理想的な胸の解説

December 19 [Wed], 2012, 22:10
そして女中に連れられて台所のほうへ足をひきずりながら歩いて行った。トレヴォ氏は僕たちに、鉱山へ行く途中、その男と一しょに船乗りをしていたのだと、曖昧なことを云ってから、僕たちを芝生に残したまま、家の中に這入っていってしまった。それからちょうど一時間ばかり後、僕たちが家の中に這入って行くと、例の男はグデグデに酔っ払って食堂のソファーの上につぶれていた。――こうした事件は、僕の心の上に一番いやな印象をやきつけた。で僕は、その翌日、断然ダンニソープを引き上げることにした。なぜなら僕のいることが、僕の友達を困らすことになりはしないかと思ったからだ。
 こうした事件はみんな、永い休暇の最初の月の間に持ち上ったのだ。僕はロンドンの自分の部屋に帰って来て、それから七週間ばかり、組織化学の実験を少しばかりやって暮した。と、秋が近くなり、休みが終りに近づいたある日、僕は、僕の友達から、ダンニソープへ来てくれと云う電報を受取ったんだ。そしてそれには僕の援助がぜひ欲しいと書いてあるんだ。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:哲矢
読者になる
2012年12月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/tpkwu9zr/index1_0.rdf