『スローグッドバイ』石田衣良 

July 09 [Thu], 2009, 17:49


ナツイチのシーズンなので、買う本は自ずと集英社に偏る。
だっておまけが可愛いんだもの。

先日読んだのはスローグッドバイ。
ちょっと短編集にハマっています。
なんだかんだ言って、ラストのスローグッドバイが一番印象に残ってます。
でも、いつも寝る前に読んでた物だから、あんまり記憶に無いのが本音。
もう一回通して読んでみようかな。

短いラブストーリーをお菓子を摘むみたいに少しずつ読む感覚もいいものですよね。


『君に届け』下川香苗 

July 03 [Fri], 2009, 1:25
たまには、ライトノベルも。

青春って、甘酸っぱいよね〜って思いたかったら読んでみるべし!
漫画が原作のこの作品。
買おうかな、どうしようかなって迷っているところを買ってしまいました。
…だってナツイチなんだもの。

個人的にコバルト文庫は好きです。
中学時代、マリア様がみてるとかを読みあさっていた記憶があります。
少女漫画の小説版というのですか?
女の子らしくて私は好きです。
装丁もね。

漫画が原作で、こちらも読んだ事があるのですが、やっぱりノベルスは描写が細かいので良いですね。心理状態が分かりやすいです。
地味でホラー映画の登場人物のように扱われていた主人公が徐々に変わって行くって感じのおはなしです。友人ができて、男の子に惹かれて行く様子がかわいらしくて読んでてほかほかとしてきます。

私はこの手(マーガレットとか少コミとか)の漫画が苦手なのですが、この作品は好き。

夏のひとときに甘い青春を。



『ぼくは勉強ができない』山田詠美 

July 03 [Fri], 2009, 1:19

山田詠美の作品をきちんと読んだのは、これが最初かもしれない。
とても面白かった。

今読んだ事に後悔はしていないけれど、できることなら高校生、いや、中学生の頃に一度読んでおきたかったなと思う。
勉強ができないと陽気を気取る主人公。
勉強ができなくとも、もっと大切な事がある。

凄く感慨深いなって思った。
私自身、中学後半から高校にかけて勉強というものにとらわれて生きてきたから、正直、もっと早い時期にに出会いたかったと思う。
だけど、今の大学に入って、得た友人達は本当に貴重だから後悔はしていない。

残された後わずかな学生時代。
この本を参考にしながらも、大切に過ごして行きたいなと思える一冊だった。




『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 

July 03 [Fri], 2009, 1:12
変な文章書く人だな、というのが第一印象です。
でも、おもしろい。

最初に読んだこの作家の作品は、ライトノベルのミステリー小説だった。
でも、引き込まれる世界観に没頭してた事を今でも鮮明に覚えてる。

この作品の主人公は、女の子。
転校してきた、名前も振る舞いも不思議な女の子と出会う。
不思議な感覚に包まれる作品。

この作品に登場する主人公の兄との絡みもなんだか新鮮で面白かった。
巻き込まれた事件で変化する彼女達の生活や考え。

ふと書店で目に留まったら読んでみてもらいたい一冊です。





『シシリエンヌ』嶽本野ばら 

July 03 [Fri], 2009, 1:03

嶽本作品の中で、どれが好きかと尋ねられたら、私は迷わずシシリエンヌを挙げると思う。
この作品は私にとって衝撃だった。

ラストの感覚は未だに忘れられない。
でも。
最初は理解できなかったメリザンドの決断だけど、時間が経てば立つほど、なんだか共感をおぼえてくる。


嶽本作品は、文章の流れが本当に穏やかで好き。
頻繁に出てくる洋服の描写は心が踊るし、ちょっとした仕草の描写でもなんだか目を留めてしまう。

官能小説だなんて思うことなかれ。
この時期に、一度読んでおいてよかったなと思えた作品でした。






『娼年』石田衣良 

July 03 [Fri], 2009, 0:53

今日はこの一冊しか大学に持ち込まなかったので、すぐに読み終えてしまって物足りなくなってしまった。
けれど、読後の感じが凄く好き。
高校の頃から読もう読もうと思ってて手が伸ばせなかった一冊。

タイトルに対する気恥ずかしさでもあったのかな。

なんだかんだ言って、石田衣良の作品は好きです。
高校時代に読んだ4TEENとか、池袋シリーズも好きだった。

文学部の教授は政治性がないだとかで酷評だったけど、それは今の時代の作家だもの。
10代20代の私たちが読むにはふさわしい作家だと思うな。

この作品は、主人公が大学生で、蟻みたいに惰性的に大学行って、就職して、というありきたりな道筋が否定されてて、気分が良かった。
私は外れたいって思いながらもそれに付随するハンディに耐えられなくて通っている質の人間だから、読んでいてあこがれが先攻した。

人によっては単なる官能小説のできそこないって感じるかもしれない。
でも、私はこういう作風作品が好きだと思う。



『トワイライト』ステファニー・メイヤー 

July 01 [Wed], 2009, 18:26
巷で人気の『トワイライト』。
読んだのは5月の事ですが、折角なので感想を。
全4作の少女向けファンタジー小説とでも言いましょうか、人間とヴァンパイアのラブストーリーです。

今までのヴァンパイアストーリーの概念を一変される奇麗なイメージ。
どす黒さを排した、かつ美しい存在として描かれた彼らは、化け物よりもどこか聖人であるかの様にも見えます。しかし、所詮はヴァンパイア。
ある程度のグロテスクさを残しながらも、そこに交えられたラブストーリーは、若い女の子達にとっては胸にくるお話だと思います。

漫画とか、児童向けファンタジーが好きな方にはおすすめです。
4作ある内、秀逸なのは1作目。
2、3、4と進むごとに文学的というよりは、漫画的になって行きますがそこに重点を置かなければとても楽しめるエンターテイメントではないでしょうか?

折角なので、映画とともに楽しんでみては?


『人間失格』太宰治 

July 01 [Wed], 2009, 18:15


教科書に載っていた『走れメロス』以外で初めて読んだ太宰となりました。

『人間失格』。


一読しただけではイマイチ理解しきる事ができませんでした。
しかし、わからない、とはいえども読むスピードが落ちる事は無く、薄い事も幸いして短時間で読み終えてしまった事も事実です。
お道化を演じる主人公が、堕落して行く姿、そして、人間である事に苦しむかの様に吐露させるその心境の描写が、ぐらぐらと私の世界観をたたき壊し、最初の彼の作品に対するイメージを一変させました。

意味が、わからない。
けれど、引き込まれる。

しかし、全体を通しての理解に苦しむだけで、一つ一つを取り出せば、「そうだ」「わかる」と思う行も存在します。
ラストの人間、失格の行。
27歳にして、40歳に見られてしまう主人公。

何度も繰り返して読んだら、理解できるだろうか。
まだ私には文学のよさを理解する力が欠けているようです。







今集英社で購入したら、ナツイチストラップが貰えますね。

『ZOO-1』乙一 

July 01 [Wed], 2009, 18:03


乙一作の『ZOO』第一巻。
集英社の夏の文庫フェア、「ナツイチ」で書店に並んでいたところを手に取り、読んでみるとこにしました。

乙一さんの作品は高校時代に『夏と花火と私の死体』を読んだきりだったのですが、この本で一気に彼の世界観に引き込まれました。
『ZOO』は短編集なので一本一本が短く、そして簡潔。
だけどすっきりとしていて、読みやすいお話ばかりです。

どれも秀逸ですが、私の心に残った話は『陽だまりの詩』。
4本目のお話です。
ホラーではなくて、少しこころが暖まる様な、または寂しくなる様な、そんなお話です。
この中でポツポツと兎の記述があるのですが、なぜかこの行が印象に残りました。なんて事無いほんの一説なのですが、何故でしょう。

乙一作品のすばらしさが、この本だけでも伝わります。
語り口から引き込まれる。
今年の夏は、彼の多くの作品と親しみたいです。


プロフィール
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    ・音楽-マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、マリリン・マンソン、オアシス
    ・旅行-京都、ハワイ
    ・ファッション-自分ではやらないけれど、ロック、パンク、ロリ、ゴシックが好き。
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