宮越の辻田

March 04 [Fri], 2016, 9:03
インプラント治療の目的は、抜けたり折れたりした歯を取り戻すための治療です。歯科クリニックはコンビニエンスストアよりも多いですが、インプラントに力を入れている歯科医院は全体の約2割に過ぎません。数少ない歯科医院の中から安心して任せられる歯医者さんを見つけることが重要です。
インプラントは死ぬまでもつのかが気になりますが、包み隠さずに言えば分かる人はどこにもいません。インプラントが一般に広まってまだそんなに時間が経っていないので証明できるほどのデータが集まらないのです。高齢者が多いこともありますが、インプラントは死ぬまで満足のいく役割を果たしているようです。有識者によれば、インプラントの寿命は40年から50年は問題ないとも言われています。
インプラント治療に、年齢制限の上限はありません。下限は骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳を超えた高齢者もインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても健康状態によっては受けられない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない場合が多いようです。どうしてもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決める方が賢明です。インプラントにしたい妊婦の方は、赤ちゃんを産んでから一息ついてからにしましょう。
インプラント治療で真っ先に心配するのがどれだけ痛いんだろうかということです。金属製のネジのようなものを歯茎を切開して骨に埋め込むわけですから、人生最大のヒドイ痛みを想像しがちです。でも現実には、麻酔が充分に効果を発揮していますので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜くぐらいの痛みしかないんです。
入れ歯をやめてインプラントにしたくても、恐怖心が勝ってしまって決心がつかない、という方も多いかもしれません。過剰に恐怖心を抱くと治療全般にわたって無駄に大きい反応をしてしまい、危険な状況をわざわざ自分から作り出してしまいます。実は嬉しいことに、恐怖心を取り除くことのできる麻酔があります。
インプラント治療を実施している歯科医院は全体のおよそ2割程度しかありませんが、その限られた歯科医院の中から信用できる歯医者さんを独力で探すのは非常に困難かもしれません。もしあなたが切にインプラント手術を希望するなら、真っ先に情報収集することから始めることをおすすめします。
インプラントで腕のいい歯医者さんは、他の歯科医院で断られた難症例でも問題なく対応できる歯科医、とも言えます。難症例で代表的なものに『充分な骨がない』という症状があります。現在では骨造成という技術ができているので、骨を創ってそこにインプラントを埋入します。
実はつい最近まで大学ではインプラントを学べる授業がありませんでした。情熱的な歯医者さんたちは世界的なインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、日本のインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。時代は変わって今は大学でもしっかり教えているので、今後は今よりも優秀な歯科医が増えそうです。
インプラント手術を希望して受診した歯科医で、「インプラントにするのは難しい」と言い渡されたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれた方があなた自身のためにもなっているんです。残念なのは、症状と自分の技量があっているかどうかが分からない歯医者さんです。
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