とくダネ 

2007年06月14日(木) 15時29分
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-146.html




『とくダネ!』医療プロジェクト
「検証 ニッポンの医療」

(1)【手術が受けられなくなる!? 麻酔科医不足に潜む危険】
 6月4日(月)放送予定
 全身麻酔などの手術に不可欠な医師…『麻酔科医』。しかし今、その存在が危機に瀕している。全身麻酔が行われる病院施設は全国に4,000あるが、内、麻酔科医が常勤するのは2,000しかない。また、日本は先進諸国の中で、人口比率で見ると麻酔科医の数が最も少なく、麻酔に関わる医療事故の発生頻度も米国の数倍という調査もある。過酷な労働から常勤を辞める麻酔科医も続出しており、このままでは、麻酔科医不足から、安全な手術を受けられなくなる病院も出てくると懸念されている。そのような現状に潜む危険性を明らかにする。


(2)【赤ちゃんを安全に産みたい…“ハイリスク出産難民”】
 6月5日(火)放送予定
 昨年8月、出産中に意識不明の重体になった妊婦が19病院に受け入れを断られた末、死亡する事故が起きた。リスクの高い出産は全出産の一割で起こるとされるが、今、そうしたケースを受け入れることのできない地域が増え、各地で“ハイリスク出産難民”が続出している。その背景には、産科医不足や、行政の対応遅れがある。
 ハイリスク出産を診療するのが「周産期医療施設」。MFICU(母体胎児集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)などを完備し、母体の緊急搬送の受け入れや、1,000グラム未満の超低出生体重児のケアを行う“母子を守る最後の砦”だ。経過が順調でも、突然ハイリスクになることもあるお産の現実。安全な出産のために、今何が必要なのか、徹底検証する。


(3)【住む場所で命が…!? がん医療の格差問題】
 6月6日(水)放送予定
 日本人の2人に1人ががんにかかる現代、誰しも最良の治療を受けたいと願うが、実は住む地域によって大きな格差がある。適切な治療を施されない患者、あるいは「もう治療法がありません」と言われ途方に暮れる患者…日本国内には、最適な治療を求めて悩む“がん難民”が、68万人いるといわれている。
 「がん患者がその居住する地域にかかわらず等しく科学的知見に基づく適切ながん医療を受けることができるようにする…」今年4月に施行された「がん対策基本法」。しかし、現実には抗がん剤を専門に扱う腫瘍内科医や、放射線治療医などが絶対的に不足しており、一朝一夕で格差をなくすことは不可能だ。「がん拠点病院」となった各地の施設でも、スタッフや資金の不足で思うような医療が行えないという悩みを抱えている。がん患者の苦しみ、医療現場のジレンマ…格差に悩む日本のがん医療の課題を問う。


(4)【終の棲家はいずこ…増加する“介護難民”】
 6月7日(木)放送予定
 今、介護を必要としながらも、行き場を失った高齢者が増加している。昨年より、医療費抑制を掲げる国が“治療の必要がないのに入院を続ける患者”を解消しようと、「療養病床」の削減に乗り出したためだ。『療養病床』とは長期療養が必要な慢性病患者向けのベッドで、患者は寝たきりの高齢者が多い。国は、2011年度までに全国の療養病床を38万床から15万床に減らす計画を打ち出し、療養病床の患者は、症状によっては退院せざるを得ない状況となった。
 しかし、受け入れ先となるはずの特別養護老人ホームは、すでに待機者が数百人という状態。医療機関などからは「施設不足の現状で、病床を削減することは、高齢者の切り捨てにつながる」と削減に反発する声も。混乱する高齢者医療の現場、受け入れ先が見つからず在宅介護を余儀なくされ、大きな負担を抱える家族…医療と介護のはざまでさまよう“介護難民”の問題をクローズアップする。


(5)【未熟な手術で患者死亡…見えぬ医師の技量】
 6月8日(金)放送予定
 昨年夏、心臓手術を受けた18歳の少年が死亡していたことが明らかになった。受けた手術は「ロス手術」と呼ばれる難易度の高い方法だった。執刀した医師は術前、「この方法は20〜30例やってきた」と患者家族に話していたが、術後の司法解剖の結果「余りに素人のような手術だった」と警察は指摘した。「医師の本当の技量を知る手段があれば…」と悔やむ遺族。
 私たちはどうしたら、医師の技量や病院の実力を知ることができるのか? 日本では患者が正しい情報を得る方法が非常に限られている。また、医師の技術を向上させるためのしくみにも問題がある。例えば、医師の技量は執刀した手術の数に比例するといわれるが、日本では施設が分散しており、医師が手術数を重ねることが難しいのだ。そんな中、自ら技術を磨こうと、既成のシステムを飛び出す医師も出始めている。日米の医療現場の取材を通じて、本当に正しい医師や病院選びについて考える。




 番組タイトル 『とくダネ!』
 放送日時 毎週月曜〜金曜 8時〜9時55分
※「検証 ニッポンの医療」:6月4日(月)から6月8日(金)
 9時過ぎから特集枠で5日間連続放送
 MC 小倉智昭
笠井信輔(フジテレビアナウンサー)
佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)
 プレゼンター 森本さやか(フジテレビアナウンサー)
 チーフプロデューサー 宗像 孝(フジテレビ情報制作センター)
 プロデューサー 岡 康治(フジテレビ情報制作センター)
 チーフディレクター 高橋夏子(フジテレビ情報制作センター)
 スーパーバイザー 時澤 正(フジテレビ情報企画部)
 監修・ナビゲーター 伊藤隼也(医療情報研究所)
医療情報研究所代表。東京都医療安全推進事業評価委員。医学ジャーナリスト協会会員。
これまで扱った医療事故相談は2,000件以上。
それらを通じて、医師や医療機関と連携して医療事故の学問的検証や患者のための医療を提言する活動をしている。
 制作 フジテレビ情報制作局情報制作センター『とくダネ!』医療プロジェクト

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