BABEL/バベル

April 30 [Mon], 2007, 14:59
「BABEL/バベル」2007年 米

★★★★★



観てきました!!
GW第1弾目は、やはりこの「バベル」
めちゃめちゃ楽しみにしていたのですよ〜。
やっと観れた、安堵感が1番目の感想かな?^^

はるか昔、言葉は1つだった。人間たちは神に近づこうとして天まで届く
塔を築く。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった・・・・。
旧約聖書に記された「バベル」の物語。


モロッコの山岳地帯のとある村。質素に暮らす家にある男がライフルを売
りに来る。鹿を飼い生計をたたているその家の主は、鹿を狙うジャッカル
を近づけないために買うと、息子2人にライフルを預ける。

ここからして、もう浅はかとしか言えない。
エア・ガンじゃないんだよ〜〜実弾が入ってて、いくら人気のない田舎の村
でも危ないに決まっているでしょ!

兄と弟は(推定12歳と7歳ぐらいかな?)ライフルの飛距離を試すため、
偶々通りがかった観光バスを目掛けて発砲する。

「3キロ先まで狙える、なんて嘘っぱちだよなぁ」などとあどけない少年達
は何にも悪びれる事もなく石畳の家へ踵を返すと・・・、バスがいきなり停
まる。イタズラがばれた!!驚いて慌てる少年達。

一発の銃弾は、ほんの好奇心から幼い少年達が犯した事故だった。
しかし、この時母親にでも、打ち明けていたら・・・。非力な子供らに何が
できたでしょう。

銃弾は、丁度よりを戻すための旅行をしていたアメリカ人夫婦のリチャード
ブラピ)、その妻スーザン(ブランシェット)の鎖骨付近に命中した。

バスで、一番近い病院へ行くには4時間かかる。来た道を戻る形で診療所
へ行くには1時間半・・・・血がどんどん吹き出る、考えている暇もない。

バスに乗り込んでいた現地のガイドの住む村が一番近く医師もいるという・・。

アメリカに残してきた幼い子供達の世話は、乳母でメキシコ人のアメリア(
ラッザ
)に任せていたが、翌日はおりしもアメリアの息子の結婚式があり、リ
チャード夫妻の子供ら、マイクとデビー(ファニング)の「お守り」に途方に
暮れ、メキシコまで連れて行く事に。

アメリアの甥っ子サンチャゴ(ベルナル)が迎えに来て国境を越えるのだった。
この時のガエルが、車に乗り込み後部席の子供達を見るためにバックミラーを
いじるのだが、目だけが映るシーンがある。

ウェンツ瑛二かと思った(笑)
ガエルにタッキー、ウェンツ瑛二・・この辺りは目が似てる。そして好きな顔立ち
なので私は胸がキュンとなった。(ってどうでもいいッスね^^)

そして、話題の菊池凛子の登場だ。
舞台は東京に。何故?
3パートの物語は繋がっているのでご心配なく^^

聾唖者のチエコ(菊池)は、一流商社に勤める父(役所)と、2人暮らし。
聾唖学校のお友達と青春を楽しんでいる今時の高校生だが健常者の差別や、
自分を見る“目”にいつも怒りを覚えている。
生まれつきの聾唖者なら今更気にも留めないかと思うのだが、彼女の場合、
母親の自殺というショッキングな出来事があって、言葉を話せないからだ
けでなく共に母親の自殺の元凶?である父娘関係はぎこちないものだった。

チエコは、内から出る熱い欲情のようなものを抑えきれずにいた。
誰かに心を抱きしめられたい。チエコの住まいは都会の夜景が一望できる
高層マンション。
殺伐とした大都会の一片の塵で、孤独な人間に思える効果がばっちりだ。

東京・モロッコ・メキシコ・アメリカ・・・。

少年が撃った銃弾が一見何の関係もない、バラバラのバベルの末裔達を繋ぐ。

観た人の中には、おそらく「長い!ダラダラしすぎ!」と思った方も多い
ことでしょう。
しかし、この「貯め」のお陰でリチャードの焦りなど、充分すぎるほど伝わ
ってくるのだ。ああ、こんな偏狭な田舎で事故に遭ったら直ぐには救急車も
来ないし病院もなく、ある程度「死」は覚悟するしかないのかな?
などと諦めも感じてくる。そう、それぞれの身になって感情移入できるのだ。

言葉の伝わらない苛立ち・・・。
思いの伝わらない不安や怒り。

メキシコでは質素だけど陽気な宴が繰り広げられ・・・延々と続く。
しかし一転、国境を越えて帰る時になると意外な展開が待ち受けていた。

チエコが刑事(二階堂)に渡した手紙の内容は人それぞれの解釈でいいの
だろう。
それを居酒屋で呑みながら読む刑事の目に涙がこみあげるのだから、きっと

 「私のような人間に、時間をとらせてごめんなさい。私のような人間につき
合わせてごめんなさい。母が死んだのは私のせいなんです。許して下さい。」
そのような内容だったのではないかな・・・。

余談ですが歯科医は普通はマスクしてますよね?。
それに母親が使った銃はおそらくあのライフルの訳がないので、(ライフル
で自分の頭は田宮次郎でもなきゃ撃てない)小型拳銃だと思われますが、
一般家庭の日本人が銃を持っているのはちょいと無理な設定だったかも。

最後には言葉は通じなくても心が通じあえた父と娘など希望が見える。
万人向けではないかもしれませんので、あえて強くはお薦めしません(笑)

例によって急いでUPしたので後で加筆・編集します^^

原題 BABEL
製作年度 2006年
上映時間 143分
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演 ブラッド・ピット 、ケイト・ブランシェット
   ガエル・ガルシア・ベルナル
   アドリアナ・バラッザ、エル・ファニング
   役所広司 、菊地凛子 、二階堂智

【映画館での観賞】

コメントのお返しが遅れて申し訳ありません 
では、後ほど〜〜(^.^)
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