、TCO削減に大きく貢献するという。
●“会議システムベース”の仕組みで、顧客のたらい回しを排除
 今回発表した製品は全部で5つ。1つは、SIPを利用したマルチメディアサービス実現のための通信方式、IMSをベースとした企業向けコミュニケーション・プラットフォーム製品の最新版、Avaya Aura 6.0だ。
 Avaya Auraは2009年5月に発表した製品で、音声、電子メール、インスタントメッセージングといったあらゆる“セッション”をSIPベースで統合管理できるコンタクトセンター/ユニファイドコミュニケーションの実現基盤となるソリューション。今回はセキュリティ機能、拡張性などを向上させた。また、従来はIP-PBXとコンタクトセンター機能を提供するアプリケーションが1つのシステムであったため、センター機能を追加・強化する際にはシステム全体を変更する必要があった。しかし、Avaya Auraではアプリケーションと通信機能を分離したアーキテクチャを採用しているため、コストを抑えながら迅速に機能を追加・強化できることを大きな特徴としている。


 この仕組みを利用しているのが、SIPベースのコンタクトセンターソリューション、Avaya Aura Contact Center(以下、AACC)だ。IP-PBXのAvaya Aura Communication Managerの一部だったACD(着信呼自動分配)機能を、音声/ビデオ/電子メール/Webチャットなど「複数種類のセッションを管理する機能」に強化したうえでIP-PBXから独立させた製品であり、オペレータが顧客対応をする際、このAACCによって「その顧客がどの手段でコンタクトしているのか」、それまでのコンタクト履歴、問い合わせ内容などを含めて包括的に把握することができるという。これにより、オペレータの対応品質・効率ともに向上させられる。
 例えば、顧客が電子メールで問い合わせた内容を電話で確認する際、コンタクトセンターのオペレータは、それまでの電子メールによる問い合わせ履歴に基づいた案内が行える。また、顧客との会話中、オペレータの端末画面に「顧客の質問に対して、最適な知識を持つ社内の専門家」のリストを、その在席情報とともに自動的にポップアップさせ、適宜会話に“参加”させることもできる。これにより、顧客を待たせたり、オペレータ間でたらい回しにしたりすることなく、より高品質・効率的な対応が行えるという。
 「ポイントはSIPベースによるマルチメディア対応と、会議システムベースという考え方にある。従来は『顧客からのコールを受け付けてオペレータに回す』プッシュ型のオペレーションだったが、AACCの場合、あらゆるセッションを受け付ける一方で、その対応に必要な人的リソースやIT資産をAACCに“持ってくる”という仕組みになっている」(日本アバイア ソリューション マーケティング 部長 平野淳氏)


 例えば、顧客が質問の電話を掛けてきた場合、それが自動応答で済むコンタクトならAACCがIVR(音声自動応答装置)を呼び出し、オペレータ対応が必要なコンタクトならオペレータを呼び出して対応させる。また、オペレータが会話中に「より詳細な回答が必要」と考えれば、ポップアップされた「社内の専門家一覧」画面の中から、いま対応可能な人材を選んでAACCに呼び出させ、顧客との会話に“巻き込む”といった具合だ。
 「プッシュ型のオペレーションでは、顧客のたらい回しが起こりがちだったが、AACCでは可能な限り1回の対応で済むようになる。すなわち、対応の品質・効率ともに向上させCS向上、TCO削減に大きく貢献する」(平野氏)
●他社製品との連携も可能
 このほか、顧客に対して電話や電子メール、SMS(ショートメッセージサービス)による自動通知を行うアウトバウンドソリューション、Avaya Proactive Outreach Manager(POM)と、コンタクトセンターのワークフォース最適化を支援するAvaya Aura Workforce Optimization(WFO)も発表した。
 POMは会員登録の完了・変更通知、クレジットカードなどの利用通知、キャンペーン告知などを、電話だけではなく電子メール、SMS(ショートメッセージサービス)なども含めて行える製品。従来、音声以外のセルフサービスは個別アプリケーションによる作り込みが必要だったが、POMは会員登録の完了・変更通知、クレジットカードの利用通知といった定型業務がパッケージ化されているため、電話以外のアウトバウンド機能を、より迅速かつ手軽に展開できる。
 WFOでは、通話録音機能やオペレータの音声と画面の動きをキャプチャする品質監視機能、品質監視記録を分析する機能などを用意。また、時間帯別のコンタクト量を把握してオペレータの適切な配置を支援する機能なども用意している。


 また、今回のトピックの1つの目玉といえるのが、Avaya Agile Communication Environment(ACE)を発表したことだ。企業のシステムインフラがマルチベンダ環境になっていることを受けた製品であり、APIレベルの開発ツールキット、Webサービスの開発ツールキットのほか、連携用パッケージアプリケーションを用意し、Avaya Auraと他社製品との連携を実現する。パッケージとしては、すでに「IBM Lotus Sametime」「Microsoft Office Communications Server」連携用のアプリケーションを用意しており、「既存資産とAvaya Auraのメリットを組み合わせた、より柔軟な運用を実現する」という。
 日本アバイア 代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン氏は、「顧客のたらい回しを防ぎ、顧客中心の高質・効率的なオペレーションを実現する“People Centric”という製品コンセプト、そしてAvaya Auraのアーキテクチャや一連の製品機能によって実現するTCO削減――この2点にフォーカスして今後も顧客企業のビジネスを支援していきたい。今回の製品群については、当面は100社以上への導入を目指す」と話している。 8月6日20時48分配信 @IT
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000001-zdn_ait-sci
 
   
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【夏休み】海ほたるで歌と花火の祭典 / 2010年08月07日(土)
NEXCO東日本・関東支社と東京湾横断道路は8月5日に、東京湾アクアラインにおいて「2010 サマーフェスティバル in 海ほたる」を開催する。

今回のイベントでは、海ほたる4Fアクアプラザに展示中の「海の上のお城」の製作者、伊藤航氏によるクラフト紙を使った夏休み工作教室や、NEXCO東日本が行う「エコ」の取組みを触って体験できるコーナーなど、参加型のイベントを多数用意。

また、夕方からは、いわさききょうこ、Empty Black Boxの2組によるライブパフォーマンスがおこなわれる。縁日ムード満載の露店販売もおこなわれ、カキ氷やきゅうりなどが販売される。

イベントの締めくくりには、流れる音楽に合わせて、3000発の打上花火が打ちあがる「シーファイヤーワークス」を開催する。

《レスポンス 編集部》

【8月3日19時13分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100803-00000036-rps-ent
 
   
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コストとコンプライアンスを踏まえたクラウド戦略の策定 / 2010年08月07日(土)
 “近ごろの若者”に小言を言う老人のような口ぶりに聞こえるかもしれないが、わたしはITの世界で流行が起こり、去っていくのを見てきた。

 10年くらい前にアル・ゴア氏が、「わたしがインターネットを発明した」という発言をして間もないころ、アプリケーションサービスプロバイダー(ASP)とマネージドサービスプロバイダー(MSP)のブームがあった。それらの一部はその後も生き残ったが、多くは消えていった。市場(つまり、われわれ)はまだ、自社のアプリケーションやサービスの運用を他社に任せる方式を受け入れる準備ができていなかったからだ。

 現在の市場では、クラウドコンピューティングがもてはやされている。わたしのような古株にとって、クラウドコンピューティングをめぐる盛り上がりは、ASP/MSPブームを思い出させるものだ。しかし、クラウドコンピューティングが本物なら、機を逃さず活用したい。そこでわたしは、クラウドコンピューティング戦略がビジネス価値の創出に役立つかどうかを、客観的に判断しようと試みている。

 わたしはクラウドコンピューティング戦略を分析するに当たり、ITについての疑問を調べるのによく使っている方法を使っている。それは、技術屋仲間のネットワークに質問するという方法だ。わたしは長年、わたしと同じくCIOを務める約200人と連絡を取れるようにしている。このネットワークは貴重なリソースだ。その経験や守備範囲はわたしのものをはるかに超えている。

 クラウドコンピューティングの実態を把握するため、わたしはこのネットワークのメンバーに電子メールを送り、既に移行した、あるいは移行を検討しているクラウドサービスを尋ねた。さらに、クラウドコンピューティング戦略を実施すべきと判断する場合、その根拠となる価値命題はどのようなものかも質問した。また、彼らがクラウドの導入を考えていない場合は、理由を教えてほしいと頼んだ。

 その結果、わたしのネットワークのかなりのCIOが、電子メールとスパムフィルタリングをクラウドに移行し、正規の電子メールトラフィックのためにネットワーク帯域を節約していることが分かった。何人かは大胆不敵にも、電子メールインフラ全体をクラウドに移行している。少数派ながら、ストレージやバックアップ、リカバリシステムをクラウドに積極的に移行しているCIOもいる。こうしたCIOはクラウドへの移行により、調達コストとサポートコストの大幅な削減と、サービスレベルの向上という成果を得ている。また、オンデマンドでサービスやユーザーを増減できる柔軟性も気に入っている。

 クラウドコンピューティング戦略をまだ進めていないCIOはほとんどの場合、最大の懸念事項としてクラウドのセキュリティを挙げる。重要データが他社のクラウドインフラ上にあったら、誰がそれにアクセスしているか、誰がそれを保護しているか、分かったものではないというわけだ。

 クラウドコンピューティングのコストモデルを敬遠しているCIOもいる。わたしもそうだ。わたしはだいぶ前に電子メールインフラを購入したが、クラウド電子メールモデルに移行するとしたら、これまでの単なる保守サポート料とは位置付けが異なる、より高額な料金が掛かることになる。ただし、このクラウドサービスの料金が、現在支払っている保守サポート料に近づいたら、わたしは導入に踏み切るだろう。

 また、わたしはクラウドサービスによってコンプライアンス手続きが複雑になるのか、あるいは容易になるのかを検討しなければならない。わたしにとって、サーベンス・オクスリー(SOX)法を順守する上で最も大変な仕事は、サービスプロバイダーから提出されるSAS70監査報告書を熟読し、対応することだ。

 クラウドコンピューティングは、ITの世界でこれまで起こった数々の流行の最新のものにすぎないのではなく、広く普及していくと思う。クラウドサービスが優れているからではない。われわれのスタンスが変わり、われわれの市場がより流動的になり、技術への要求がかつてないほど高度化しているからだ。しかも、われわれは仮想化を導入し、活用を進める中で、「サービスとサーバを1対1で対応させる必要はない」という考え方を受け入れている。こうした技術への要求と仮想化の経験から、「完全にコントロールすることはできないリモートシステムを使う」という考え方に対するわれわれの文化的な抵抗は、小さくなっている。

 現在、クラウドコンピューティング戦略の早期導入企業は、道を切り開いている。クラウドサービスプロバイダーは、セキュリティ、データ管理、価格モデルの課題の克服に取り組んでいる。こうした動きをにらみながら、われわれは、会社にとって重要度の低いアーカイブデータの一部を移すことで、クラウドストレージを試している。また、リモートオフィスのデータをクラウドにバックアップしている。タイミング、セキュリティ、価格モデルの条件が整ったら、われわれはこうしたパイロットプロジェクトの結果を踏まえた上で、ほかのクラウドサービスを導入できる。

 このクラウドコンピューティング戦略のおかげで、守旧派の老人にならずに済むことを願っている。

本稿筆者のニール・ニコライゼン氏は米HeadwatersのCIO兼戦略プランニング担当副社長。 8月5日0時41分配信 TechTargetジャパン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100805-00000005-zdn_tt-sci
 
   
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