他の場所からやってくる言葉

April 09 [Wed], 2014, 13:34
無意識は自我の語りではない何らかの他の場所からやってくる言葉で成りたっているということである。それゆえ、この最も基礎的な水準において、無意識は他者のディスクールなのである。さて、それならば、その他のディスクールはいかにして私たちの内側を駆り立てるのだろうか。私たちは、私たちが自分自身をコントロールしているけれども、ときどき、異質で外来性の何かが、いわば私たちの口をとおして語る、と信じがちである。自己あるいは自我の観点からは、私が事を取り仕切っている。私たちが私と呼ぶような、私たちのそうした側面は、自分が考えたり感じたりすることを自分で知っていると信じているし、自分がすることをなぜするのかを自分で知っていると信じている。そのような観点からは、侵入してくる要素は、押しのけられ、でたらめだと考えられ、それゆえ結局のところまったく重要ではないと考えられる。言い間違いをする傾向のある人たちはただ、自分たちはときどき舌足らずになることがあるだとか、あるいは、単に脳が口よりも速くはたらいて、ひとつのゆっくりと動く口から二つの言葉を同時に出すよう駆り立てるのだとか考える。
人生の豊かさ







不況ゆえに

April 07 [Mon], 2014, 22:22
クライスラー系の高級車がV8を採用するのは1952年です。ビュイックは数あるアメリカ車の中でも、最も派手でアメリカ的な、アメリカを象徴する車でした。そのビュイックがなくなるかもしれないなんてどれだけ哀しいことでしょうか。キャデラックにも匹敵する堂々たる1955年ロードマスター4ドア・セダン。まだ暗い雲の垂れ込めたデトロイト近郊。デトロイトの空が暗く重いのは、天気のためばかりではありません。不況ゆえに車の売れ行きが極端に悪化したビッグスリーの厳しい状況を反映しているからです。ナンバーワンGMの経営不振は、国からの支援を受け一時期の深刻さからは脱したもののかつての勢いはありません。いまや火が消えたようです。そしてクライスラーはとうとうフィアットに飲み込まれてしまいました。改めてクライスラー・コーポレーシヨンについて考えてみる。これはフランスのタルボ・ラーゴにも関係がある。アメリカの自動車産業は優れた人材を数多く輩出してきましたが、なかでも最も傑出したひとりがウォルタークライスラーでした。


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