ノーベル賞

November 06 [Tue], 2012, 19:45
ーベル賞のニュースが流れる度に、私はいつもこの賞はどれほどの重みがあるのだろうかと疑問が出てくるのです。
確かに、賞金は大きいようです。
それに対して中身はどうなのだろうかと思ってしまいます。
又、この賞の存在を国民の大部分が知っている国はどれほどあるのだろうかとも疑問が出るのです。
日本人がこの賞に特別の重みを感じるのは、第二次世界大戦後国際社会から排除されていた期間があったこととも無縁ではないのでしょう。
湯川博士がこの賞を取った時、湯川氏の研究の何であるかは全く知らなくても、ーベル賞受賞の報せは日本中を沸かせた。
国際社会への復帰が認められた。
それ以来日本人はこの賞を特別なものとして崇めてきました。
しかし、中身はと言えばかなり疑問が出てきます。
特に平和賞などは、全く無内容。
その時々の政治状況に対して西側諸国の視唐ゥら出されている。
功績など噴飯物があったりします。
例えば日本の元首相の非核三原則の提唱による受賞などは漫画チックでさえあります。
文学賞もそうでしょう。
何がこの賞に値するのかの基準がよく分からない。
日本人の受賞者である川端康成、大江健三郎はどこが評価されたのか。
いや、そもそも世界でどのように読まれていたのだろうか。
大江氏などは、右翼の脅しに屈して作品を抹殺したまま黙して語らないけれど、自身が強く出ても危害が及ばないところには甚だ無礼な物言いを平気で行う。
そのような作品に評価を与えるのはどうした事か。
ーベル賞が特別なものと思えば、このような疑問も出てくるのですが、これが単にプライベートな賞であると思えばなんでもありなのは当然です。
授与者の恣意に任せて自在に出来る。
そう考えますとこれまでの受賞者の基準の不明も納得なのです。
山中教授のIPS細胞。
研究としては、素晴らしいのでしょうが、これが人類の医学にとってどのような福音をもたらすかについては全くの白紙。
半世紀も以前にウサギの耳に大量のコールタールを塗りつけて癌を発生させた研究が受賞の選考対象になったようですが、この研究は未だに実を結んでいません。
何のためにウサギの耳に癌を発生させたのか。
発生させた事そのものは研究としては面白いでしょうが、その後、癌の原因解明や治療に向けては何の役割も果たしていない。
IPS細胞もこれに似ているのではないかと思ったりします。
どのような臓器にもなる可能性がある細胞だと言いますが、開発から6年。
このIPS細胞がどのような臓器を発生させたかと言うと、これからの研究待ちだといいます。
100年200年単位の気の長い研究になるでしょう。
心臓だけを形成する卵子があるのか。
血管だけを形成する卵子があるのか。
細胞をLOVERS 出会い系リセットして、その細胞が全ての臓器を形づくるようにさせたとして、そこから生命の発生が考えられるとしたら、卵細胞由来のES細胞を開発した事とどれほどの違いがあるのか。
山中教授の研究は素晴らしいと思いますが、素晴らしい研究が実用に耐えるかどうかは全く別。
私達にとって必要なのはーベル賞級の研究ではなく、着実に実用につながるような開発。
再生医療とは、オメイド医療。
実用化には、経済性も絡んで、遅々として進まない。
再生医療は夢の医療だと言いますが、おそらく夢のままの医療ではないかとも思えます。
夢は実現しないからこそ夢。
あればいいだろうと思われる事と、実現できる事とは違います。
ーベル賞は、この理念と現実のどちらに重きを置いて選考しているのだろうかとの素朴な疑問が払拭できないのです。
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