Franz Valverde B. / Muyu-Muyu La Guitarra Boliviana

2010年09月26日(日) 22時58分
これイイ!
現在AKAPANAで来日している、ムユムユ・ギターのフランス・バルベルデ氏の2006年盤。ガットギターとスチール12弦ギターの、文字通り「両面」を持つギターラ・ムユムユの多彩な音色に加え、カントゥやインカ、サヤ・アフロボリビアナまで、様々なリズムを取り上げているのが興味深く、飽きさせません。

また、ルーチョ・カブール&マリオ・グティエレスの曲も多く取り上げ、ゲストに迎えられたGrupo Wiphalaのウィリー・スルカタがルーチョばりの重厚なケーナを披露しているので(言われてみると確かにWiphalaの音ですが)、ぶっといケーナの音がお好みの方にもイチオシです。

エルネスト・カブール氏の伴奏、そしてカラマルカのサポートとして培われた世界観を余すところなく発揮したこの一枚。非常に聴きごたえがあるので、機会があれば是非聴いてみることをオススメします。

(ご希望の方は取次可、らしい)

Los Kjarkas / (およそChuquiagu Marka)

2010年07月02日(金) 22時44分
ボリビアで入手したCDその5。たまにはメジャーなのも。。。

日本でも買えるけどどうしようか迷って結局買った。買って良かった。

元々YouTubeで気になっていたTomas Katariという曲を探していて辿り着いたCD。収録曲の大部分はアルバム「Chuquiagu Marka」からの再録っぽい。違うのも何曲か、と思ったら実はCapinoten~aはRequiem para un Pueblo。ということは、確認できないものの、1曲目のAmerica una solo nacionが同アルバムのLatinoamerica?編集ベスト盤と思っていたら、実はCD一枚まるっとChuquiagu Markaの曲順違いっぽい。

もちろん今もやってる曲も良いけど、個人的には上に挙げたような比較的(あまり知られてないという意味で)マイナーな、重い曲が結構好き。なお、Libre al vientoに見られる、フェルナンドの解放された「自由」観と、アルバム「El amor y la libertad」の同タイトル曲やContra el vientoに見られる、ゴンサロの妙に重苦しい「自由」観を比べてみるのも、また一興かと。

Chuquiagu Markaを持ってる人は多分買わなくても良いけど、持って無いなら買っておいて損は無いと思う。



ちなみに、、、この音源よりも古そうですが、最近アップされたビデオがオススメなので紹介。
LOS KJARKAS / MUCHACHA DE OJOS TRISTES (1985)
LOS KJARKAS / FLOR DE POTOSI
画質は悪いものの、ウリセスがワンカラその他やってるのが、こんなにしっかり写ってるの初めて見た。そして鳥肌立つかと思った。色々楽器やってるのに、ワンカラがトレードマークになる理由がわかるような。



さらについでに、最新ビデオクリップ。おいしそう。
カルカスのビデオクリップ特集記事に追記しようと思ったけど、過去にリンクしたビデオが削除されていたりして、大幅にリンク先メンテが必要そうなので、とりあえずここに貼ってみる。
Los Kjarkas - Cueca del Bicentenario
…こっそりお兄さんも登場?

Los 4 del Valle / La Ovejerita

2010年06月28日(月) 7時31分
ボリビアで入手したCDその4。

この復刻を待っていた!
バジェグランデのカルナバルと言えばこの曲「La Ovejerita」(日本ではカブール先生がチャランゴでやってるのくらいしか知られてないかも。。。)。それをやはりバジェグランデと言えばこのグループ、Los 4 del Valleがやっているとなれば、買うしかない。

そして彼らの音楽の何よりの魅力は、やはりカルーヨ!他の地方のグループがやるような、しっとりゆったりもっちり(?)風味ではなく、やたら元気が良い印象の伴奏に、まったりしたボーカルが絡んで、非常に和みます。中でも、ギターによるベース音がバリバリ入ってる曲は特にイイ。ケーナもサンポーニャも入ってないですが、一度は聴いてみることをオススメしたい一枚。


ちなみに件の曲はYouTubeにアップされているので、是非聴いてみられたし。しかし延々1枚の写真を加工したスライドショーなので音のみリンク。

うーん、でも歌はHilda Vargasも是非オススメしたいところ。

Arturo Sobenes / El alma de Bolivia

2010年06月23日(水) 22時18分
ボリビアで入手したCDその3。

コチャバンバ出身の歌手。故・某氏の言葉を借りるなら、「本当に上手い奴しかレコードを出せなかった時代」の人。バックも上手い。ジャケットは近影っぽいが、ボレロ&ランチェーラ→東部音楽→アンデス音楽→クリオージョ音楽それぞれ3〜4曲ずつというスタイルの変遷から、おそらく古いEP4枚位の編集復刻盤ではないかと思われる。

まだ旅行中に買ったCD全てを聴いたわけではないですが、「あまりのカッコよさにぶっ飛び」率は多分これが一番。澄んだ伸びのある声は言うに及ばず、それに加えて、特に1曲目のオルケスタのカッコよさと言ったら…!レトロな西部劇も似合いそう、と思ったら、コメディ西部劇か何かのテーマ曲?(←ちゃんと調べてない)2曲目の高いロングトーンも圧巻。しかしEPで聴くとしたら、確かに最初の方の曲はインパクトがあるものの、個人的には東部音楽とアンデス音楽のが聴きたいかも。ジャンル云々よりも、上手い歌が聴きたい方、古き良き日の音楽がお好きな方にオススメしたい一枚。

Kollahuara / Musuy paqariy

2010年06月14日(月) 22時52分
ボリビアで入手したCDその2。

コジャワラの最新盤。シンセサイザーの類の電子音も多用し、既に国籍不明・ジャンル不明の域に達しているが、そう思っていると、なんだかメチャかっこいいシクリアーダに化けていたりしてあなどれない(よく見るとリズムは全部ボリビアものらしい)。

昔やっていた音楽とはかなり質が違うのに、漂うコジャワラ感(?)は、さすがと言うか何と言うか。「力強さ」とかだけでは言い表せない彼ららしさがある、と思う。スタンダードなのが聴きたい人にはあまりお薦めしません。コジャワラ好きな人と、他と違うモノが聴きたい人はどうぞ。


ちなみに、、、音楽聴きながら寝ること結構多いのですが、これかけながら寝ると、悪夢を見そうなので止めました。(^^;;;;

Aray / K'alltawi (El comienzo)

2010年06月13日(日) 22時39分
ボリビアで入手したCDその1。

今度WARAで来日する管奏者、Felix RodriguezとJuan Carlos Mamaniが中心となって作られたグループ。モレナーダ・バイラブレ全盛期なラパスの音楽シーンには珍しく、80〜90年代のガチでインストやってた頃の猛々しい音楽を目指している感じ。RumillajtaやかつてのJach'a Mallkuのような音楽がお好きな方にはオススメ。とは言え、もう少しオリジナリティが…とか、妙にサンファニートが好きそうなとこまで真似しなくても…とは思わなくもない。WARAのツアーの時に持ってくるつもりみたいなので、ご興味ある方はチェックされたし。

Los Violines de oro / Lagrimas y sonrisas

2009年07月27日(月) 7時02分
Los Montoneros de Mendezのリーダー、ウゴ・モンソンが珍しく(?)バイオリンを手に、同グループのバイオリン奏者ルイス・アルダナとともに綴るインスト曲集。

内容はいつもののどかなチャパコ音楽ではなく、1950年代くらいの懐メロを中心にチャコ/チャパコ音楽、かな?カナリオス等がカバーしてる曲もいくつかあって、個人的にも懐かしい…

ルイス・アルダナ氏は古くからのモントネロスのメンバーで、チャパコ音楽をこよなく愛する一方、チャコ音楽を代表するクエカ「Llorona abajen~a」の作曲者であり、カナリオスやヤロ・クエリャルの歌や掛け声にも「ルーチョ・アルダナ」として登場するチャコ音楽のパイオニアでもある。現在77歳。ウゴ・モンソン氏は、近年ニロ・ソルコやビセンテ「サポ」メアリャ等、盟友を失い、自身も68歳とあってか、85曲入りのmp3集を作るなど後世に「遺す」ことに力を入れている様子。今回「息子や友人らの奨めによって録音した」とあるものの、伴奏のほとんどを演奏するルーチョの息子(名前が読めない…)とともに、チャパコ音楽以外のルーチョの音を残しておきたかったというのもあるのでは、と勝手に推測。

そんな訳で、音作りはベースもガンガン入ってますが、ベースやスネア、キーボード等が、かえってレトロ感を醸し出していて、本当にサロン音楽というイメージ。スネアが光ります。おおおオカズがなんてカッコイイ…!“今時フォルク”に食傷気味な方には目から鱗かも(^^)。良盤。

Los caballeros del Folklore

2009年04月03日(金) 7時36分
精神的引きこもりにもそろそろ疲れてきたので、たまには外に出る努力もしてみる。と言うわけで最近入手した名盤ー!

1967年ごろ結成され、73年に来日もしたコーラスグループの復刻ベスト盤。一言で言うと「素敵…(うっとり)」。70年代フォルクローレらしい勢いに加えて、歌心遊び心があって飽きません。締めはViva mi patria Boliviaアイマラ語バージョン!以前某友人に薦められて以来聴く機会も無かったのですが、復刻時にSurcos Bolivianosで流れてるの聴いて一目(?)惚れ!やたら沢山復刻されてる、○リワイラスののっぺりコーラスなんてもう聴けない。(←失礼)

笛は入ってなかったと思いますが、乾いたキレのあるチャランゴ、ギター、ボンボに電子オルガン、、、“あの時代”好きにはたまらん音です。パヤスよりは、コジャワラとかカミナンテスとかお好きな人は是非、って言った方が、より合うかな〜。おススメ。

LOS PAYAS / Invitan al Presterio

2009年02月24日(火) 23時18分
パヤス初期のバンダと一緒にやってるレコードの復刻盤。JichapiやMariposaなど、ベスト盤にも何曲か収録されているので、ほとんど全部あんな感じと思っていただければ良いです。バンダの力強さにパヤスの「濃さ」があいまって、悶絶しそうなほどカッコイイですよ。ええ、もう。青空の下、極彩色のエントラーダの真ん中に放り込まれたような気分になれます。特にこーゆー祭りシーズンに聴くには最高の一枚かと。個人的には超オススメ、と言いますか、「これ聴いて悶え死ね」くらいの勢いで…!

Cantares Bolivia / Si tu te vas

2007年09月30日(日) 13時03分
「フォルクローレらしさ」を求める人にはジャケットで避けられそうな、Cantares Boliviaのセカンドアルバム。確かにチャランゴもほとんど入ってないし、サックスやピアノも目立つ。しかしモダンで力みの無いサウンドが紡ぎ出すのは、紛れも無くムシカ・ナシオナルである。特にインパクトがあるのは、定型のクエカでありながら、いきなり2小節をAy....の一言でつぶしてしまう2曲目。この斬新さが許されるのは、Rocio Moreiraの声の存在感ゆえではなかろうか。Rocio Moreiraはここ数年で頭角を現してきた女性歌手だが、このアルバムではサックス等も担当。今後が楽しみである。また、男声メインボーカルを元Nuevas RaicesのJavier Mantillaらが務め、こちらも存在感は充分。安易な電子化やノリだけとは一線を画した「新しいサウンド」に好感を抱かせる1枚。なお、16曲中6曲がボーナストラック扱いなのは自主制作の1枚目からの再録。
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2007年にCDリリースしました。以下紹介(メイキング)ビデオ
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