タイヨウのうた

August 12 [Sat], 2006, 22:43
「タイヨウのうた」 2006年 日本

★★★★



太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫(YUI)は16歳。
高校に行く年頃だが、病気のため家でじっと息を潜めるように、陽がくれるのを待
つ日々だった。そんな少女が毎日、恨めしそうに覗く部屋の窓からは丁度七里ガ
浜のバス停が見え、地元高校生でサーフィンをしているらしい少年を毎日見かけ
るうちに密かに恋をする。

地元で洋食屋を経営する元サーファー? 黒く日焼けした肌に潮焼けで茶髪の
父、岸谷吾郎と、優しくですぎない母を浅木久仁子が好演。
薫は夜、駅前で密かにギター片手に歌う事が生き甲斐だった。
夜中の公園で・・・危ない!!とはいえ、親の干渉も度が過ぎるとストレスになる年頃だ。  
唯一の親友の美咲(通山愛理)が一緒に居た時に、駅前の道路を原付バイクで
通りすぎるあのバス停の少年を見かけ思わず、追いかける。
男の子と話したのは小学生以来(らしい・・・ん?小学校にも通えなかったのでは・・・?)
言いたい事も上手く言えずに終わるが・・・自称ライブ(?)の帰り、バス停のベン
チで歌っている時にその少年と鉢合わせ。 

彼の名前は孝治(塚本高史)、美咲と偶然同じ高校でその美咲に頼んで孝治の
学校生活まで多少、知ってしまっていた薫は戸惑う。
「見ているだけでいい」彼が今やこうして目の前にいる。
あの日、このままだと嫌だと思い追いかけたものの、美咲の撮ってきてくれた
高校lifeの生録は、高校ってものを知らない彼女には刺激的すぎた。

自分の知らない世界の人。いつも楽しそうに笑っている人・・・いわばタイヨウの
下で燦燦と輝く“これからの人”・・・・。
薫は自分がもうそんなに長く生きられない事も感じ取っていた・・・が、孝治の
やや強引な約束の「路上ライブ」の日。
ラッキー?な事に下手くそなロック・シンガーが先取りしていたので孝治は薫を
原付に乗せ横浜まで・・・・。

ネオン煌びやかな横浜ラウンドマークタワー、山下公園、人でごったがえした 
中華街など見るもの全て新鮮で薫はさぞや興奮状態だった事と思う。
(勿論大切な一人っ娘なの、親も連れては来ただろうけど好きな彼と・・・ねぇ

その横浜駅前でのストリート・ライブ。薫が歌いだすとあっと言う間に人垣ができ、
他所のバンド連中も飛び入り参加。最高に楽しい夏だったに違いない。

夜の海へと移動・・・孝治は「こんな俺でも良かったら付き合ってください」と言い
薫も幸せに酔いしれていたが・・・・現実は!

孝治の言葉でシンデレラの馬車の魔法が解けてしまう。
「あと10分もすれば太陽が昇るよ。夜明けの海を見てから帰ろう」

ギク!ξ(*〇o〇*)ゞ
直射日光にさらされない体なのだ。 
急に「家まで送って!お願い」走り出した薫に戸惑いつつも
バイクで家の下まで送るが・・・今や太陽が!!!
って時はハラハラ・ドッキンコでした。
 

やはり普通の恋なんてできないんだ、そう観念した娘が、哀れで孝治に
頭を下げにいく父の愛。
病気の事を知ってもなお、薫に対する思いは変わらず折角の歌をCDにして
世の中の脚光を浴びさせたい一心でバイトに精を出す孝治の愛。

若い二人が初々しくて微笑ましかった。
短命で、その上日光の多い江ノ島近くで生まれた薫には残酷な難病では
あったけど孝治の愛はホント神がくれた贈り物だね。
歌の才能然り・・・・。
曲がまた泣ける曲で・・・「このポケット一杯につまった曲を聞かせたい」
.・゜゜・⊂((〃/⊥\.〃))⊃・゜゜・.ウワーン!!

薫は精一杯生きようとしたけど病魔に勝てず亡くなった。
棺おけに一杯の向日葵の花が向日葵のようにタイヨウを向いてはいけない、
薫への最後の親の配慮だったのではないだろうか。

ともかく生前、薫が作詞作曲をした曲はCDになり、ラジオのリクエストなどから 
流れ、孝治の元にそして両親の元に思い出と一緒に束の間戻ってきたかの
ようだった
私はTVドラマの「セカチュウ」を毎週欠かさず観て(映画の方は未見)泣いて
泣いてあんまり泣いたので、今放映中のTVドラマ「タイヨウのうた」は観ていない。

(何の関係が?^^)

どのみち原作と映画、映画とTVドラマは別個のものなので(私が観た限りで
はTVドラマは著しく原作とかけ離れるような?)
それはそれでいいものもあるが、TVドラマの「セカチュウ」の病気の恋人を
見舞い、彼女以上に傷つき何十年経った今もその時の傷から立ち直れずに
いた男のような話はもう観たくないのが本音。

この「タイヨウのうた」は、お涙頂戴ストーリーではなかったので良かった♪
本人が、前向きに死ぬまで生きようとしていたのに残された者が凹んでいては
薫が可哀想だから・・・・彼女の曲は永遠に胸に刻まれ、聞くごとに思い出し 
やがて全てが思い出に変わる。
生きる事の尊さみたいなものも・・・きっと感じとれると思う。

YUIの歌う「Good-By days」は悲しくて・・・切なくてそして熱唱するYUIも 
素晴らしかったです 普通の女の子っぽい所も好感持てます。

沢尻エリカでは、余りにも美しすぎて・・・う〜ん。

【映画館での観賞】

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