仏は歳出削減、需要刺激を追求=仏財務相

July 06 [Tue], 2010, 12:58
 【エクスアンプロバンス(フランス)】フランスのラガルド財務相は4日、当地で開かれた経済会合で講演し、同国の経済政策について歳出削減と需要刺激のポリシーミックスであると指摘、また欧州連合(EU)域内の主要銀行を対象に行われている特別検査(ストレステスト)の結果が、23日に公表されるとの見通しを明らかにした。

 先にトロントで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議では、ここにきて欧州諸国が相次いで財政削減計画を打ち出していることに対し、米国が成長確保のためあらゆる必要な措置を講じる必要性を強調、米欧間で対立が生じた。ラガルド財務相はこれに対して、「財政緊縮と景気刺激は二者択一ではない。我々の政策は、成長に配慮した支出削減と発表済みの景気刺激策を最後まで遂行することの間の微妙なポリシーミックスである」と述べた。

 仏政府は、財政赤字の対国内総生産(GDP)比を今年の予想の8%から、2013年には3%に低下させることを目標に設定、そのため歳出を3年間据え置き、経費を13年までに10%削減すると発表している。

 同相は、特別検査の結果に関しては、同国を含む欧州の銀行が健全であることが明らかにされるだろうと自信を示した。また、銀行は将来金融危機が発生しないようにするため資本を積み増さなければならないと強調する一方、融資の増加を犠牲にしてはならないとクギを刺した。同相はさらに、同国が銀行の高リスク取引削減のため銀行税の導入を支持していることを明らかにした。

 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、同じ会合で記者団に対し、財政赤字削減と持続可能な財政政策運営が、成長促進につながる信頼回復のカギを握っていると述べた。同総裁は、欧州各国が同時に財政緊縮策を遂行する結果、欧州の景気が二番底に陥るリスクに関しては、「新興国だけでなく先進国でも景気回復局面に入っていることは明らかだ」とし、その可能性を否定した。

【7月6日8時34分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100706-00000001-wsj-int
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