優れた消費者になるために

November 29 [Tue], 2011, 12:56

根底には、常に家計に連動した、堅実な利用方法をあみだそうとする努力姿勢が読み取れます。


だからこそ、多重債務者や自己破産者に対する意見も公正かつシビアになり・・・


収入のない学生等にカードを発行するカード会社の与信管理のあり方を批判するとともに、家庭・学校教育の不備も指摘されます。


クレジットカードライフを堅実に過ごせるということは、消費者としても優れた資質を持った人間ということです。


自己破産に追い込まれるような消費者は、その金銭観に成長がないとのコンセンサスが生まれつつあります。


その意昧で、これからの生活者においては、カードライフの金銭観といった、新しい価値観をべースに、利便性の追及とともに・・・


豊かでゆとりある生活を得るための知恵が、さらに生み繊されていくでしょう。


そして、こういったホルダー側の生活価値観を前提に、より具体的な消費マナー、生活マナーをPRしていくことが、カード発行者側に求められているのではないでしょうか。

クレジットカードで楽しい生活!

November 05 [Sat], 2011, 12:55

カード会社側も、競合に打ち勝つため、様々な会員サービスを開発していますが・・・


生活者はメーカーの思惑とは別のところで、それぞれのカードを評価し、サービスへの不満と期待を訴えています。


カード会員誌も一つの情報媒体として、生活の中に溶け込んでいるもの。


実際の使い勝手(付加サービスも含め)と会員誌で、カードのイメージが決められ、各力ードの商品としての価値が決められます。


・・・そして、クレジットカードが生活に定着してくれば、単に決済手段としての利用だけでなく、各カード会社の会員サービスにも関心が高くなります。


通販から始まり、チケットサーピス、FAXサービスの利用といったものから、個人輸入の支払いに至るまで・・・


主婦たちの利用範囲は拡がっています。


まさにカードは、生活をエンジョイするための、無くてはならない財として位置付けられつつあります。


彼女たちは実生活の中でさまざまな失敗や後悔を繰り返しながら、それを乗り越え、よりヒ手に、楽しくカードを利用するすべを身に付けてきました。



クレジットカードの多様化

October 13 [Thu], 2011, 12:54

かつては、カードを使うのは金融機関に借金するとか、拘束される、管埋されるといった意識を持つ人々が少なくなかったそうです。


・・・いわば、自分の生活から遠い、目に見えないものへの危倶がありました。


それが、利用するのも管理するのも自分自身だということが見えてきて、利用者の主体性を自覚するようになってきたようです。


従って、各クレジットカードの『商品』としての違い、サービスの違いもわかってきましたし、実際に使うシチュエーション、オケージョンを、ユーザーとして意識するようになっています。


今や、カードは生活者にごく自然に受け入れられています。


意識しないうちに生活パターンの変容を生み出しています。


各自が主体的なカードライフを身に付け、カードを使う知恵も多様化していますね。


メーカーですら押えられないメリットを、利用者側が開発するようになっています。



男と女のクレジットカードライフ

October 05 [Wed], 2011, 12:53

キャッシュレス社会を担うカード会社は、生活者に対してもっと新しい生活スタイルを提案すべきだと思います。


また、提供される付加価値と利用者側の利便性が複合され、生活者の未来に貢献していることを訴える必要性があるのではないでしょうか。


残念ながら現在のところ、カード会社側は具体的な生活イメージを提言しているとはいいがたいでしょう。


なお、独身者のクレジットカードニーズというのは、男性にとっては日常的な生活維持のための財であり・・・


女性においては日常とは別の願望をみたすサービスです。


・・・従って、カード会社の顧客サービスも、差を付けたサービス形態というのが主流でなければなりません。


独身という定義だけで両者を括ることはできません。


視点主婦のカードライフクレジットカードの種類(ブランド)がこれだけ多様化すると・・・


生活者には、カードないしはそのカードの機能・サービスを、『商品』として捕える姿勢が出てきます。



クレジットカードの3つの側面

September 22 [Thu], 2011, 13:28
通常、総合販売斡旋の場合はこれをカードといい、個品販売斡旋を略称で個品という場合が多いです。


・・・一般に、ローン提携販売や提携ローンは、個品割賦購入ないし個品割賦購入斡旋の変形として使われたので、クレジットカードはあまりみられないですが・・・


まったく皆無というわけでもありません。


同様に、個品販売斡旋の場合は、通常、包括的な取引を行うカードは利用されないと考えてよいですが、便法的に、カードが導入されるケースがあります。


理由としては3つの側面があります。


一つは、個品の顧客に対しても、カードによる固定客とみなし、情報処理することが有利なこと。


第ニは、キャッシングサービス利用客として確保すること。


第三は、法的規制の抜けアナ的な契約処理にして、総合方式的に利用するケースです。


・・・つまり、カードで割賦販売を行う総合方式をとるためには、『割賦販売法』(13条)により、所管通産局に登録して認可を受けなければなりません。


・・・しかしそれはこれまで地元の商業調整協議会を経ることが行政指導で必要のため、登録、認可が簡単には下りないのが普通でした。

色々な信用型態

September 09 [Fri], 2011, 13:26
購入斡旋方式とは、顧客が販売業者から購入する際に、ここに金融機関が介在せず、相対で取引される場合をニ当事者取引といいます。


一般にはその間に第三者が斡旋する形で信用を供与する方式で、その信用型態としては幾つかあります。


最もポピュラーなものは信販会社、銀行系カード会社、中小小売団体が顧客と販売業者の間に立って立替払い(法的解釈あり)を行うものです。


・・・これは一般に金融機関を介して決済するので四当事者取引となります。


この変形としては、顧客と販売業者の間にクレジット会社が斡旋するのは同じですが・・・


クレジットの融資を行うのが銀行で、その融資を保証するのが販売業者の場合はこれを提携ローン販売といいます。


まだディーラーにもクレジットカード会社にも十分な資金力がない40年代に大きく機能しました。


これに対してクレジットの融資を行うのが生損保で、その融資を保証するほか他の一切の業務を代行するのが信販会社などのクレジット会社の場合は、これを提携ローンと称しています。


これは50年代後半に、生損保がカネ余りを呈し消費者ローンに進出してから一般化した信用型態です。


・・・これらは融資の保証を受けているという意味で、いずれもローン保証方式の五当事者取引の形をとります。


・・・以上の購入斡旋方式を1枚のカードで包括的に取引されるものを総合販売斡旋といい、1回1回の契約に基づいて取引されるものを個品販売斡旋といいます。

クレジットカードの決済

August 20 [Sat], 2011, 13:24
各業態の実力をみるうえで、クレジットカードをはじめとする信用型態の特徴と違いを正確に理解しておく必要があります。


選択している信用型態によって、顧客の選好が違い、成長力に差異が生じているからです。


・・・まず、消費者信用を大別すると、モノやサービスの購入に付随する販売信用と、直接、カネによる金銭消費貸借契約に基づく貨幣信用とがあります。


貨幣信用は一般に消費者金融といいます。


消費者金融には、中・長期、中・大口のローンと短期、小口のキャッシングサービスの2つがあります。


販売信用には、割賦信用と非割賦信用の2つの信用型態があります。


それぞれについて信用を媒介する第三者が介在するか否かによって販売方式と販売購入斡旋方式の2つがあります。


割賦信用方式とは、『割賦販売法』の規定(第2条の1)により、購入者から代金を2カ月以上の期間に3回以上、分割払いか、リボルビング払い(購入金額の一定額ないし一定率の小額返済をする方式)を条件に販売をする方式をいいます。


非割賦信用方式とは、それ以外の購入方式です。


通常はマンスリークリア(購入後一定期日締め後の特定日一括払いで、その期間は購入日により異なり、通常25日から57日ほどです。


変形として、ボーナス併用の2回払いが含まれます。


販売方式とは信用を供与する業者(カードの場合は発行者)と顧客(同会員)のニ当事者間で信用が授受される方式をいいます。


・・・この際、決済に金融機関が介在するのが一般的なのでこれを三当事者取引ともいいます。



クレジットカード業界について

August 12 [Fri], 2011, 13:23
販売信用のなかでは、クレジットカードは最も伸びの高い信用型態です。


10年前に販売信用全体の23・6%にしかすぎなかったものが、10年間に4倍も伸びて7兆8606億円と販売信用の37・2%のウェイトを占めるようになりました。


この伸びの牽引役だったのが割賦方式の総合斡旋カード(2・5倍増)ではなく・・・


10年間に5倍も伸びた非割賦方式のカードで、両者は63年にそれぞれ1兆9246億円、5兆8960億円と1対3の比率になっています。


・・・以上の数字はキャッシングサービスの分を含まないので、各業態のクレジットカードの総合的な勢力図をこれによって判断するわけにはいきません。


カードキャッシングの利子率はどこでも販売信用のそれより高く、収益源としての性質をもっています。


販売信用のウェイトが低くても、それによってカードの強弱を判断できない部分があるのです。


・・・以上の全体像を一応理解したうえで、次に全体像を主な業態ごとに組み直し、そこからクレジットカードの新規供与額のウェイトをみてみましょう。


業態としては、加盟店という第三者を介して購入斡旋を専業とする信販業、銀行系クレジットカード、中小小売団体と・・・


カードでは系統の販売店の商品を売る形の流通系クレジット、電機メーカー系、自動車メーカー系、石油元売系といった独立系のクレジット会社、それに、百貨店、量販店の本業のなかでカード販売を行う兼業系の3つがあります。


クレジットカードによるキャッシングサービス

July 27 [Wed], 2011, 13:21
第ニに、モノやサービスをクレジットする販売信用の信用型態は多彩に開発されているのに対して、カネを貸す消費者金融のそれはシステムとしては単味で、ここにはクレジットカードによるキャッシングサービスが分類されていません。


第三に、消費者信用供与額は全体として、昭和58年(1983)を境にして、消費者金融が販売信用を上回り、その後も消費者金融の伸びが販売信用のそれを上回って、クレジット全体を牽引していることです。


・・・金額でいうと、63年の信用供与額は販売信用21兆0571億円、消費者金融28兆8193億円で全体の57・8%。


10年前は46・3%でしたが、10年間に販売信用が2・6倍、消費者信用が4・1倍も伸び、販売信用による分を一部肩替わりして伸びている形となっています。


第四に、販売信用のなかでは、分割して返済するタイプの割賦方式の伸び(10年間で2・1倍)より、1回払いの非割賦方式の伸び(同3・2倍)のほうが高いです。


供与額ではそれぞれ10兆8900億円、10兆1671億円とほぼ肩を並べていることです。


第五に、カードは販売信用の一型態(総合斡旋方式ともいう)に分類され、供与額では7兆8606億円で、消費者信用供与額全体からみれば15・8%のウェイトしかないことです。


・・・これは一般の想像よりかなり低い数字でしょう。

カード業界の勢力図

July 06 [Wed], 2011, 13:20
カード業界の勢力図というと・・・


一般的には信販系、銀行系カード、中小小売団体系、流通系、エンターテインメント系、メーカークレジット系、石油会社系、金融機関(銀行、証券、保険)といったクレジットカードの発行主体の業態別の成長推移を想定します。


しかし、一口にクレジットカードといっても、信用型態としては、分割決済が可能な割賦方式と一括払いの非割賦方式に分かれ・・・


それが行政規制の下に人為的に棲み分けさせられてきた面もあり、必ずしも実力を反映していません。


さらに、各業態はクレジットカードだけを扱っているわけでなく、多様な信用システムを導入して競争しています。


クレジットカードの勢力分布だけで、各業態間の勢力図を描くことには決してなりません。


そこで、理解の手がかりとして、消費者信用業務の全体を信用型態別、業態別に概観し、そのなかで、業態別にクレジットカードがどのような位置を占めるかについて、眺観してみましょう。


多岐にわたる信用型態がその全体像をあらわします。


これを見てまず気づくことは、消費者信用業務を手がけるのは、いわゆるクレジット会社だけでなく、大型店からメーカー系列店まで小売流通業界の各業態が軒並み顔を並べていることです。


しかも直接クレジットを手がける会社と第三者を介して斡旋する会社の2種類があります。


斡旋する会社だけをクレジット会社とはいえないことです。