可能性のあるシナリオとしては

February 20 [Wed], 2013, 11:52
アメリカン、ユナイテッド、デルタ、そして、サウスウエストだ。この4社で米国内路線の総座席数の83%近くを占めている。このため、少しの路線を除いて、競争は依然として激しいままであり、運賃の値上げは向こう数年間は起こりにくい。   業界ウォッチャーの中には、競合会社が1社減ることになるため、合併は長期的には運賃が上がる要因になると指摘する向きもある。また米航空業界は最近、運賃の値上げを定着させることにも長(た)けてきた。しかし2004年から11年まで――航空会社の大型合併が数件あった期間――の間に、運賃はインフレ率を調整すると実際には年間1%近く値下がりしているのだ。これはプライスウォーターハウスクーパースの調査で明らかになった。   最も重要なのは、アメリカンとUSエアは合計で900を超える両社の路線のうち、わずか12の路線でしか運航が重複していない点だ。重複しているのは主に両社のハブ空港(路線展開の拠点となる空港)を結ぶ路線だ。カリフォルニア大学アーバイン校のエコノミスト、ジャン?ブルックナー氏によると、アメリカン やUSエアといった大規模な路線網を展開する航空会社が路線から撤退しても、運賃の値上がりは平均でわずか4%程度だという。 ――マイレージプログラムや他の特典などはどうなるのか。  両社はまだマイレージプロAIONグラムの扱いについては発表していない。ただ、過去の合併のケースでは、利用客がそのままマイレージを使用できるようにしているため、アメリカンも先例に倣うだろう。  可能性のあるシナリオとしては、USエアのマイレージをアメリカンのマイレージプログラムに合算できるようにすることだ。両社のマイレージを合算すれば、エリート(上級)会員に昇格し得る利用客も中にはいるだろう。  しかし、両社の合併により利用客を怒らせることになる変化もあるかもしれない。例えば、ユナイテッドがコンチネンタルと合併した際、合併後の航空会社はマイレージプログラムを組み立てなおし、エリート会員のうち低位層にいる会員の特典をなくしたのだ。  合併後の新生アメリカンは今よりも多くのエリート会員を擁することになり、座席のアップグレードや他の特典への要求で競争することになる。合併により運航便数も増えるが、需要の多いメイプルストーリービジネス路線ではエリート会員間の競争は激化するだろう。  新生アメリカンは世界的規模の航空連合「ワンワールド」のメンバーとして残ることになる。 ――合併により、両社の路線やハブ空港にはどんな影響があるか。  両社は計336の乗り入れ空港をすべて維持する方針を表明しているほか、最終的には米西部をはじめとする一部地域への路線をさらに増やす意向だ。また、全米で計8つあるハブ空港をそのまま残すばかりでなく、これらの空港からの増便さえも予定している。  ユナイテッドとコンチネンタル、またデルタとノースウエストといった過去の合併のケースでは、小規模のハブ空港から徐々に運航便数を減らすということがあった。しかし、これらの合併の目的は主に事業の統合と座席数の合理化だった。今回の合併の場合は、ユナイテッドとデルタに追いつくことも目的の一部になっている。  とはいえ、アナリストらは新生アメリカンが重複を避けるため、運航便数を減らすだろうと予測している。すべての合併のケースにおいて、航空各社は統合した路線網をより良く活用するため運航体制を変化させている。  アナリストらは、アメリカンのハブ空港――ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ダラス、マイアミ――はおおむね安全だろうと見ている。USエアのハブ空 港――ノースカロライナ州シャーロット、フィラデルフィア、そしてフェニックス――のうち、後半の2つは地理的な位置や、他と比べて小規模であることから、便数削減に直面する可能性があるとアナリストらは指摘する。大手格付け会社フィッチ?レーティングスは14日のリポートの中で、ハブ空港を維持することは「効率的な単一路線網を維持する上で必要」なのかという問いを投げかけている。また、米司法省が反トラスト法との関連で、首都ワシントンDCのレーアトランティカ(Atlantica)ガン国際空港で両社が持っている発着枠の一部を放棄するよう求める可能性もある。 ――合併が実現しない可能性は。  まずないだろう。合併は連邦破産裁判所と司法省の承認を必要とする。司法省は、合併により他社との競争に影響がないかどうかを精査する。  司法省は最近の米通信大手AT&Tによるドイツテレコム傘下の米携帯大手TモバイルUSAの買収計画や、世界ビール大手アンハイザー?ブッシュ?インベブ(ABI)によるメキシコの同業大手RMTグルボ?モデロ買収といった大型買収案件で、より厳しいスタンスをとってきた。  しかし、オバマ政権がここ数年の間、反トラスト法の運用強化を約束する中で、司法省は航空業界の2つの合併を承認してきた。10年のユナイテッドとコンチネンタル、11年のサウスウエストとエアトラン?エアウェイズの合併だ。アメリカンの合併の場合、これらの2つの合併に比べて国内路線で重複する路線が少ない。反トラスト法の専門家らは、司法省はアメリカンのrmt合併を承認する可能性が高いという見方で一致している。
  • URL:http://yaplog.jp/uggs/archive/44
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