マサイ族の歩き方がお手本

June 20 [Mon], 2011, 17:18
歩き方が知らないうちに前屈みになっている…ハッと気付く。そんな経験をしたことはないだろうか。まだ若く健康な人でもそうなのに、高齢者はなおさら。膝痛や腰痛などで腰が伸びず、前屈みになって歩きがちだ。 これは永年の習慣によるもの。靴を履いて歩行するうちにつま先荷重で歩くようになり、加齢によりどんどん前屈してくる。筋肉は使わないとどんどん衰え、廃用症候群までいかなくても、歩行が困難になってくる。「老化は脚から」といわれる所以だ。そこで、歩くことが推進され「健康日本21」のテーマのひとつともなっているが、正しい姿勢で良い歩き方をすることこそが基本だ。 そんな中で、あえて靴底の構造を不安定にし、正しい歩き方を訓練することで、自然な筋肉のバランス調整機能をとり戻そうという考え方が出てきている。スポーツ施設・学校体育器具メーカーのエバニューが取り扱う「MBT靴」を活用したエクササイズだ。

MBTは、スイスで開発されたトレーニングギア。“MasaiBarefoot Techonology”の頭文字で、草原を裸足歩行し、世界一の跳躍力を誇るということで知られるアフリカ・ケニアのマサイ族にちなんで名付けられた。人間本来の歩行に近づけるため、多層足底の設計により、平らで硬く人工的な地表を不安定な表面に変化させ、人間が本来持っている歩行能力=素足での歩行技術を呼び起こす。足を支えクッション機能を持つ従来のリハビリ靴と異なり、正しい姿勢をあえて強いることで、足底や普段使わない筋肉を使い、歩行姿勢をよりアクティブにするという。EC諸国ではMBTは医学区分の商品区分1に認定されており、その効用は痛みにポジティブな影響を与えるが、病気そのものの治療を行うものではない。 世界では2004年に100万足を販売。日本でも既にスポーツやフィットネス分野で利用されている。今後、介護予防の筋力トレーニング分野理学療法のツールとしても、活用が広がりそうだ
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/ugggogo/index1_0.rdf