ロード・オブ・ウォー

July 14 [Fri], 2006, 23:12
「ロード・オブ・ウォー」2005年 米

★★★☆

80年代から世界中の紛争地帯で武器を売り込み巨万の富を築いたウクライナ系
アメリカ人ユーリー・オルロフの半生。実在する武器商人をモデルにした物語。


少年時代に家族と共に渡米したウクライナ人ユーリー(ニコラス・ケイジ)はNYの
ブライナン・ビーチ、リトル・オデッサでは、移民のロシア人ギャングが闊歩し“死”
と隣り合わせの生活の果てに、武器こそ商売になると気づく。
商売敵のシメオン(イアン・ホルム)からの軋轢や、賄賂に屈しない「正義の味方」インターポールのジャック・バレンタイン(イーサン・ホーク)の執拗な追跡、密輸に巻き込んだ実の弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)が、右腕になる筈が、麻薬に溺れ施設行き・・・・など
決して順風満帆とは言えなかったが、天性の商才と、「出過ぎない」所が成功の
鍵か?武器の密輸商人として、その名を後に轟かせる運命に・・・・。

少年の頃に一目ぼれした、地元のモデル、エヴァ(ブリジッド・モイナハン)を物に
するために、貿易商のリッチなオーナーを演じ大見得を張るところが可愛くて笑える。 
ユーリーをリッチマンだと信じ込むエヴァは結婚の申し込みを承諾する。一児を儲
けるが、1991年ソビエト連邦の崩壊のニュース。
TV画面にアップで映し出されたゴルバチョフの顔にユーリーがキスしまくるシーン
がこれまた 笑えた。「ニッキーが歩いたのよ」妻の声も耳に入ってない様子。

旧ソビエト=武器の宝庫。手が出せなかった物に今、故郷ウクライナにいる叔父
を頼りそこに眠るお宝(武器)をゲットする。すなわち破産寸前だったユーリーに 
舞い込んだ金の成る木(期)だった訳。運が味方したのね。

アフリカのリベリア将軍をはじめ、戦時下にあるアフリカ諸国に武器を売りさばき 
一財を得るのだった。
実在のモデルがいるのでドキュメンタリー・チック(タッチとも違う?^^)に
描いている。
ヤクをさばけば、たちまちジャンキーで溢れ、チョイ悪の若者も人生を棒に振った
りする(最終的には本人の意志だが)
しかし武器をさばけばそこで殺戮が起こる。人生を棒に振るどころの騒ぎではな
い。多くの罪のない人が殺され血を流すのだ。「死の商人」

武器商人と言えば、最近観た「M:I:V」のPSホフマンだとか、「24」に出てくる
「ウィルス兵器」までも品揃えばっちりの冷酷非道な極悪人を想像してしまうが 
ユーリーが一見どこから見ても、普通の人間なので、正直、調子狂う。
人殺しもした事ない?そんなまともな人間に武器を捌けるんだろうか・・・?

インターポールの出現で、一旦は商売から足を洗ったかのように見えたユーリー
だが・・・。アフリカの顧客から強制的な商談を持ちかけられ、妻を欺き、更生した
弟を再び巻き込み武器を運ぶ。

この売買でユーリーは全て失う羽目に。
妻は最終的には夫を売るし、弟は目の前で行われる殺戮行為に神経をやられて
微力ながらも抵抗し、殺される。親にも見捨てられ、ユーリー自身も拘束されるが・・・。

合法で武器をさばいてきた彼には、法の手は中々届かないのだった。

世界最大の武器供給国の米・英・露・仏・中が、国連の常任理事国という矛盾。 
武器の売買の摘発に力を入れている一方で武器を売っている。 この辺の皮肉も
描きたかったのでしょうね。
個人的にはもっとアクの強い「ユーリー」を観たかった気もする。
イーサン・ホークも大人しすぎ。妻役のブリジッド・モイナハンは自分の事を
「私の才能はこの容姿だけ」とほざくがちっともいい女だと思わないなぁ・・・残念!
ジャレッド・レトは、良かった。この人「アレキサンダー」で、コリン・ファレルの恋人役だった人ですね。今回は繊細や役が上手かったです。 

女は最終的には裏切るのでご注意を(笑)
夫婦といっても元は他人なので^^

PS:武器を扱う割りに派手なアクションなどは出てこないし重いテーマの割りに
軽快?なテンポで描かれていますので 「アクション物」もしくは「社会派ドラマ」を
期待するとがっかりかも^^

【DVD観賞】
  • URL:http://yaplog.jp/tonton119/archive/102
Trackback
Trackback URL
原題:Lord of War
実在する5人の武器ディーラーから抽出したキャラクターを融合して構築されたという、死の商人・・虐殺が繰り返される紛争地への武器密輸という問題作・・



ユーリー(ニコラス・ケイジ)は家族と共にウクライナからニューヨークへと移住してくる...
私もヨメも昨日は夜にかけて仕事だったんで、本日日曜日(6/18)は大切な家族団欒の日だったわけですが、長男は塾。娘は書道競書会(こちらにはヨメが同行)と、結局バラバラに過ごしてしまいました。

本日は父の日。
私は父親にブランデーをプレゼント。
私も人の親です...
WOWOWで鑑賞―【story】レストランで働く平凡な男ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、偶然銃撃戦に巻き込まれたことから、武器商人として生きていく道を思い立つ。弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)とともに武器売買の事業を始めるが―     監督 : アン...
★YUKAの気ままな有閑日記★  December 11 [Tue], 2007, 16:04
見落とされてる作品のような気がするんですがこれ・・・すごい、面白かったですよ!!!!!!!!...
青いblog  January 26 [Fri], 2007, 18:44
弾丸[タマ]の数だけ、札束[カネ]が舞う???。
ひるめし。  January 14 [Sun], 2007, 14:53
さるおです。 『LORD OF WAR/ロード・オブ・ウォー』を観たよ。 監督は『GATTACA/ガタカ』『THE TRUMAN SHOW/トゥルーマン・ショー』『S1M0NE/シモーヌ』のアンドリュー・ニコル(Andrew Niccol)。 出演は、製作にも名を連ねるニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)と、『ALEXAND...
「ジャーヘッド」
「ロード・オブ・ウォー」
Akira's VOICE  August 08 [Tue], 2006, 12:11
A+  面白い
A     ↑
A−
B+
B    普通
B−
C+
C     ↓
C−  つまらない

『評価』 
A-
(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響4/音楽3/美術3/衣装2/配役4/魅力4/テンポ4/合計40)

『評論』
実話?
『ロード・オブ・ウォー』
公式HPはこちら

旧ソ連ウイクライナ生まれのアメリカ移民のユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)。父のレストランを手伝って居たが。上昇志向の強い彼はやがて銃の密売に手を染め始め、自分の商才に目覚める・・・・
●コラム
実はこ
ぐはっっ、、、、なんちゅー、、オープニングや、、。
イタイイタイイタイ。。

あの銃弾は私に届いた。
色即是空日記+α  July 17 [Mon], 2006, 0:20
なんでしょ?この時期になると、
途端に増えてくる映画の“宣伝文句”。
「アカデミー賞最有力!」
って、果たしてどこまで信用していいのやら?
「なるほど!」と納得できる作品もあるにはあるけど、
「単なる客寄せでしょ?」
としか思えてならないヒドイ作品も多...
映画とはずがたり  July 16 [Sun], 2006, 18:05
新年から観た映画が2本続けて戦争物。
いやドラマの「里見八犬伝」も戦の話だから、三連チャンか。
つくづく人間てのは戦う事が好きなんだねえ。

もっとも、実在の武器商人たちの物語をベースに、「ガタカ」の監督、また
ノラネコの呑んで観るシネマ  July 15 [Sat], 2006, 21:26















ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(153) ロード・オブ・ウォー(2005年)必要悪。

それは人ごとではない。

まずは、あらすじから(goo映画より)
ソ連崩壊前のウクライナに生まれたユーリー・オルロフ(ニコ...
ヒューマン=ブラック・ボックス  July 15 [Sat], 2006, 15:59
監督 アンドリュー・ニコル 主演 ニコラス・ケイジ 2005年 アメリカ映画 122分 ドラマ 採点★★★ “民主主義VS社会主義”という建前も冷戦の終結と同時に意味を成さなくなる。大儀を失った現代では、“圧制から人々を救う”という見え透いた嘘で戦争を続ける大国。そ...
Subterranean サブタレイニアン  July 15 [Sat], 2006, 9:46

『LORD OF WAR』公開:2005/12/17監督: アンドリュー・ニコル出演: ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ブリジット・モイナハン、ジャレッド・レトー、イアン・ホルム、ドナルド・サザーランド、サミ・ロティビ、イーモン・ウォーカー

ソビエト連邦崩壊前のウク...
映画鑑賞★日記・・・  July 15 [Sat], 2006, 8:42
 〜弾丸の数だけ札束が舞う〜
 今日はニコラスケイジ主演のロードオブウォー。
 最近、レイトショー料金で見るのではなく、前売り券を買って見るようになりました。レイトショー料金よりも前売り料金の方が若干高いのですが、おまけが付いてくるからです。ロードオブ...
よしなしごと  July 15 [Sat], 2006, 6:36
製作年度 2005年
製作国 アメリカ
上映時間 122分
監督 アンドリュー・ニコル
脚本 アンドリュー・ニコル
音楽 アントニオ・ピント
出演 ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク 、ブリジット・モイナハン 、
ジャレッド・レトー 、イアン・ホルム
(all...
6点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)

色んな媒体でアクション扱いされてますが、これって全然アクションじゃない
ですよねぇ。
劇場は分からないけど、少なくともレンタルでは人間ドラマよりもアクション
の方が出が良いので、そーゆー扱いなん...
ぶっちゃけ…独り言?  July 15 [Sat], 2006, 3:21
      
無数の弾丸の上を歩いてたニコちゃんが、突然振り向く。
「今、世界には5億5千丁の銃がある。 
ざっと12人に1丁の計算だ。残る課題は1人1丁の世界」

ジュードロウをこの世に知らしめ、(たぶん)ユマサーマンとイーサンホークを出逢わせてしまった(...
我想一個人映画美的女人blog  July 15 [Sat], 2006, 1:14

【監督】アンドリュー・ニコル
【出演】ニコラス・ケイジ/イーサン・ホーク/ジャレッド・レト/ブリジット・モイナハン
【公開日】2005/12.17
【製作】アメリカ

【ストーリー】
1980年、ユーリー・オル?
シネマをぶった斬りっ!!  July 15 [Sat], 2006, 0:54
2006年1本目の劇場鑑賞映画。
戦争物は余り得意じゃないけど・・・
この映画は武器商人の話らしいし・・・
今のニコラス・ケイジじゃ、シリアスな戦争物は作らないだろーーし。
ひらりん的映画ブログ  July 15 [Sat], 2006, 0:45
[ ロード・オブ・ウォー ]@有楽町で鑑賞。

武器商人とは、こんなにもビジネスマンらしい服装をしてい
るのか。名刺こそ出さないまでも、手には黒のアタッシュケ
ースを持ち、上下黒のスーツに、白のシャツ、エンジのネク
タイというイデタチ。情報命、信用第一、...
アロハ坊主の日がな一日  July 15 [Sat], 2006, 0:40
映画館にて「ロード・オブ・ウォー」★★★☆

ストーリー: レストランで働く平凡な男ユーリー・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、偶然銃撃戦に巻き込まれたことから、武器商人として生きていく道を思い立ち、弟のヴィタリー(ジャレッド・レト)とともに武器売買の事業...
ミチの雑記帳  July 15 [Sat], 2006, 0:29
評価:75点{/fuki_osusume/}

ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男

「武器商人」をニコラス・ケイジが演じるという予備知識しかなかったのですが、かなり社会派で、しかも面白い映画になっています。

適度にノンフィクションなので、実際に起こっ...
平気の平左  July 14 [Fri], 2006, 23:59
「キングコング」も初日なのに、ニコラス・ケイジを観てきました(^^; 年末の忙しいなかで、なかなかペースが上がらんなぁ。

タイトルロールでいきなり魅せてくれます。
「チャーリーとチョコレート工場」は、昔、NHKでやっていた「働くおじさん」で見たかのよ...
the borderland   July 14 [Fri], 2006, 23:32
P R
2006年07月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
私の簡単プロフ
■HN:とんちゃん
■趣味:映画鑑賞、工芸、水泳、ドライブなど
■当分ずっと激務です・・・(ノ_・、)シクシク
■blogについて:コメントもして廻りたいのですが
忙しい時はTBだけですみません
後TBし忘れていたら、ごめんなさい。
反論コメントは凹むのでお手柔らかにお願いします。
楽しくやっていきたいです★
■映画タイトルの横の年数は日本で公開された年数です

■BLOGのスキン、プロデュース:by d・mama
最新コメント
  • {$BlogCommentEntryTitle$}
    ⇒ {$BlogCommentAuthorLink type="Url"$} さん ({$BlogCommentDate format="%m/%d" language="jp"$})
P R
http://yaplog.jp/tonton119/index1_0.rdf
お気に入りのブログ★
SEO / RSS