嫌われ松子の一生

July 30 [Sun], 2006, 10:34
「嫌われ松子の一生」 2006年 日本

★★★★★




もう、最高ヘ(≧▽≦ヘ) きゃーーん♪
この映画は、市内のシネコンでも、郊外に行かなきゃ観れなかったのが(そこに行ってまで観ようとは思ってなかったので^^) 街のシネコンでも先週から上映され、スタンプがたまり、無料券で観た拾い物!!先に「パイレーツ・オブ・カリビアン〜〜」を観たのですがそっちがやや、かすむぐらい面白かった。
波乱万丈松子の転落人生を笑って泣けるミュージカル仕立てのファンタジーとして描いている。
最初何かの予告で松雪泰子が出ていて、「嫌われ松子」の内容も知らないくせに
勝手にああ主役はこの人の方が良かったのではないのかなぁ?などと思いまし
たが中谷美紀、会心の作で物凄くいい!

冒頭いきなり木村カエラが、どアップになり歌いだしたので あれ? 
会場(シネコンの)間違えたかな?(確かカエラ主演の映画もあった筈なので・・って今やってるかどうかも知らないけど)どうしよう???な〜んて思っていたらちゃ〜んと「松子」でした(笑)

東京でぼけ〜〜と暮らしていた川尻笙(瑛太)の散らかった部屋で 「サスペンス劇場」と称して、崖っぷちに立つ男が、片平なぎさに追い込まれるシーンからして
もう面白くて見入ってしましました♪
父親(香川照之)が現れ、驚くが、遺灰を抱いていて、それは父親の姉である事、姉(笙の叔母)川尻松子(中谷美紀)当時53歳が荒川の河川敷にて、死体で発見され 身寄りがないので福岡の自分の家に電話がきた事を聞かされる。
「父さん、仕事で忙しいから後はお前が後片付けに行ってくれ」

荒川近くの薄汚いアパートに訪れた笙は ゴミ屋敷の部屋に驚き、壁の落書き「生まれてきてすみません」もびっくりこの人の人生って・・・??と ふと考える。
そこに生前の若い松子が甥に、というか観客に向かって自分を語りはじめるのだった。

昭和22年川尻家の長女として福岡県に生まれた松子は幸せを夢見る普通の少女だったが23歳で念願の教師になり、事の発端(転落人生の)は修学旅行先の旅館での生徒の窃盗事件からはじまる。


幼少時代から 病気の妹の久美(市川実日子)ばかり可愛がる父(柄本明)に少しでも愛されようと必死な姿がいじらしい。また父親を笑わせるためのタコチューみたいな顔も可笑しい〜〜!

旅館のお土産売り場のレジから12000円が盗まれ、盗んだと思われる生徒の担任だったがために 松子は動揺。その場凌ぎに自らがたてかえたが2000円足りず、同僚の財布から失敬したあげく、旅館のオヤジにグダグダ言われ、「私が盗みました。ごめんなさい」とその場を取り繕うとする。
こ〜いう軽率な行動の積み重ねが、最終的な結果を招いたようにも思う。
同僚から2000円盗まないで貸して貰えば良かったのに。
教師をクビになり、父親にも妹にも嫌気がさして家出。作家志望の男と同棲する
がいい本が書けない苛立ちを松子に暴力を奮う事で発散していた八女川は踏切で自殺。
目の前で見た松子だが ショックからすぐ立ち直り、八女川の友人で ライバルだった岡野(劇団ひとり)と不倫。
岡野の妻は芸人の中でも最もブスだと言われている大久保佳代子なので大受け!



このようにお笑い芸人沢山随所に出てきます。その岡野にふられた後、何故かソープ・ランドへ・・・。そこで売れっ子になるが素人っぽい子がもてはやされる時代に突入、25歳でクビ(ひえ〜〜〜
そしていかにもヒモ稼業の小野寺(武田真治)に唆されて雄琴のソープで働くが 若いねーちゃんに(松子もまだ26歳なのに^^)鞍替えされ逆上して殺してしまう・・・。
自殺を考え上京、そこで知り合った理髪店の島津と同棲中に逮捕され8年の刑に。
刑務所では歌手のAIが歌い「シカゴ」を彷彿させた^^
土屋アンナ、山田花子などちょい役も 豪華。出所後美容室で働いていると刑務所で一緒だったAV女優のめぐみ(黒沢あすか)と再会、生涯唯一の友人となるがそこに最終兵器が現れる。

松子の人生を大きく狂わせた張本人だ。松子は一人でいるよりは、ずっといい、
とその男に飛び込むが、心配するめぐみの思ったとおりの展開に。 
40歳(平成元年)で ひきこもりの人生をはじめ、飲み食いの果て太って別人のようになる。アパートの住人にも嫌われ変わり者扱いで果ては誰かに殺され死体で発見。
と、まぁあらすじだけ書けば、不幸極まりないが、松子は明るくいつも一生懸命で
映画としても大変楽しめる作りになっています。

松子は誰かに常に「必要」とされたかったようです。暴力を奮い「ソープにでも行って金稼いで持って来い!」と言われれば面接に行くし 尽くしたのに死なれると次の男
(普通自分の愛した人の友人と付き合うかな?)、その男が駄目でも 
男に喜んで貰える仕事、ヒモ、男、男・・・男のために色んな事をして支える、
待つ。・・・・私の大嫌いなタイプの女(男依存の)だ。
しかし最後は、妹の死を知り20年近くも前に縁を切られた弟(笙の父親)から「最後の言葉が “お姉ちゃんお帰り”だった」と聞かされ、その上服役していた最後の男を迎えに
いくとぶん殴られて去っていかれた事のWショックで引きこもり
故郷の川と似ている景色をいつも眺めていたという。

ぶっちゃけ、これはこういう話なのでチャチャいれても仕方ないけども
父親の愛情だって父親の死後日記を見て知るし、気がつくのがいつも遅いような
気がする・・・・。「いつも妹ばかりを心配して」その気持ちは何となくわかるけど
暴力を奮ったり、ソープにいかせても平気な男に惚れるなよ〜〜。
しかもそんな男殺すなよ〜〜。せめて殺したら、自首しろよ〜〜^^
いつも男と幸せになる夢をみ続けた松子、男以外の選択肢もあったのに?
とは思いつつも最後は涙が溢れでました。

難を言えば最後がしつこい^^ 妹の「お帰り」だけでいいじゃん。
柴咲コウと中谷美紀をリンクさせたシーンは良かった。(顔が似てるもん)
「人間の価値とは、“人に何をしてもらったか”ではなく、
“人に何をしてあげたか”で決まるんじゃないかなぁ?」松子もコウのように
アフリカ難民救済(だったけかな?)の旅に出るべきだったネ^^ 
後、昭和の出来事(時代の背景)がTVで放送されるシーンも良かった。

そうそう甥の笙は叔母の一生を知って、生き方を変えるでしょう。
中谷美紀の色んな髪型・色んな表情も観れます 映像や音楽も斬新なので必見
一人の女の一生をコミカルにしかも悲哀もこめて描いてありいい映画です!!

【映画館での観賞】
  • URL:http://yaplog.jp/tonton119/archive/113
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