金利が下がると株価はどう動くか? 

June 15 [Wed], 2011, 15:38
金利の変動は株価に大きく影響してきます。
不景気などで金利が引き下げられると銀行に預金している預金者は、
利回りが悪さを嫌気して資金をより儲かる投資先である株式市場に投資するようになります。
その為、金利が引き下げられると株価が上げる傾向が見られます。
更に金利が引き下げられると預金に回さない分消費や投資が増え、生産も多くなります。

生産が増えればそれを生み出す労働力も必要になるので失業率は下がり、
国民所得も増え景気は回復に向かいます。
金利が下がると住宅ローンの金利も安くなるので住宅の需要も増え、
銀行の金利も下がり企業も運営資金を調達しやすくなり投資も増えます。
上記のような理由で株価が上がると株価の値上がり益で儲けた人達の消費も増える為、
更に景気は良くなり株価も上昇します。

金利が上がると株価はどう動くか? 金利が上がると株価は下がります。
その理由は株による資金運用に比べて、預貯金は元本が保証されているのでリスクが無く資産が増やせるからです。

金利が高くリスクなく利子によって資産が増やせるの状況で、
あえてリスクの高い株式市場で資金を運用しようとする人が減るからです。

株式市場は金利の変動に敏感に反応するので、
実際の金利の変動幅が小さい場合でも「金利が高くなる」という予測だけで株価は下降し、
「金利が低くなる」という予測だけで株価は上昇します。

日本では長引く不況を打破するためにゼロ金利政策を取り、
1999年2月から2000年、一時的に解除したものの米国同時多発テロによる不況のため再び再開し、
2001年3月からゼロ金利政策で景気の浮揚を図ってきました。