学力低下の原因

July 10 [Wed], 2013, 17:53
  最近、子供たち学力低下というのは日本社会問題になった。ゆとり教育と称して学校が土曜日休みになり、教科書の内容が削られ、そのあげくに日本の子どもの学力が低下したと蜂の巣をつついたように大騒ぎしている。確かに、授業時間数が減った上に必修科目が増加したのだから、学力が低下しないはずがない。新聞の論調はすべてそうした視点から書かれている。しかし、学力低下問題をすべて、ゆとり教育のせいだけに押しつけるのは早計だ。日本の学力低下問題はそんな単純なものではない。そのほかにも原因が考えられる。
  まず、子どもを誘惑する「遊び」が多すぎる。
  昔と違って今の子どもたちには、ケータイ、テレビ、マンガ、ゲームなど、興味を引くものがいっぱいある。勉強より面白いものがいっぱいあるのだから、「難しくて」「苦しい」勉強に目を向けなくなるのは当然だ。
  つぎ、家族の原因。
  戦後、都市化・核家族化が進み、家庭のしつけ力が確かに低下した。おじいちゃん、おばあちゃんは家にいないし、両親も共働きで、子どもと接する時間は短い。せっかくの夕食もテレビが主役で、食事が終われば子どもはさっさと自分の部屋にこもってしまう。父親は毎晩仕事漬けで、夜10時にならないと帰らない。親がら常識が育ってない、子供たちのしつけ力がだんだん低下になりました。
  しつけがなっていないものだから、我慢することができない。自律心欠如。だから、学校の勉強を一生懸命しなければならないのに、ついつい怠けてしまう。学習の習慣が身に付かない。遊びにうち勝つ強い精神力がなくて、どうやって勉強できるのか。きちんとした生活習慣こそが学力を付ける第一歩である。それができていない結果として低学力が引き起こされる。
  最後、日本が豊かになったの結果。
われわれが小さい頃は、少ない食べ物を家族みんなで分け合って食べた。もう一切れほしいと思っても我慢した。ところが、今の子どもはひもじい思いなどしたことがない。むしろ、好きなだけ食べていかにやせるか(笑)が問題なのだ。生まれたときからエアコンがあるのが当然だと思っており、暑ければクーラーを入れ、寒ければ暖房を入れる。少しばかりの距離を移動するにもすぐ車に乗る。日本社会全体が豊かになった結果、子どもたちから我慢する機会が奪われてしまったのだ。おまけにボタン操作一つで何でもできるため、あらゆる製品がblack box化し、ものごとを考えるということもしなくなった。
さまざまなことが原因となって、現象としては生徒が勉強しなくなっている。今の日本人高校生は、中国人生徒の3分の1しか勉強していない。日本の学校外の勉強時間が平日で50分であるのに対して、中国では147分であるという。しかも1980年の日本の平均が100分であったというから、この20年あまりで半減したことになる。勉強時間が少なくなれば、学力が低下するのは当たり前である。なぜここまで勉強しなくなったのか。
  学力低下問題は、上に述べたような社会全体の大きな変化という視点からもっと分析する必要がある。
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