らぶらぶ2 

2005年01月08日(土) 4時49分
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・行成」
「結婚しよう!」
「な」
「頑張って、津名さんを幸せにするから!」
「いや、待て」
「お金が必要ならどんな事でもする。だから結婚してください!」
「じ、冗談だ!」
「冗談でこんな事は言わないよ」
「違う、私の言った事が冗談だ!」
「行成ってところ?」
「何で君の名前が冗談なんだ。もっと前!」
「…私に何の恨みが?」
「戻り過ぎ! 妊娠が冗談だ、ということだ」
「…マジで?」
「マジだ」
「…そう言えば子供出来るような事してないしね」
「三年以上、付き合っててしてないと言ったら凄まじい顔をされたぞ。 結婚してからするものだろうに」
「男として…男として…負けないっ!」
「どうした、ハンカチなんて噛んで。飢えているのなら、このからあげをやろう」
「…ありがとう」

らぶらぶ1 

2005年01月08日(土) 4時45分
「やぁ、津名さん」
「ん、行成」
「大学生になろうと屋上で読書しながら、お昼なんだね」
「当然だ。私のように愚かな人間が一時でも休む事は出来ないと考えている」
「津名さんは十分、頭いいと思うけど」
「いや、この間の事だが友人にカラオケに誘われたが、カラオケが何の事だか理解出来ずに断ってしまった。まだまだ私は恥を掻く事を恐れ新たな知識を得る事に躊躇してしまった」
「津名さんがカラオケ知らなかったって程度じゃもう驚かないし、あとで誘うからいいとして。津名さん誘った友達って男?女?」
「男だが、それがどうした?」
「津名さんは美人なんだから、男を見たらケダモノと思わないと!!」
「ふむ…男はケダモノか。行成、あと50Mほど離れないか?」
「俺はいいの!彼氏だから」
「難しいものだな。やはりまだまだ私には知識が」
「知識より社会勉強って気がするけど」
「うむ、やはり本は大事だな」
「…まぁいいか、詳しくなられたらフラれそうで怖いし」
「何か言ったか?それに遠くを見ているのは何故だ?」
「色々と、ね」
「色々と、か」
「色々です」
「ふむ、他人の事をあれこれ詮索するのは無粋だったな」
「素直な津名さんが好きです」
「私もだ」
「…そういえば津名さん、言ってくれた事ないよね」
「……」
「何で顔背けるの?」
「…背けていない」
「津名さんは嘘つく時、俺の目を見れなくなるからわかりやすいね」
「私の目を見て話すのは君くらいだ…と、いうか何故、そんなに近づいてる!息がかかる!!50M以上、離れろ!!!」
「こうなったら言ってくれるまでやめない」
「わ、私に何の恨みが!」
「こないだ10円貸して返って来てないとか」
「10円返すから離れろ!あとそのにやにや笑いをやめろ!!」
「返さなくていいから、離れないし、にやにや笑っていいと」
「誰もそんな事、言ってない!」
「言ってくれない津名さんが悪い」
「…そろそろ怒る」
「押忍!申し訳ありませんでした!!」
「うむ」
「津名さんが怖かった…」
「そう言えば行成に行っておかねばならない事がある」
「なに?」
「妊娠した」

らぶ 

2005年01月04日(火) 1時52分
「やぁ、授業さぼって屋上で読書とは優雅だね。津名さん」
「そういう君は授業さぼって一服かい?行成」
「いや、君に会いに」
「そうか」
「冷たいね、相変わらず」
「冷たいとわかってて、毎日毎日この時間に来る君の気がしれない」
「昼飯食べて、勉強する気になる方がどうかしてるんだよ」
「ふむ」
「そして愛しい君が屋上にいる。行かない理由はないのではなかろーか」
「とりあえずタバコ吸い終わるまで近づかないでくれないか? 煙たい」
「はいはい」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「…そーいえば」
「ん」
「俺、大学受かったんだよ」
「それはおめでとう」
「…本から目離さずに言われると祝われてる自信ないなぁ」
「おめでとう」
「ごめん、俺が悪かった。頼むからにらむのはやめてください」
「私の目つきが悪いのは生まれつきだ」
「さよですか。まぁ受かったわけよ」
「ん」
「そしたらうちの親が『神様に感謝しましょう』だって」
「君の家は何かの宗教に入ってたのか」
「実はクリスチャン。洗礼名はマリア・ヴェネディクト」
「…なら君の名は坂早・マリア・ヴェネディクト・行成か」
「そうらしいよ」
「不真面目な信者ここに極まり」
「そうでもないよ。聖書とか覚えてるし」
「ほう。例えば?」
「生めよ、育てよ、地に満ちよ」
「・・・・・・・・・」
「すみませんでした」
「で、何の話だ。そろそろ本道に戻せ」
「ああ、そうだった。お悩み相談してたんだった」
「子供と電話する気はないぞ」
「いやね。神様が頑張ったんじゃなくて、俺が頑張ったから大学受かったわけじゃない?」
「うん」
「神様に感謝しましょうは違うだろう、ママンと言ってやったんだけど、『まぁ何て子なの!神様に顔向け出来ないわ!?』だって。何かちがくない?」
「うん」
「ママンじゃ話にならないからダディに話してみたら『お前をそんな風に育てた覚えはない!』だって…って聞いてる?」
「うん」
「じゃあ何か一言あれば」
「うん」
「津名さん付き合ってよ」
「うん」
「…俺、心持ち重大発言したんだけど」
「私も重大発言をしたつもりだが」
「えーと」
「これからは彼氏彼女の関係だな。よろしく頼む」
「…こちらこそ」
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