ずっと書きたかったもの。。。。 

2006年11月04日(土) 2時08分
ずっと前から、この日記を書きたいなと思ってたものを、今回書こうと思います。。。

※これから物語風に書きますが登場する人物、話は実際に僕が経験したことです。

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2004年冬。
中学1年生になって、やっと中学生らしくなってきたなと思い始めた頃。。。
当時の僕は、生意気ながらも「彼女」という存在を持って、楽しく過ごしていた。
その彼女は、身長が小さくて言葉に表すと「チマチマ」とした可愛い彼女だった。
しかし人に対する優しさは身長以上に、とてもたくさんあった。

大阪に久しぶりの大雪が降り、街の一面は、真っ白な雪と、とってもきれいな灯りが、ともっていた。
僕にとっては13回目のクリスマス。
彼女と過ごす初めてのクリスマス。
・・・・のはずだった。。。。

12月23日。
僕は彼女からこんなMAILが届いたのを覚えている。
そして今もまだ保存している。

『これから明日のクリスマスの買い物いこう!』

この日記では表せないが、とっても可愛い絵文字を使った彼女らしい派手なMAILだった。。。
・・・彼女からの最後のMAILが・・・。

そのとき届いたMAILを見た俺はいつもどおりに返信し、いつもどおりに彼女と待ち合わせをした。
きれいにライトアップされた青白く光るクリスマスツリーの下で・・・。
彼女が来ることを当たり前と思って・・・。

約束の時間は17時だったが、僕は早く到着してしまい30分前にはツリーの下にいた。

『今日はどんな服装で来るのかなぁ
   クリスマスプレゼントなに買ってあげよう』

そう思って楽しみにしていた、彼女の到着。。。

丁度、そう思っていた頃
なぜか見たこともない番号から電話がかかってきた。
これといって変わりもなく、応答する僕・・・
なぜか、わからず動揺している僕・・・
そして、自然にあふれてきた涙・・・。

『(彼女の名前)さんの友人ですか?
その方がさきほど、交通事故に遭い市民病院へ運ばれました。』

・・・・はぁ?

なんかの間違いだろう(笑
しかし、無常にもわかってくる現実・・・。

ライトアップされた、にぎやかな街。
そして、たくさんの人だかり。
その間を僕は必死に走りぬけた。

『お前なにやってんだよw 後でみっちり説教してやるからなw』

現実を受け止めているのになぜか、自分の気持ちにウソをついてしまう・・・。
そう思いながら2km先の市民病院まで必死で走ってきた。

ガタン!

勢いよく看護士に案内された部屋のドアを開けた。

・・・・・・・。

彼女が横たわっているベットの近くにいた、彼女側の家族は僕の背中をポンと叩いて部屋を出て行った。

なぜか包帯がぐるぐるに巻かれている頭・・・。
なぜか白い布が被せられている顔・・・。
その白い布を取ると、今にも起きそうな寝顔・・・。
なぜかわからないが、僕は涙も出なかった・・・。
ただ・・・・ただ彼女の手を握っていることしかできなかった僕。
そしてこう言ったのを覚えている。

「・・ばかww 死んじまってるじゃねぇかよw」

今となっては信じられないことを言っていたなと思う。
ろくに寝れずに2日後の葬儀を迎えた。
棺の中で、きれいな純白のバラのように眠っている
彼女の顔・・・。
僕は、最後に涙は流せないなと思い、
必死にこみ上げてくる物をガマンした。
そして、顔をやさしくなでて、こう言いながらキスをした・・・。

『ありがとう。ほんっとにありがとう。ゆっくり休めよ。』

なぜこの言葉が出てきたのかがわからない。
でも心から真っ先にでた言葉がこれだったのだ。

あとあと、遺品などや事故の原因を探ってみたりしてると、犯人はどうやら酒を飲んで車を運転していた中学校の先生だった。。。

『なに、酒飲んで運転してるんだよw
自分で教えてる年頃の子を殺してくれてるんだよ
おめぇそれでも、中学生の教師か!』

こう言い捨てて、相手の顔を思いっきり殴ったのを覚えている・・・。

そして、その当時の彼女の状態だが、
とっても寒い日だったので首にマフラーを巻いて青信号を渡っていたときに引かれたらしい・・。
車との衝突で脳に大きなショックを与え、つけていたマフラーもタイヤに巻き込まれ、窒息死と脳への衝撃が死因だった・・・。

街中では2005年を向かえ、あちらこちらで

『おめでとうございます』

という挨拶が飛び交う中、僕は彼女の家に行き、
部屋に入った。

彼女の好きだったピンクばっかりの部屋で机の上には、赤い包装紙に包まれた箱があり、手紙が付いていた・・・。

それは僕の名前が刺しゅうされたニットの帽子と2ペアの手袋だった。
それは、まだ彼女の暖かさが残っているような手作りの作品だった・・・。

また、手紙に書いていた内容は、

『今までありがとう。そしてこれからもヨロシクね。
ずっと、ずぅっと大好きだよ。』

これもまた日記には表せない、可愛らしい今どきの女の子の字で書いてあった。。。

僕は、ふと振り返ってみると彼女に「スキ」とは何回も言ってきたが「ありがとう」の一言はあまり言ってなかったような気がする。。。

僕は、このプレゼントと手紙をもらっていたら確実に彼女に向かって「ありがとう」の一言が言えただろう。。

でも、あなたはもういない。。。

いないからこそ、わかったあなたの愛おしさ。。
そして、とてつもなく溢れ出てくる感謝の気持ち・・・。

今さらになってだけど『ありがとう』
『スキ』の気持ちより大切な『ありがとう』
ぁー、また、あの思い出のツリーが飾られる季節がやってくるんだね。

こんな気持ちが彼女に伝わってたらいいのになぁ〜。

もう一度あなたに言いたいこの言葉・・・。

          『ありがとう。』

2006年、冬。    
       世界で一番あなたを愛しています。。。
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