4時間半…何も語らず走り去る 小沢氏3回目の聴取(産経新聞)

May 17 [Mon], 2010, 13:00
 小沢一郎氏の再聴取は、東京地検特捜部が入る検察庁舎から、日比谷公園をはさんで真向かいにある東京・内幸町の帝国ホテル東京で行われた。午後5時ごろから約4時間半。小沢氏側の弁護人は聴取終了後に小沢氏本人が直接説明することも示唆していたが、小沢氏は車でホテルを後にし報道陣の取材に応じないまま。弁護人も記者団に対し、「ノーコメント」と繰り返すのみだった。 

 帝国ホテル周辺には100人以上の報道陣が集まった。結婚披露宴が複数行われていてドレス姿の客に混じり、スーツ姿の報道陣が地下駐車場やロビーを行き交うなど騒然とした。

 この日、東京都世田谷区の自宅から小沢氏が姿を見せたのは午後0時15分。足早に車に乗り込み、港区の小沢氏のマンションに向かった。その後、午後2半過ぎ、黒いワゴン車で帝国ホテルへ。後部座席に座った小沢氏はスーツ姿で、口を真一文字に結んでいた。

 小沢氏はホテルに到着すると弁護人と聴取に向けて打ち合わせを行い、午後5時ごろから特捜部の再聴取に臨んだ。弁護人によると、当初3時間の予定だったが、聴取が終了したのは午後9時半。「検事からの質問が多く、予定時間を大きくオーバーした」という。午後10時すぎ、小沢氏は報道陣から隠れるようにして地下駐車場で車に乗り込りと、猛スピードで走り去り、帰宅した。

 小沢氏の弁護人は事前に「国民の皆様への説明ということでもあり、隠れてやることはない」と語っていたが、小沢氏は結局、自らの口で何も語ることなく、表情からは心境もうかがい知ることはできなかった。

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