被災した双葉町の中学生、新学期に向け制服採寸

February 15 [Wed], 2012, 17:44
被災した双葉町の中学生、新学期に向け制服採寸
拡大写真採寸を受ける双葉町の中学生。加須市立騎西中学校の制服が無償で提供される=2日午後、同市の旧県立騎西高校(写真:産経新聞) 福島県双葉町の町民が町役場とともに移転した旧埼玉県立騎西高校(同県加須市)で、4月から地元の同市立騎西中学校に通う生徒約70人の制服の採寸が行われた。 市内の衣料品メーカーなどで組織する加須被服協同組合が、双葉町の中学生たちに地元の生徒たちと同じ制服で通学してもらおうと、全生徒の制服を無償で提供することを市に申し入れ。新調した制服は、8日の入学式、始業式に間に合うよう大急ぎで制作され、生徒たちの元に届けられる予定だという。 採寸に当たった担当者は、身長や肩幅などを確認しながら、生徒一人ひとりの体形にあった制服のサイズを選んでいた。生徒たちは「また中学校の制服の採寸をするなんて」と、ちょっと照れくさそうに採寸を受けていた。 制服の制作を手がける衣料品メーカーの伴光治会長は「制服を着て、のびのびと中学校生活を送ってもらいたい。20年、30年後に良い思い出になってくれれば」と話していた。 新3年生の佐藤慎也君(14)は「同じ詰め襟の制服だけど、前の制服の方がいいかな」と、新たな制服に戸惑い気味。それでも、4月からの学校生活については「今まで続けてきた野球と、受験勉強をがんばりたい」と夢をふくらませていた。福島第1原発 汚染水 移動の「玉突き作戦」が進行
拡大写真汚染水の一時貯蔵場所 福島第1原発1〜4号機タービン建屋地下などで放射能を帯びた汚染水が見つかった問題で、経済産業省原子力安全・保安院は2日、津波の影響とみられる浸水で使用できなくなっている汚染水処理施設「集中環境施設」の一つの建屋を汚染水のタンクとして利用する計画があることを明らかにした。汚染水を入れる前の同施設内の水は巨大タンクを持つ人工の浮き島「メガフロート」に移す案も浮上、原子炉などの安定化のカギとなる冷却機能の復旧作業に向け大掛かりな準備が進められている。【福島第1原発】汚染水が直接海へ流出を確認 立て坑に亀裂 1〜3号機のタービン建屋では汚染水を復水器に入れるための「玉突き作戦」が進行している。 復水器の水の移し先である「復水貯蔵タンク」を空にするため、復水貯蔵タンクの水を別の「サージタンク」に移す。1号機は貯蔵タンクからサージタンクへの移送作業が2日に終了。既に貯蔵タンクからサージタンクへの移送を終えた2号機と3号機のうち、2号機は2日、復水器から貯蔵タンクへ移す作業が行われた。 しかし、タービン建屋脇のトレンチ(立て坑)などにたまっているものを含めると、汚染水は数万トンと予想され、タンクだけでは収容しきれない可能性がある。そこで、集中環境施設の建屋をタンクにする計画が持ち上がった。 集中環境施設は本来、1〜4号機から出た放射性物質を含む水を処理する施設。地下だけで約5万4000トンの水をためることができる。汚染水の貯水先として候補になっている建屋は、汚染水を蒸気にし、放射性物質を分離して取り除いたり、フィルターを通すことで放射性物質を除去する設備を持つが、津波で被災した。水の放射線量は微量という。 同施設内の水は、鋼鉄製で内部に約1万トンのタンクを持つメガフロートに移すことを考えているという。他に同施設内の水の移送先として、原子炉への真水注入のため同原発専用港に到着した米軍のバージ船(はしけ)も候補に挙がっている。【藤野基文、山田大輔】
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