仏教宗旨別のお焼香回数 

August 19 [Tue], 2008, 16:58
今日は仏教でご葬儀をあげられる際にお焼香を皆さんがおこないますがその時の宗旨別の焼香回数とちょっとしたうんちくを説明したいと思います。

天台宗:3回
古くからの慣習により供養や修行をする場所を清めるために香が焚かれました。
しっかりと念じて香を焚けばいつ何処でもお釈迦様はお姿をお示しになり、法を聞く者は安心(あんじん)を得ることができる。(回数は特に定めはないみたいですが)

真言宗:3回
身・口・意の三密に習って三度のお焼香をします。手に印を結ぶ身密(身)、口で真言を唱える語密(口)、心の本尊を念ずる意密(意)の3つを「三密業」といい、これに準じて行うこととしています。

浄土宗:3回
現在・過去・未来と3つの世界の仏様にお香をお供えする為だと云われております。1〜2回との見解もありますが上記のように3界に帰依(お願い)する思いで供養すると良いと伝えられています。(諸説多々有)

臨済宗:1回
昔より云われてきた身体を仏前に、芳香を捧げることによって深く敬い、つつしむ心を捧げるという意味があり香は人の気持ちを落ち着かせるもので、同時に心身を清める事が伝えられています。(回数の定めは特に無し)

日蓮宗:3回
「仏法僧」の三宝に焼香します。仏宝=御本仏、法宝=南無妙法蓮華経のお経、僧宝=日蓮大聖人、のことを言い、一心不乱に心を込めてご供養することが良いとされています。(1回でも可)

曹洞宗:2回
心身を清めるために行います。1回目は「主香」と言い、右手で香を掴み左手を添えて額まで頂きます。(この時亡き人を偲びます)2回目は「従香」と言い、初めの主香が消えないようにすることが目的です。

浄土真宗:(西)1回、(東)2回
焼香をする行為は仏前をお飾りすると共に清らかな光明の世界(お浄土)を思い浮かべるご縁となることから行います。基本的に香を額まで持ってきて念ずることはありません。また、チンと鳴らす鈴も使いません。


このように色々な意味ややり方があります。
ご自分の宗旨に合わせたお焼香作法が一番かもしれません。