第1部 B 

September 07 [Wed], 2005, 13:44
これから作品中の会話が本当は英語であっても日本語で書いていきます。

彼女はこの戦場をどうすれば安全に動けるかを知っているのだ。
ここではいつ銃弾が身体を貫くか分からない。そう、この瞬間だって死ぬかもしれないのだ。
だけど、僕は知っていた。彼女の後ろにいれば死なないということを。
彼女のおかげで僕は今生きている。だけど、感謝の気持ちより彼女に対する可哀想という気持ちの方が強かった。彼女は、小6から中2くらいだろう。こんな子が普通こんなことをしっているのだろうか??まず、日本では考えられない。

彼女にとってはこれは当たり前なのだろうか?こういう術を知っていることに対して何か感じるものがあるのだろうか?多分、これが普通なのだろう。
しかし、この質問を彼女にするのはとても失礼な気がしたので、僕は何も聞かなかった。
その時…、僕はあることに気付いた。この瞬間僕と彼女の考えていることは違うということを。
僕が彼女に対して思っていたことは彼女には通用しない。まるで、言語が違うかのように…。
その逆もまたしかり。

SYUNYAです。 

September 07 [Wed], 2005, 0:26
SYUNYAです。
僕は自作の物語を書いています。フィクションです。ですが、伝えたいものがあります。微弱ながらそれを伝えていければいいと思っています。僕が伝えたいものと見る人が感じるものは違うこともあると思います。僕はそれでいいと思っています。何か感じていただければと思っています。あなたにとってそれがこれからの生活に実りあるものであればなぁとおもって書いていきます。

第1部 A 

September 04 [Sun], 2005, 22:15
…人が僕の目の前に立っている。僕は目を閉じたまま思った。
もしかしたら、銃をつきつけられているかもしれない。おそるおそる、僕は目を開けた。
もとは白であったであろう、どろだらけのワンピースを着て、セミロングの髪。
女の子だ。まさに、映画に出てくるような”戦場の少女”と言ったところか。
だが、彼女の笑顔はそれを感じさせないくらいの明るさで満ちていた。どこかの三流映画のような言い回しだが、本当に明るかった。
「Are you O.K.?」 彼女が言った。
彼女もまた英語を話した…。この瞬間ほど自分が日本人だと言うことを全否定したいときはない。そして、英語に対して怒りを持つことはない。
彼女の英語力は多分、僕と同じくらいだろう。僕は5年アメリカで英語を勉強した。
この状況、明らかに不自然だ。立場がまったく逆だと思う。

第1部 イラクで出会ったもの  

September 01 [Thu], 2005, 22:43
僕は、今イラクにいる。銃声、爆音、戦闘機が空を切り裂く音、もう慣れてしまった。
イラク戦争が始まってもう2ヶ月になる。僕がここに来たのは1週間前だ。
持っているのは、必要最低限の生活用品と…カメラ。
カメラを持っていることからよくジャーナリストに間違えられる。多分、フリージャーナリストにでも見えるのだろう。が、そうではない。
写真家でもない。じゃあ、何なのか?
”伝えたいものを微弱、もしくは鮮明に伝えるいずれにせよ伝えたい気持ちがある人”のことを僕は”カメラマン”と言っている。僕は微弱なほうだが一様、カメラマンだ。
ジャーナリスト、写真家、カメラマンの違いについて僕の中でははっきりとした境界線ともよべる基準があるのだ。僕から言わせて見ればそれぞれ違う国なのだ。
その事についてはまた今度触れる事にする。

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