はじめに。 

2006年11月23日(木) 21時12分
ここは、南水がなかなか更新しないのと、12月途中から実家を離れていて更に更新できないために、たまった小説をUPしていこうか。 としている場所です。 カテゴリや最新記事機能でなるだけ読みやすくするつもりです。

fluffy.1(忍足侑士夢) 

2006年11月23日(木) 21時17分
「ふわふわする。」

「は?」

「毛が。」

「毛。」

「うん。け。」

「・・・・あぁ。俺のか。」

「侑士寝ぼけてんね。」

「さぁ。ようわからん。」

「なんか声のテンションがジローみたいだよ。」

「ジロー?」

「うん。ジロ。」

「彼氏とおるときに他ン男の話なんかすんなや。」

「・・・。やきもちか。やきもちなのか。」

「・・・なんやねんなもう。」

「侑士が屋上で寝るなんてめずらし――。とか思ってたの。」

「さよか。」
continue.

fluffy.2 

2006年11月23日(木) 21時17分
「ふわふわ〜。」

「ボサボサとかバサバサとかしか言われたことあらへんけどな。」
「そ。」










「昨日。」

「きのう?」

「ジローとココおったろ。」

「うん。」

「・・・悪びれんのな。」

「別にやましいことしてないし。バッタリあっただけだし。」

「せやかてな「だって侑士なーかなか屋上こないし――。」

「寒いやん。」

「ジローは、ほら。あそこに来てるし。」

「おったんかいな。」

「いつもはココにいるんだよ。」

「ほ――――――。」


continue.

fluffy.3 

2006年11月23日(木) 21時17分
「・・なんかムカつく返答ね。」
「きのうも。」

「ん?」

「昨日も、おとついもその前もバッタリおーたんか。」

「やっぱりやきも「ごまかすなや。」
「そうだよ。」






「で。こないなかんじで肩かして、寝かしてやっとったんか。」

「うん。屋上で一番暖かいのココだし。」

「そういう問題とちゃうやろ。」
「膝枕もしたことあるよ。」

「!?ひざっ・・!?」

「侑士こそ。今日はなんで屋上にきたの?」

「・・・なんっ・・。なにが“こそ”やねん。今話とんのは俺やぞ。」



continue.

fluffy.4 

2006年11月23日(木) 21時17分
「今日だって寒いのにさー。」

「おい。」

「いつもは誘ってもこないのにさー。」

「なんや。すねとんのか。」

「ヤキモチヤキに言われたくないね。」

「・・・・。」

「だめだなぁ――。忍足くんは。やきもちって認めたくないんだねぇ――。」

「・・・・やきもちやかれるようなことすんなや。」

「あ。認めたよ。なるほどねー。で、今日は、阻止するべくココにきなわけだ。」

「ぁあ――。あ―ぁ――。」

「壊れた?」

「せや!やきもちや!あ―ぁぁ―かっこわるー・・。」



continue.

fluffy.5 

2006年11月23日(木) 21時17分
「あっはっはっはっはっ!」

「笑うなや。」

「うん。」
「うん?」

「よしよし。」

「なんやねん。一人で納得して。」

「んー?ふふふっ。侑士、ゆうしー。」

「なんやけったいやな。」

「なんでもないよっ。」

「・・・さよか。」

「ふわふわー。」

「またそれか!」

「なんかうれしいなっ。」

「ふわふわが?」

「そっ。ふわふわがっ。」

「・・しょうもな。」

「ふふっ。」


(私は愛されている。)










END

fluffy.6 

2006年11月23日(木) 21時17分
あとがき。

授業中にかいたもの。
駄目な侑士・・てか、中学生ぽい侑士がかきたかったのに、このありさま。
会話表現のみってのは作者てきには楽ですねー・・。
読者的には最初のほうは分かりにくいかもしれません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。





2006 11 23 南水七

窓辺の猫.1(跡部夢) 

2006年11月28日(火) 22時22分
ガチャ・・バタン。

彼は、まるでここが自分の所有する場所であるかのように。

私の場に侵入した。









『きゃぁ。跡部さまよ!』
『跡部さまごきげんようっ。』
『跡部さま跡部さま――――・・・





ガチャ・・バタン。

「また?跡部くん。」

「けちけちするな。」

「気になります。」

「気にするな。こっちもきにしてねぇ。黙って弾いてろ。」


この練習室にこの人が逃げてくるようになってから、どれくらいがたっただろうか。

「気にするって。」

continue.

窓辺の猫.2 

2006年11月28日(火) 22時23分
とにかく、ファンに信者に求愛者、隠れファンからストーカーにいたるまであらゆる好意の塊に彼はよく追われたり囲まれたりしている。

それは私もよく知っていた。
私は、彼がそれを楽しむタイプにみえていたので、彼が練習室のドアを開けたあの日、一瞬なにが起きたかわからなかった。



「・・・何事?」

「かくまえ。」

「は?」

「・・隠れさせろ。」

「え?・・ぇえ!?」



氷帝学園は、どこでもなんでもどんなときでもしっかり金をかける学校で、
私はしっかりとその恩恵をうけ、高等部まで上がってきていた。

窓辺の猫.3 

2006年11月28日(火) 22時23分
音楽科専攻の私には、個人練習室なるものがついていて名のとおり一人でしっかりと練習出来る場所なのだ。

の、はずだった。



「ねぇ。気になるから。」

「気にするな。」

「静かな場所なら、もっと他にあるじゃない。」

「なんだ、俺様がここにいちゃいけない理由でもあるのか?あーん?」

「人がいると、緊張して練習にならないよ。」

「いいじゃねぇか。コンクールの練習になるぜ。」

「いやだ。跡部くんピアノ弾けるんでしょ?」

「あぁ。」

「だから違いもわかるし。」

「まあな。」