休業宣言

October 13 [Mon], 2008, 21:03

大分、前から休止していましたが、
たまに覗くとスパムがつきまくっているので、
私をけなされてもどうでもいいのですが、
「とんとん亭」を少なからず支援してくださっていた方々まで汚すようで、

暫くの間コメント欄を閉じる事にしました。



この子が、良くなって(余命3ヶ月と宣告されましたが
私も落ち着いたら、再開します。

それまで閉店。



これは、無理を言ってお友達のRBさんに描いて貰ったイラストですが
レビューを書いている時間がないので、画だけUPします。

コメント欄は削除する訳ではなく一時的に隠すだけなので(でも初めての試みなので
その後どうなるのか、ちょっとわからないのですが^^;)

今までコメントを下さった方々、ご了承下さい。
そして、いつか会える日までさようなら。お元気で

ダークナイト

August 23 [Sat], 2008, 19:37
「ダークナイト」 2008年 米

★★★★★

ヒース・レジャーの遺作だから、これは頑張って書かナイト!



正直、愛するヒースの「化け物」姿は、観たくないような気持ちもあった。
昔の当シリーズのジョーカー役だったジャック・ニコルソンは、お茶目で愛嬌のある
漫画っぽいイメージだったように思う(全くもって、うろ覚えだけど^^)。
あの頃のバットマンシリーズは、御伽のような、アニメのような?現実世界からかけ
離れた「ゴッサム・シティ」が舞台だったような記憶がある。

前作「バットマン ビギンズ」は、最前席の一番端っこだったがために、首が痛いやら
良く観えないやらで観た直後も意味不明のまま、そのままおさらいもせず、今回どうに
か公開初日に観てきたのだ。

めっきり映画離れしていた私が、初日ネット予約までして観に行ったのだから、本当に
観たかったのだ。全ては、ヒース・レジャーの遺作だからに他ならない。
ハンサムな彼が、不細工(失礼!)ニコルソン=ジョーカーよりも、不気味なジョーカ
ーに扮するのは、ファンとして辛いような気もしたのだが・・・。

いざ、開幕。
ヒースをスクリーンで観るのは、これが最後なんだ。
家の小さなTVで、DVDで観る事はできる。が、スクリーンで観るのは本当にこれが最後な
んだ。

そう思うと、それだけで泣けてしまった・・・・。嗚呼。
普段は遠いので行けない、郊外にあるシネコンで観たが、観客の7割が外人だった。

さて映画は序盤で、ピエロの被り物をした悪党どもが銀行を襲う。
役目を終えた仲間を次々と殺しあい、最後に現れたトラックにボスのジョーカーが乗って
いた。
仮面を取っても、同じ顔なのが余程面白かったのか、外人だらけの劇場はドっと沸いてい
た。

どうやらヒースの話し方が可笑しいらしく、お隣の黒人カップルも、周りのマッチョな外
人達も受けまくり。(米軍基地が傍にあるため、観客の外人はマッチョな人ばかり・・・
いやぁ連れの女性陣ももかなり巨大だったが^^)

大富豪で、悪を憎む生身の人間ブルース(ベイル)は、親から継いだ巨大企業の会長と
言うのが表(昼)の顔。裏(夜)はアルフレッド(ケイン)、ルーシャス(フリーマン)
らの協力を得て「バットマン」として暗躍。

日々、叩いても叩いても減らない悪と善の狭間で迷いながら、世直し隊として君臨。
スパイダーマンなどもそうだが「無償の正義」なのだ。誰かに認められたいからじゃない。
根っから、悪を憎む熱血漢。が、裁判という正当な儀式を踏まず、法に触れる物を成敗す
る事で巷では“無法者”扱い。

無償の行為が、仇で返される、この葛藤は若者では乗り越えられないかもしれない。
そこを前作以来の新生バットマン役、クリスチャン・ベイルが、演技力とその美しい彫刻
のような顔立ちで挑む。

公開直前、母親と姉への暴力沙汰でスキャンダルを起こしたベイル。来日記者会見でも、
その事にインタビューアーが触れると、怖〜い顔で一睨み。
彼らは、スクリーンの中で活躍する。私生活など関係ない。どんな人間なのか?そんな事
私ら庶民には、解る筈もなく、また解ってはいけない気もする。

映画の中での役を理解すればいいのだ。
バットマンとして街で暗躍する傍らで、昔の恋人レイチェル(ギレンホール)の新恋人の
検事デント(アッカート)にヤキモチを妬く。デントは、正義感溢れる街のヒーロー。
そのデントへの複雑な思いを、ジョーカーが利用する。
ジョーカーが仕掛ける罠に翻弄されまくる、という物語の今作。大仕掛けの罠・罠・罠。

息をつかせないほどの展開。
ヒース=ジョーカーの、狡賢さ、異常さが光る。
エディソン・チャンやキリアン・マーフィのカメオ出演も、個人的にはかなり嬉しい悲鳴。

人の心を嘲り笑う、凶悪なジョーカーをモラルに縛られたバットマンは止められない。

そこで生まれる葛藤しかり、デントの暴走しかり。
兎に角、目が離せない!!!

私は、ヒース=ジョーカーという偉大な存在がなかったら、この映画は成り立たなかった
と確信している。
かつてアメコミ映画に、これほどの強烈な悪のキャラが存在しただろうか?
ヒーロー役ばかり目立つアメコミ。悪の化身は山ほどいたが、「ジョーカー」と言うキャラ
自体がバットマンを掠める程に鮮烈なキャラだし、それを演じたヒースの演技で、豪華キャ
スト(英国人多し!)もふっとぶ威力だ!と思う。

全てをぶっ壊す事が大好きなジョーカー。
どんなに、犯罪者を成敗しても終わりの来ない世直し。悪は滅びない。なぜなら善と悪は背
中合わせ。人の心に巣食う物だから・・・・。

ヒースが、ナースに化けるシーンは大笑い。
どうして、リアルにキモイ、メイクにしたのか何となくこの映画の製作陣の意図が解ったよ
うな気がした。
そして、前作より更に現実的な「ゴッサム・シティ」
超能力も、魔法も使えない人間が、大資金と開発力で闇のヒーローに変身するのだから、い
っそ、こんな風に現実感とタイ・アップするのも面白い趣向だと思う。

アメコミ物の「スパイダーマン」などより、「ダイ・ハード」の類に近いように思う。但し
爽快感は得ないが・・・。スカっと爽やかアクション・ムービーではない。

明らかに、次回作に続くような終わり方。
もっと、もっとず〜っと、ヒース=ジョーカーを観て行きたかった・・・・!!
往生際が悪いと言われそうだが、あの演技。
ジョニー・デップを越えてたと思いませんか?他の誰にあんな役をこなせたでしょう?
やはり考えても、ジョニー・デップしか、思い浮かばない。

エキセントリックな役は、ブラピも、かつては演じてたけど・・・。

どうして死んでしまったの、ヒース?
いや、もう今更とやかく言っても彼は帰っては来ないんだよね。
それだけに言いたい!

ヒースの遺作だから、肩入れして評価も過大評価になっているかもしれない。だけど、ヒース
なしでは、有り得ない作品だった(しつこいけど)。
バットマンしかり、2faceことケントや、ゴードンなど重要なキャストから逸脱し、この映画
は明らかに「ジョーカーの物語」。
バットマンらは脇役にしか思えなかった。

アーロン・エッカートの演技が素晴らしいと言われているようだが、そうだろうか?
ヒース=ジョーカーの前では、全くかすんでしまって良く記憶に残らない。

ところで、前作でレイチェル役を演じた現トム・クルーズ夫人のケイティに代わったマギー・
ギレンホール。なんでやねん?

確かに、最近色んな映画で味をしめ、あちらでは人気者なのかもしれないが、連れも初めて観
たマギーを「残念」と評価。

やっぱ、豪華キャストだけど男ばかりなので、ここはヒロインにもっともっと輝くばかりの美貌
の持ち主を起用して欲しかったなぁ!

ケント検事にもブルースにも愛される役には無理がある。勿論ケイティも、イマイチだけどね。

次回作のジョーカーは、誰がやるんだろう?
ヒースが、こんなに鮮烈な衝撃を与えた後、誰が後釜に座るんだろう?

せめてもの慰めは、ヒースの遺作「ダークナイト」が、興行成績が良く、ひょっとしたらヒース
を知らなかった人にも彼の存在を、観た者全ての脳髄に焼きつかせたであろう事かな。
実は展開が速かったせいもあり、ストーリー自体の感想は、何度か観ないと無理です^^



監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、
   ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール
   モーガン・フリーマン、エリック・ロバーツ、


【映画館での鑑賞】

只今、休業中につきTBやコメントのお返しが大幅に遅れています。
本当にごめんなさい。

題名のない子守唄

June 30 [Mon], 2008, 21:14
「題名のない子守唄」 2007年 伊

★★★★

サスペンフルで濃いドラマに、静かな感動。
主役の女性の哀しみが漂う。
救いは、子供だけ。
でも疫病神だったような気も・・・・。

この映画が公開された前月には、映画館に何度か足を運んでいたので予告でサスペンス
風な物語なのは判っていた。
が、予告に全く出てこなかったおぞましい主人公の過去。
冒頭で、いきなり仮面をつけた下着姿の女達がドアの扉の鍵穴ごしに観る「目」によっ
て「選ばれる」シーンから・・・。

正直言うと予告で観た通り、謎の多い主人公は訳ありで子供を生んで手放し、その娘が養
女となった家を探り当て入り込んだ・・・それがベースなんだろうと思っていたのでその
通りの展開で、面白くなかったら明日観よう。(予告で解っちゃうと面白みが半減)
そんな軽い気持ちで臨んだ私は驚いて目がパチクリ。

ジョルジアと、呼ばれた金髪の女性は、今は黒髪で綺麗だけど地味で、質素な恰好をして
北イタリアのある街にやってくる・・・。

金に無頓着で困ってもいなそうだが、ある高級マンションの管理人に近づき、家政婦の
仕事がないか?と「マージン」を餌に詰め寄る。

イレーナ(ラパポルト)の狙いは、アダケル宅。その部屋が見えるアパートに住み幼い娘
テア(ドッセーナ)を監視し続ける。天井一杯に金を隠し、心に大きな傷を抱えて・・・。
時折めちゃめちゃ早いスピードで、過去の忌まわしい出来事が何度もフラッシュ・バック
するが、前半は、断片的で一瞬過ぎるため想像力が膨らむような仕掛けになっている。

故郷ウクライナでイレーナは売春させられていた。
若かりし日、軽い気持ちでその道に入ったのか拉致されたのか?極悪人「黒カビ」に上玉
イレーナは、商品価値があると気に入られて、調教されていたがサディスティックな黒カビ
に、暴行を受ける日々、束の間堅気の男と恋に落ちる。
アダケル家のゴミを漁るシーンでは、ゴミの山がリンクされる・・・恋人が消えた事、妊娠
そして・・・。

目の前にいる自分が生んだ子テアの傍に居たいという願いから、マンションの外廊下などの
掃除婦になり貴金属商人のアダケル宅の老家政婦ジーナ(エスポスティ)に近づきそしてア
ダケル家の家の合鍵までゲットする。

ドキドキ・ハラハラするような展開と、ゾクゾクくるような演出。
ジーナをらせん階段から突き落とし、まんまとアダケル家の家政婦に納まるが・・・・。

生まれつき防衛本能が欠如しているとやらで、良く転び生傷の耐えないテアは、お金持ちの
お嬢様に有り勝ちな、ちょっと高飛車なところのある女の子。
しかし、子供は良く観てますなぁ・・・。
まるで、イレーナの企みを見透かすような発言にドキっとさせられたり。

イレーナの企みは単純なものだったが、そのイレーナの携帯電話に忌まわしい曲が流れ誰か
が、イレーナを監視している事がわかる。

黒カビか?いやぁ〜イレーナが過去と決別して自由でいる事自体が彼の死を意味している。
おそらくイレーナが殺したんだろうな・・・などと思っていたので一体誰が?もうドキドキ
させられっぱなし。

半身不随になったジーナを見舞い、せめてもの償いとして小切手にサインさせては、過去の
話を聞かせるイレーナ。
中盤から、ゆっくりと過去の痛々しいシーンと今を交錯させる。

構想的に一ひねり加えてあって、何だか虚しくなってくる。そこが面白くもあるのだが。
が、脚本的には無理な設定が幾つか気になる。

「黒カビ」に似た男を街で見かけた時に、何故アダケル家から去ろうとしなかったのか?
恐ろしい男じゃん。愛する娘を守りたいなら、迷惑かけずに去るべきなのに何でだろう?
それと、思い込みの浅はかさ。
う〜ん、それとも結局そう思い込む事が救いの道だったのかな?

大金は、黒カビの手下共が部屋を荒らして奪ったのだろうか?
あの、部屋を壊されたシーンは、妄想?怖れていたから見たのかな?
中々登場しない黒カビ本人にも疑問が残る。
イレーナの行動を監視して、何をやらかそうとしているのか確かめていたのだろうか?
そして、イレーナを殺人犯に仕立てあげる・・・これが復讐で、殺すよりも確実だったの?

もう一回観なきゃまともな感想が出てこないんだけど、彼女の裁判中の告白と、過去シー
ンには決定的な「違い」がある。
この辺りがちょっと白けちゃったかも。
初めて生んだ子だから、(きっと恋人の子でもある可能性はある訳で)固執したのではない
のか?
それとも幾ら口も聞けない動けないジーナであっても、“その事実”は言えなかったのか
しら・・・(9回も中絶したと言いながら本当は9人生んでたと・・・)

タイトル名は忘れたけど、ヨーロッパ各地で拉致された女性達が組織の手で徹底的に監禁
された元で売春させられるという、世も終わり的なDVDがあった。
実話なんだそうです。
こうした恐ろしい悲劇はあちこちにあるお話なんだろうか?怖くなってきますね。
しかも、この「題名のない子守唄」は、ただの売春だけじゃない。

娘にせがまれて、歌ってあげる子守唄。
題名のない。これは「行き場のない」「的を得ない」そんな意味合いなのかな。
勘違いも甚だしいが、これも無学で何のコネも持たない女が、たった1つの光りを見い出し
た事によって齎された希望の唄(物語)という事なんだろうか。

彼女に愛されたテアは、やがて彼女の元へ現れる。
ここが、涙なしでは観れないシーンだ。

冷静に考えたら、自分の周りを危険に陥れたとんだ疫病神だったのに、それでも、愛情を
注いでくれた家政婦の気持ちに堪えたい、幼い記憶なんてたかがしれているが、あの日の
「特訓」は、実の母親以上の並々ならぬ深い愛を感じたろう。それが思い込みにしろ、娘
を思っての行為なのだから。強く生きる事を教えてくれた・・・。

静かに泣けてきた。
イレーナ中心にこの映画を観たならば、100%感動するシーンだ。
数々の「罪」を犯し、忌まわしい過去を持った女は、希望さえ見てはいけないのか?
いいや、ちゃんと償った分だけ、幸せは「ここにあるよ」

めっちゃ感動したのに、イレーナの身勝手な行動によって不幸に陥れられた人間もいた訳
で素直に満点!とも言えない気難しい私がいる。









監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ
   ピエラ・デッリ・エスポスティ、クララ・ドッセーナ



【DVD鑑賞】

JONO/ジュノ

June 20 [Fri], 2008, 21:47
「JONO/ジュノ」 2008年 米

★★☆



期待した程ではなかったですねぇ。
ほのぼの系のキュートな映画を想像していたのですが^^;

16歳の高校生ジュノ(ペイジ)が、興味を持っていたオクテの少年ポーリー(セラ)と
たった1度の関係で妊娠したと判り、どないしよう〜〜〜???というお話。

ジュノの父親は、軍人上がりで10年前に再婚。継母とその腹違いの幼い妹との4人暮ら
し。家庭環境は、日本だったら何だけどアメリカなので、そう複雑だという程ではない。

何より、自由に遊び歩ける高校生。
高校生独特の多感な時期という雰囲気はゼロ。コメディだから、なんだろうけど。

しかし格別大笑いするシーンもなく、感動するシーンもなく・・。

アカデミー賞作品賞5作品に、ノミネートされたのが不思議でたまりませんねぇ。
生意気で、強がりな少女役エレン・ペイジは、頑張っていましたが。

子供をおろそうとしたのに、婦人科で急遽「中絶は中止!生む事に決めた」と簡単すぎる
のも何だかなぁ。
見た目、悪ぶってて、軽く見えるけど実は人一倍感受性が強い・・・のかしら?

子供を生む代わりに、里子に出すと求人欄で女友達とあっさり相手を決めてしまうところ
も、これって日本とアメリカの文化の違いなの?と眉をしかめちゃった。
こういう物事に、日本人はきっとまだまだ「真面目」なのだ!と私は勝手に思い却って嬉
しくなったりして。こういう映画が受けるアメリカと、日本の違い。
(日本で受けなかったかどうかは、確認していませんが^^)
日本人の10代の子供達も「性」に対して昔よりどんどん開けっ広げになってきたとはい
え、軽はずみに「子供を生むぞ!人にあげればいいし!」みたいな風潮がないのが救い。

中絶しようと思っていた子が、この映画を観て「やはり1つの生命。生んであげなきゃ」
そう思いとどまったら、大変な事になっちゃう・・・つうか中絶自体を肯定してるような
言い方になって語弊があるけどね。

親が、全て「子供の意思に任せる」というスタンスで、違和感がありました。
いくら放任主義でも、もっともっと話し合うだろうし、里親に決めた相手側とも、真剣に
取り組む問題だと思うんだけどなぁ?

軽く観る映画だから?
子供が妊娠して生むとあっさり決めちゃった、これって軽く撮っていいお話なの?

要は、この映画でジュノが妊娠した事を「物凄い大事件」だと扱っていないから、妊娠す
る=悪い事ではない、みたいなイメージを受けるんだと思う。

避妊しないで、男女の行為をしたら妊娠するでしょ、大概は。
アメリカでは、高校生に親が避妊の仕方を教えると私が若い頃に聞いた覚えがあります。
親が寛大すぎるのも、納得いかなかったり・・・。
しでかした事を怒っても仕方ないけど、真面目で軍人上がりな筈の父親が無責任に感じま
した。
私の近所に住むあるお宅では、やはり中学生の娘が妊娠して、知らないで月日が経ち生ん
だけど、親の養子にしているという噂です。
普通は、自分の可愛い子供が生んだ孫を手放すかなぁ?自分の養子にしてでも、傍におき
育てようと思うのではないでしょうか?
そういうのが当たり前だと思っていたので、ジュノの家族を非難しても始まらないけど、
継母だって、ネイル・サロンを経営してる、さほど貧乏でもない普通の家なら、生むなら
そういう形をとるのが普通じゃないの?なんて、説教がましい事しか思えませんでした。

ジュノが選んだ、里親になるお金持ち夫婦も、子供を受け入れる・受け入れないで亀裂が
入ってきたり、旦那の方はお腹の中の子供の状態を報告しようとジュノが彼女なりに不器
用ながらも家に現れるのを見て勝手に勘違いしちゃうし・・・。
最近、男友達と色々あった私は、やっぱ男って女の事を「そういう目」でしか見ないのか
なぁ・・とゲンナリ。

奥さん役のジェニファー・ガーナーは、心の機微を良く表現していて好感持てたけど。
子供欲しいのに生めない体なのは、よ〜く判るしね^^
この作品の中で、子供の誕生に必死なのはガーナーだけで・・・・。
1人の子供を生むって、凄い事じゃないの?笑って茶化すような事ではないと私は思って
しまいました。
日本でも、13歳だかの子供が妊娠して出産する・・というドラマが最近ありましたね。
(未見です)
観てないけど、親とか本人や妊娠させた男の子、勿論その親がもっともっと真剣に捉えて
考える題材だと思うのですが・・・。

そんな深刻になるような映画じゃない、と言われたらそれまでですが、だとしてもドタバ
タ・コメディとしての要素ありました?
ペイジの変わり者ぶりや、しゃべり方(英語は判らないけど伝わってきました)、彼氏の
ボ〜っとした所やその太ったおかぁちゃん。
笑える要素なんだろうけど、お腹を抱えて笑うような物でもなかったですね。
クスっともこない(笑)
つうか、この映画が不謹慎だとか、言うつもりはありません。
物事についての、周りの動揺を省きすぎてるし大切なのは家族の「絆」と謳ってる割には、
へ?だったし。
この映画は「リトル・ミス・サンシャイン」的な志向だと思うのです。
あっちはね、主要人物の性格や焦りやらが、短時間で判るエピソードてんこ盛りで、逸脱
していました。笑って泣ける、爽やかな感動を得ました。

子供を生む・養子に出す、そういう重いテーマを軽く描いた点だけを批判してるつもりは
ないの。面白くなかったんだもん。途中で飽きちゃって貧乏揺すりが止まらなかったわ。

学校に、あんな臨月の生徒が登校してもいいの?



監督 ジェイソン・ライトマン
出演 エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナー、ジェイソン・ベイト
    マン

【映画館での鑑賞】

つぐない

June 15 [Sun], 2008, 9:30
「つぐない」 2008年 英

★★★★★



償えるものなら、私も創作した本を書こう。

うっとりするような映像と、カメラ・ワーク。
そして、タイプライターを打つ音が効果的。少女の心情を現したかのようなタイプや音楽
の調べ。
1930年代イングランド。政府官僚のお屋敷で、次女ブライオニー(ローナン)が必死
に戯曲を書いていた。兄の帰省にパーティを開きそこで従姉妹達と、お芝居をして歓迎し
たい。末っ子のブライオニーは、当事13歳。広いお屋敷をちょこまかと走り回る姿は可
愛いのだが・・・。
ブライオニーの、歩調に合わせてクルクル回るカメラ。
「キング罪の王」のラストを、ちょっぴり思い出す。
使用人の息子ロビー(マカヴォイ)に、密かに幼い恋心を抱くブライオニーは、美貌の姉
セシーリア(ナイトレイ)に「どうしてロビーと口を利かないの?」と聞く。
「住む世界が違うのよ。」

ブライオニーは、子供扱いされる事が面白くない年頃。遅くに生まれた子なのだろう。
母親は、結構年配だし姉とも10歳年が違う。
甘やかされて何不自由なく暮らしてきた少女。“使用人もどき”のロビーへの淡い恋も、
叶うと信じ込んでいた。
両親の離婚騒動で、屋敷に居候させられていた従姉妹ローラと双子の弟達は、全くもって
「子供」。体は少女でも、小説を書く夢を持っているブライオニーの目下の関心は、自分
よりも大人で、大学卒業後医大を目指すという、イケメン青年ロビーと、同じ大学を出て
家でプラプラしてはいるが、その佇まいが「レディ」そのものであるセシーリア。
2人に、それぞれ憧れを抱いていたに違いない。
お芝居の稽古よりも、遊びたい盛りの従弟達を見てため息を漏らす。

そんな昼下がり偶然にもロビーとセシーリアの姿を窓から目撃。姉は下着姿で、酷く怒っ
ていた。ロビーと姉の仲にただならぬ物を感じたブライオニーは、ロビーから頼まれた姉
への手紙を盗み読みし、誤解したあげく姉に渡すのだが、意に反して2人はそれまでの殻
を打ち破る突破口を見い出し図書室で愛し合う。
2人の動向が気になるブライオニーは、物凄い嗅覚で図書室のドアを開ける。
「セシーリア!」涙目で情事を中断させた少女・・・・純粋に、姉が酷い事をされている
と思ったからだろうか?

ブライオニーの目線で描いたシーンを、追うように真実のシーンが重なる。
子供の目には、どう映ったのか?
姉が、嫌がる男に変態もどきの手紙、そしてあのシーン。
13歳の少女は何処まで理解したのだろうか?どう解釈したんだろう?

それぞれの解釈でいいのなら、私は早く大人になりたいと願う少女が、既に大人である姉
に対する“嫉妬心”で涙したと思うのだが・・・・。
自分も数年経てば大人になるから・・・貴女は、別世界のロビーには興味ないのでしょう?
私のロビーを取らないで!

そして事件は起こった。従姉妹のローラが、男に暴行されていたのだ。
これも目撃。おそるべき嗅覚!ところが、ブライオニーは、無実のロビーに罪を着せる。
それが、どんなに恐ろしい事なのか、そこまでは考えられなかったのだろう。
窓から警察に連行されるロビーを、そして佇むセシーリアを見て、釘づけになる目・・。
何ともドラマ・チックな演出だ。

観ているこちらもドキドキしながら釘付け状態に。
4年後、刑務所から服役したロビーは遠い戦地フランスで、連合軍と逸れ、ドイツ軍の攻
撃に怯えながら隠れていた。半年前、休暇で帰ったロンドンでのセシーリアと偶然の出会
い。高慢なお嬢様だったセシーリアは、あの後家を出て1人暮らし、看護士をしていた。
ロビーに囁く。「私のところへ戻ってきて」
その後届いた何通もの手紙や、写真付きのカードを大切に仕舞い、イギリスに戻る事を夢
見てロビーは仲間と只管歩いた。

海辺に到着し、そこで観たものは・・・帰還船を待つ何千人もの戦傷者達。元は遊園地だ
ったその場所で、歓喜の歌を歌う兵士達や酒を求める者達。

ロビーは胸に重傷を負っていて、血の気もなく、母親の幻覚までみるようになる。
ロビーを頼っていた戦友の気遣いが泣ける。

一方、成長したブライオニーは、ロンドンで姉と同じ看護士をしていた。
犯した罪を、戦争で負傷した者の手当てで罪滅ぼしをと。・・・いつかロビーが現れるか
もしれない期待も込めて・・・・。
少女時代を演じたシアーシャ・ローナンが、ロモーラ・ガライにバトン・タッチ。
金髪のおかっぱ頭で、難なくブライオニーなんだな、と判る。
ロモーラ・ガロイ、ここでもいい演技 
大好きになりましたね上手いですよ。

自分がついた「嘘」のせいで、姉の人生を狂わせてしまった事で罪悪感に苛む日々。
病院に送り込まれた大勢の負傷した帰還兵の中に、フランス人がいてブライオニーはその
兵士を看取るように命じられる。
そこで、ついた「人間愛からの嘘」にフランス兵は涙して死んでいく。

戦争前の、あの夏の日のお屋敷での出来事全てが「幻想」だったかと思う程、酷な戦争の
実態は、リアルな作りである。
特に負傷兵の生々しい傷痕は、美しい一途な愛の物語にそぐわない。
飢えや狂気、死の恐怖をたっぷりと見せながら、ロビーとセシーリアの嘘や戦争で引き裂
かれても、なお変わらない「愛」と「夢」そして「希望」が、コラボする。

汚れた世界(悪意のある嘘だとか戦争とか詭弁)と、美しい世界(イングランドのお屋敷や、
一途な愛や罪を償おうとする懸命な姿)が、見事に融け合い一つの壮大なドラマとして描か
れている。
そして、いきなり現代。
TVのインタビューで、歳をとったブライオニー(レッドグレーヴ)が、執筆した伝記小説
の真相を告げる。老齢になっても、金髪のおかっぱ頭のままだったのが、いい。

自分がついた嘘のために、引き裂いた愛を、永遠であるかのように書いた遺作。

ヴァネッサ・レッドグレーヴが醸し出す、自責の念に長年苦しんできたであろう姿が素晴
らしく、「ちょっとの誤解や嫉妬から、他人の人生を狂わせる事もあるんだ」と、彼女自
身が「つぐない」の代償として、罪の見本としてTVに出ている・・・そんな気がした。

私は、自分や自分の家族を守るための嘘以外ついた覚えがないが、他人を傷つける悪意の
ある嘘が、こんな風に重いものだと、今一度考えさせられた。
客観的にみたら償えたとは言えないだろう。当人達は、亡くなっているのだから。
だけど、ロビーたちが味わった悔しさ無念さへの何十倍も、長い年月1人で背負い生きて
きたブライオニーは、充分すぎる程、刑に服したと思う。
彼らを引き裂いたのは、13歳の子供の証言を信じ込み直ぐにしょっ引いた浅はかな警察
と愚かな戦争。

幼いブラオイオニーは、嫉妬していただけ。

無邪気な(というか?穢れのない)子供の嘘に、どれだけの罪が問われるだろう?
こんな嫉妬からついた「嘘」で人の人生まで狂わせて一生償わなきゃならないとしたら
どれだけ多くの人が幼い日、罪を犯したろうか?
それよりも注目したいのは、自分がついた嘘に向き合って生きてきたブライオニーの人生で
はないだろうか?
人は、自分の過ちを都合のいいように幾らでも、言い換える。

この映画のどこからが「創作」なのかも、捉え方次第で変わってくる。
物凄く面白い本(脚本)だ。
演出も、凝っていて映像的にも文句ない一作だ。
青い目をカっと見開いて、亡くなったロビーやロビーの朦朧とした意識や、ブライオニー
の「想像」の中に出てくるセシーリアのクラシカルな美しさも満点。
心に染み入り、1週間経った今も思い出すと切なくなる。
全く持って、筆が進まず(感動したのに)自分の限界を感じつつUPします。
支離滅裂でごめんなさい。

今年観た映画で暫定1位(20本程度しか鑑賞していませんが^^)です☆


監督 ジョー・ライト
出演 キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン
    ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、


【映画館での鑑賞】

アイム・ノット・ゼア

June 08 [Sun], 2008, 19:22
「アイム・ノット・ゼア」 2008年 米



★★★★

ヒースに会えた歓びは、映画の良し悪しよりも私の中で大きい。

とはいえ・・・ボブ・ディランを知らない(名前ぐらいは知ってますが^^)とこの
映画はキツイかも^^
う〜ん、私ももっと色んなジャンルでお勉強しとかんとマズイなぁ・・・。
人生、一度きり。ならば、少ない趣味の中の1つの「映画鑑賞」。
これを、もっとマシな状態で観たいものだ。

ボブ・ディランや当事の音楽に詳しい人が観たら、もっと楽しめた要素があったのだ
ろう。でも、ビートルズ世代よりは、ちょっと若い私には判らない点が多かった。

この映画に臨んだのは、他でもないヒース・レジャー出演作だから。
ボブ・ディランの曲名1つ知らないし、実は興味もないのである。

無謀だったかな。
6人の異なるキャストの一面を織り込めながら、「全てがボブ・ディラン」だと言う。
もう少し判りやすい映画なのかと思った。

全く掴めないまま、お話はどんどんあちこちに飛ぶ。

楽曲が沢山出てくるので、ボブ・ディランの曲に擬えたエピソードてんこ盛りの映画
だと割り切るようにした。

詩人、無法者、映画スター、革命家、放浪者、ロック・スター。

詩人を演じるアルチュール役のベン・ウィショー。何処かの会社の面接会場のような
場所で、自らの生き様などを紫煙に包まれながら、話すストーリー・テーラー的存在。
「パフューム」とはうって変わり、こ理屈タレで利発そうな青年っぷりを発揮。

放浪者のウディ役は、マーカス・カール・フランクリン
黒人の少年だ。少年刑務所を脱走し放浪の旅をしながら、得意のギターと歌、そして
少年にしては驚くような理念を巧みな話術で語り、出会う者を虜にする。
子供の頃から、こういうカリスマ性があったという事か?黒人で放浪癖のある少年期を
過ごしたという「創造」の人物なのか?後に、素性は謎に包まれているが・・・と出て
くる。

革命家であり、プロテスト・ソングと言われるフォーク・シーンで一躍時の人となるジ
ャック役にクリスチャン・ベイル。昔の恋人役にジュリアン・ムーア
ムーアが、インタビューで当事のジャックを語る。フォークの神様、ジャックは紆余曲
折を経てジョン牧師になるという設定。

映画スター、ロビン役にヒース・レジャー
若くしてフランス人の画家クレア(シャルロット・ゲンズブール)と結婚、2人の娘に
恵まれるが、ロケ先での度重なる浮気が元で夫婦間に亀裂が・・・。
ヒースは「生」を丸出しにし、若者らしい元気な肉体を見せ付ける。ファンにとっては、
有難い(?)サービス満点。逞しく、今後を期待されている若手俳優で娘を持つが結婚
には向かないタイプ・・実際のヒースを観ているようだ。
が、このエピソードはクレアの心情に重点を置いている。シャルロット・ゲンズブールが
上手いなぁと思った。「恋愛睡眠のすすめ」で知ったこの女優さん、中々上手い!

そして、最大の見せ場ロック・スター、ジュード役のケイト・ブランシェット
痺れます。こけた頬、細い肩、小柄で細すぎる体躯「いる、いる〜こんなミュージシャン」
と違和感が全くないどころか、ケイトを知らない人が観たら後で男装と知り驚くんじゃな
いかとさえ・・・(褒めすぎか^^)

声が野太いのも、いいのかも。
繊細そうなロック・スターを難無く演じれるのは、ケイトがそれだけ凄い役者だから。
彼女がアカデミー助演賞で、間違いなかったんじゃないの?ウィルダにこの役はできまい。
アルチュールとジュードは、背格好や雰囲気が似ていて、彼の若い頃と熟してからの2役
でも面白かったような気がする。

そして、ジュードが未練たっぷりのイギリスのモデルココ役にミシェル・ウィリアムズ
誰だか判らなかったので、公式ページを観て驚き。ヒースと共演していたのか!!同じ
パートに出る事はないにせよ。

最後に出てくる無法者ビリー役にはリチャード・ギア
豪華キャストですなぁ。
妄想のような、精神世界のような街で今までのエピソードが繋ぎ始める。
多種多様なボブ・ディランの曲のミュージック・クリップの集大成。

私が楽しめたのは、ロック・スターと当事のTVキャスター(グリーンウッド)とのやりと
り。フォークからの転身で強烈なバッシングを受けたり、恋人をライバルに寝取られたり。
悩めるスターが、薬に溺れ(抗鬱剤とか睡眠薬のようだけど)妄想を観たり、怯えを隠し
て強がる姿がカッコイイ。6人6様なので、メリハリをつけるために、男装したケイト起
用は効果的。これが、ただのイケメン俳優が演じたら面白みも半減したかも。

そしてバイクの大事故・・・。
その後、隠遁生活を送っていたらしいが、リチャード・ギアにバトン・タッチ。
全然似ても似つかないので、「別の顔」
籠もっていた山奥での出来事は、まさにPV。
名前も違えば思想も違い、オムニバスのように全く異なる6人のお話のように思えるの
に「全てがボブ・ディラン」。しかしこれらは僕じゃない、と締めくくっている。

ヒースほど「出会いと別れ」が似合う俳優さんはいないなぁ。
彼の「別れ」のシーンは本当に好きだ。
リアルな人物を演じるヒースを、スクリーンで観るのがこれが最後なんだよね。お別れな
んだよね・・・。







監督 トッド・ヘインズ
出演 クリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マーカス・カール・フランクリン
    リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、ジュリアン・ムーア
    ミシェル・ウィリアムズ、ブルース・グリーンウッド


【映画館での鑑賞】

交渉(BlogPet)

June 05 [Thu], 2008, 7:05
きょうとんちゃんと、覆面するつもりだった。
でも、きのうチャメが、交渉した。

*このエントリは、ブログペットの「チャメ」が書きました。

幸せになるための27のドレス

June 01 [Sun], 2008, 22:40
「幸せになるための27のドレス」 2008年 米

★★★



安心して観れる、ラブコメの王道。
やっぱり、色んなジャンルの映画が好きな私だけど、たまにはこうしたHappyでハートフルな
映画をスクリーンで観たい。

物語は、母親を亡くしたばかりで従姉妹の結婚式に出席した子供の頃のジェーンが、失意の
父の代わりに甲斐甲斐しく妹テスの面倒を見る傍ら、神聖で華やかで皆が笑顔でいる「結婚
式」に魅せられた様子から始まる。

う〜ん、子供心に花嫁ドレスや、その教会の雰囲気にワクワクする気持ちはわかるなぁ。

成長したジェーン(ハイグル)は、友人の結婚式の式場の予約・ドレスやケーキ選びから始
まってほとんどの事をプロデュースする、趣味=花嫁付添い人となっていた。

ブライダル記事の取材のために同じ式場に訪れていた新聞記者ケビン(マースデン)は、2
つの式場を同じ日に行ったり来たりするジェーンに興味を抱く。
そしてジェーンに近づくが、「人の結婚式に出て何が面白いんだ?自分の人生は?」などと
不躾な事を言い、第一印象は最悪に。
しかし、同乗したタクシーにジェーンが落として行った、スケジュール帳を手に入れ益々
他人の幸せのために奔走する女に興味を持つのだが・・。

ジェーンは、ブライダル関係の仕事をしてるのか?と思いきや良くわからない会社だけど(ま
ぁいいか)ボスのジョージ(バーンズ)に長年密かに思いを寄せているが、そんな素振りがで
きない。彼女の親友ケイシー(グリア)に、後押しされても、オクテでお堅いジェーンは、自
分が幸せになる事には消極的。
そこに、最愛の妹でイタリア辺りでモデル業をしていたらしいテス(アッカーマン)が帰国。
ジェーンとは正反対で、我儘・自由奔放なテスはジョージと出会いたちまちラブラブの仲に。

ジョージを尊敬してきたジェーンは、嘘つきで身勝手な妹との急接近に動揺するが、何も言
えないまま・・・。

一方のケビンは、ブライダル記事をトップ一面で飾る売れっ子記者なのだが、本音は結婚式
というビジネス業界にメスを入れたい野心にかられていた。
一度きりという条件で、ブライダルのマイナーな記事を書いてもいいという編集長のお達し
で、ジェーンを取材という大義名分で大っぴらに接近グ〜

ジェーンの「27のドレス」ショーは、笑えた。
色んな形の結婚式があるんだなぁ〜〜。“付添い人”のドレスは、どれもダサくて、でも微
笑ましくて、大事にクローゼットに保管しているジェーンが、いじらしいというか何と言おう
か^^

ジョージとテスが電撃的に結婚する事になり、全ての準備をする羽目に。
1人暮らしをしているパパも、テスに迷う事なく「ママのウェンディグ・ドレス」を渡す。
ママの形見のドレスを着て、いつか同じような結婚式を挙げる・・・そんな密かな夢を抱いて
いたジェーンは、それを妹がすると聞いてショックを受けるのだが。何でも我慢してきた長女
の一面。何だか気の毒になるわ。
親も「貴女はおねえちゃんだから、我慢しなさい」だもんね。
私は、弟しかいなくて良かったのかも。こんな妹、愛憎でストレスの元になるわ^^

元々、ママのドレスなんてダサイわよねぇ〜みたいに言っていたテスなのに、急に着ると言い
出す。なんて意地悪なんだろうか?姉の夢だと知ってるくせに
ジェーンが、ジョージを好きだという事は全く気付いてないみたいだけど。気付かないよねぇ、
だって魅力的な男じゃないもん(暴言?)

ジョージの何処に一目惚れしたのか皆目見当もつかず。
若いテスには、ちょっと年上すぎるし地味だし、ベジタリアンだし(笑)。人の勝手だけど
ベジタリアンなんて聞いたら、肉食動物の私は引きますが・・・^^

合わせていくのが大変じゃん。我儘で自己チュウのテスが、プロポーズに素直に喜ぶところ
が解せない。そして「環境保存」がモットーな、真面目なジョージがいかにも派手そうな軽いテ
スに惚れたのも。
マリン・アッカーマンって、私は何処がセクシーなのか、判らなかったなぁ。
見慣れてくると、良さがわかるのかなぁ。

主人公のキャサリン・ハイグルは、TVドラマシリーズ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」
で脚光を浴びた女優さんらしい。未見なので、初めて観たけど幾つなんだろう?綺麗なのか
そうじゃないのか微妙^^
それと、一番残念なのがジェームズ・マースデン。
好きな方にはホントごめんなさい。もうちょっとハンサムな役者はおらんかねぇ〜?

エドワード・バーンズでさえ、私はこの方、元スポーツ選手?と思った程下手だったな。
調べたら結構脇役で色々出ていたのね。全然記憶にございません。
ジュディ・グリアは、顔を何となく覚えていて、今回も一番印象が強かったかも。
キャスト総取り替えてしてみたら・・・そう考えるのが楽しい映画だったりしてね(笑)

帰国する妹を、他人任せではなく自分が迎えに行かなきゃ!と母代わりだった姉らしく迎え
に行き、その日は妹と一緒に過ごしたかったジェーン。期待は裏切られ、あげくジョージと
・・・・涙が出ちゃうなぁ。姉の思いって、どこまで届いているのかしら?鬱陶しいだけ?
妹にジョージには手を出すなとは言えないジェーンが、ちょっといらついた。

もっと、ビシっと言えばいいのに。それこそケビンの台詞そのまんまになっちゃうけど何で
言えないの?と思ったり、でも子供の頃から母親がいない家庭で育ったら、自分が妹を守っ
てあげたいと思うだろうなぁ・・・と感心してみたり。

だけど大切なママのドレスを、勝手に仕立て直してしまう妹にキレてのあの行動・・・。
ちぃとやり過ぎ。あれは本人に直接言えなかったからって、ちょいと酷いかも。
に、しては早々に仲直りする下りも消化不良だなぁ。

まぁラブコメって、物分りのいい人しか出てこないから仕方ないかな^^

ケビンとジェーンが、酔って踊って歌うシーンと、客船での披露宴の花嫁がジェーンを応援
するところは好き☆

新聞ネタにされても、ケビンを許す辺りも腑に落ちなかったけど(私なら一生恨むかも?)
アメリカは大国なので、たかが1新聞トップにあんな風に出されてもさほど気に止めないの
かもしれないし。

それでも、わかっちゃいるけどクライマックスでは、涙が零れ、その涙が温かく泣けた自分
に、ほっとしたりして。
新聞記事でのエンドロールの紹介の仕方は、ちょっと面白かったかな。

前鑑賞作「フィクサー」を酷評したせいか、余り悪くはいいたくない。
いい所だけ観ての評価です^^
でも、やっぱ「アイム・ノット・ゼア」を観れば良かったとちょっぴり後悔が本音。

急いでUPしちゃいました。
もう寝る時間なので後で手直しします。




監督 アン・フレッチャー
出演 キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マースデン、エドワード・バーンズ、
    マリン・アッカーマン、ジュディ・グリア

【映画館での鑑賞】

只今、全くLivedoorにTBが入りません (*_ _)人ゴメンナサイ

フィクサー

June 01 [Sun], 2008, 12:26
「フィクサー」 2008年 米

★★☆



う〜ん・・・・。
会社を早退して、先日観たのですが・・・ギリギリ・セーフで入館。
最初の方は、はっきり言って違う事を考えてた(笑)

意味がわからないまま始まった本作品。
重い映画だと覚悟していたけど、重いというか、暗い。眠くなる。

とある弁護士事務所で働く「揉み消し屋」こと“フィクサー”のマイケル・クレントン
クルーニー)は、賭博の最中ボスからの電話が。
「大事な顧客の所へ今すぐに行ってくれ」

どうやら、冒頭のついつい見逃した字幕のシーンはその顧客が、誤って女性を跳ねて
テンパっていたらしい。
「兵のフィクサーを、行かせるから」その電話を待っていた当事者は、当たり前の事
しか言わないマイケルに激怒。この辺から嫌な予感が・・・・。

「揉み消し屋」なんて聞いたら、こっちも凄腕の冷血な男を想像してしまう。
が、残念な事にマイケルは、どこにでもいるような普通の中年男。リアリティがあると
ころが、いいのだろうか?彼は目下、2つの揉め事に頭を抱えている。
1つは、従弟の借金の肩代わりをしなくてはいけないという金銭的危機。もう1つは
事務所自体が抱えている、「合併」目前の大企業への集団訴訟に送り込んだ弁護士の反
乱の阻止。

束の間、休息を取ろうと現れた人気のない森で、馬を眺めているとマイケルの車が爆破
されてしまう。(※あの馬はマイケルの元所有物なんだろうか?)
ここは、すっかり眠気オーラに包まれた私も目が覚めたけれど。
そうして、そこに到るまでの4日前からの出来事を順に追う、というサスペンス・タッ
チのドラマ。

社会派ドラマ?いえ、私はそうだとは思いません。
企業のこうした「膿」を、問題提起している映画ではないですね。タイトル通り「揉み
消し屋」の生き様を描こうとしたのでしょうが、何か物足りなく感じました。

事務所自体が抱える問題。
腕利き弁護士の1人、アーサー(ウィルキンソン)がとある巨大製薬会社の開発した農
薬の訴訟問題の「フィクサー」となり、訴訟側と6年も接触してきた末に、農薬の被害
状況を把握し、揉み消すどころか被害者・遺族側に寝返り大企業に対する憎悪を募ら
せていた・・・・。

何だか、潜入捜査官のようだ。
行き場所を見失い、自分自身を鏡に映して正義を翳していた頃の熱意を取り戻したかの
ような謀反。これは、痛い。
長い物には巻かれろ的な生き方は、アーサーにはもうできなくなってしまった。
これは、被害者側の無垢な娘に恋したからなのか?もう少し動機が欲しかった点だ。

一方では、示談にし弁護士事務所まで合併しようと目論む大会社で出世した女カレン(
スウィントン)が、ボスの代わりの記者会見での発言を家で練習する風景、ちょっとお腹
周りにはみ肉のある、地味なオバサン役。
口が渇き、わきの下が嫌な程汗ばむ・・・出世に目が眩んでいた割には妙に動揺している。

アメリカ映画の観過ぎなのか、(他の映画ブロガーさんの10分の1も観てないけど^^)
勝手に、この手の女は冷酷で、頭が良くて機転が利く、そして全てに堂々としている・・
そんなイメージを払拭するような「普通のオバサン」。

う〜ん、エンタメ要素の強いハリウッド映画を観てきたせいか、勝手にアメリカ人のエリー
トとは、こんな風にオロオロするものか?なんて逆に思ってしまう。
普通のおじさん「フィクサー」を含め、こういうものか?と逆に面白さが半減したような
・・・・。

現実にはどうなんだろう?
アメリカに5年暮らした友人も、全く判らないそうで(当たり前か)一般ピープルには、
ただ「想像」するのみの世界。しかし、遠い世界に生きる彼らの人間らしさよりも普通じゃ
ないところが見たかった私には、綺麗事にしか思えず。

実際にはそんな酷い人なんか居ないんだよ、みたいに言われているようで。
そんな酷い人が居ないなら、何故貧乏人だけが苦汁を舐める? 
この映画は、リアリティ溢れるような作風でありながら、逆に「作り事」過ぎるのが気に
要らない。悪人は、どうぞとことん悪人でいて下さいませ。

アーサーの身を案じるマイケルは、彼に「今までやってきた事だろう?今更人生を棒に振る
な!」と懸命に説得しようとする。が、今まさに借金取りに追われている身。離婚して独り
身のマイケルは、密かに経営していた店だけではなくギャンブルにはまって一文無しの男
だったのだ。
揉消し屋が、逆に「揉み消され屋」に生じる構図は、面白いのかもしれない。
いつ何時、消されかれない、1弁護士達・・・。

マイケルは、借金負債で頭を抱えていたせいもあるのか、アーサーの身を心配している割に
は、大企業側の“揉み消し屋”達の盗聴にも気付かない。凄腕なのか、本当に?^^

精気のない男を主人公にしたせいか、本当に面白くなかった。
その点、高齢の元敏腕刑事だった父のお祝いの席で放った、マイケルの弟で現職刑事の覇気
のある態度は救いだ。

この映画は、大企業に逆らったらどうなるか、今一度お教えします的な映画なんだろうか?
そんな事、映画を見始めるようになる前から判ってますよねぇ?

そうして、冒頭の車を爆破されるシーンへと繋がる。無理して小細工しなくてもいいのにね。
どのみち、面白くないんだから!(爆)
それと、マイケルの愛息子の愛読書のもたらす意味も不明。別に知ろうとも思いませんが^^

ラストは、よくある火サス的でしたね。本当に良くあるパターン。
これが、「アカデミー賞作品賞」の5作の内の1作目。

何とコメントしていいのやら・・・・。
アカデミー賞など、ハリウッドでは組合がストライキに入っていたらしいし、クルーニー兄
さんの出演作をノミネートしざる得なかったのかな?と思ったりして^^

と、ここまで書いてティルダがアカデミー主演女優賞を獲得したと、知りました。
上手かった?え?どこが?ええ〜〜〜〜〜?
実にミステリアス。






監督 トニー・ギルロイ
出演 ジョージ・クルーニー、トム・ウィルキンソン、ティルダ・スウィントン
   シドニー・ポラック、マイケル・オキーフ、デニス・オヘア


【映画館での鑑賞】

プライスレス 素敵な恋の見つけ方

May 29 [Thu], 2008, 20:49
「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」 2008年 仏

★★★★★




初めて、自分の映画館での鑑賞数を数えてみました(笑)
な、なんとぉ〜〜まだ今年これが16本目の鑑賞・・・・(→o←)ゞあちゃー
少ないですね。トホホ。

ところで、今日は「チャーリー・ウィルソン・ウォー」を観る予定だったのですが
時間的都合でミニ・シアター系のこちらを観る事に^^

これが、私的にはとっても面白かったのです。

最近は、こうしたセレブリティな要素の強い映画に惹かれて参っています。
元々願望が強かったからなぁ〜(笑)

物語は、玉の輿を狙う小悪魔的な女イレーヌ(トトゥ)と、イレーヌと関わったたため
無一文の無職になってしまうジャン(エルマレ)が織り成す、ラブコメディ。

フランスの南西部ピアリッツの高級ホテルのボーイをしているジャンは、お人好しで、
同僚の代わりに朝も早よから働き、昼はお客の犬の散歩、夜はホテル内のバーでバーテン
の仕事をしている。

お金持ちに、たかるだけたかってブランド物を買い漁る、ちょっと羨ましいような、
卑しいようなイレーヌが、自分の誕生日に連れて来て貰ったこのホテルで、着替えに3時
間もかかったせいで、パトロンのじぃさんは待ちくたびれて寝てしまう。
そこで、とっておきの超セレブないでたちで1人で現れたのが、そのバーなのでした。

元々、客が少ないバーのラストの客に勧められるまま呑んで高価な葉巻を吸いソファで
酔って寝ていたジャンを、大金持ちのぼっちゃんと勘違い。
既に高級な生活を手に入れていた筈のイレーヌだが、その欲望は果てしなく、次なるタ
ーゲットとの出会いを無駄にしない。凄いパワーですね。
ジャンも、積極的なイレーヌに魅了されて金持ちに勘違いされた事をいいことに嘘をつ
き通し、スィート・ルームで一夜を共にする・・・・。

この辺りは、どっちも同罪?
1年後、新しいパトロンのジャックと再び現れたイレーヌの前で、ボーイだとばれないよ
う、あの手この手なのが可笑しい。

しかし、ジャンは、狡賢い訳じゃない。純粋にイレーヌの気を引きたい=嘘を突き通す事
が悪い事だと考えていなかった。女の気を引くために、実は貧乏なのに金持ちのフリをす
る男って、腐る程いない?(笑)
昔の私なら、金がないのにあるフリをする、馬鹿げた法螺をつく男にゲンナリしたけど
今は、歳をとったせいかしらね。ジャンの事を可愛いなぁ〜と思ってしまう。

ジャンとの浮気がばれて、結婚まで秒読みだったジャックに、あっさり振られてイレーヌ
は、今までの苦労が水の泡に・・・・。

真面目に働いている多くの人間から見たら、決して好ましいとは言えないイレーヌだけど
玉の輿を諦めない姿は、段々微笑ましくさえ思えてくる。
彼女は、高級娼婦。
安っぽくない分、好感が持てたりして^^;
それと、ギリギリと痩せたオドレイ・トトゥが、叶姉妹のようないかにも、いかにも・・
じゃない分、何か憎めないのよね。

そしてそのパワフルさに、ある意味尊敬さえ覚えます。
大金持ちと結婚するために見境いがない所も、利口なようで愚かしく、笑えてきます。
ただ、私の斜め前に座っていた男性は、全く笑ってなかった。男目線で見ると、憎たらし
いとしか思えない女なんでしょうね。

ジャックに捨てられたイレーヌを追い、ニースの高級ホテルを探しまくるジャン。
イレーヌの「仕事」を悉く潰したジャンに、貧乏だと知っていながら、金を貢がせる所は
私も流石に嫌気がさしたけど。

とうとう無一文になったジャンの前から姿を消すイレーヌ。
イレーヌの血も涙もない行動も憎憎しいけど、そういう女だと知っても懲りないジャンに
呆れるやら。
生真面目に生きてきた男が一旦、女に入れ込むとこうなる・・・そういう末路ですな。
普通なら、こんな「金が全て」みたいな女に惚れるかなぁ?よっぽど、間抜けなんじゃな
い?捨て鉢になっていたのかもしれないけど・・・・人生勉強には金がかかる。けど、
判ってて、利用される方が後で騙されていたと知るよりなんぼかマシかな?

結局預貯金も全て無くなり、ホテルの宿泊代も払えないで窮地に立たされたジャンを、思
わぬところで裕福な未亡人マドレーヌ(アダム)が拾う。
金目当てじゃなさそうな、野良犬の子犬を一匹拾う感覚でしょうかね?
いやいや、未亡人だって「女」。欲望を満たしてくれる男じゃなかったら、ただで囲った
りはしない。意外とこのジャン、いい仕事していたのかしらねぇ〜^^

同じホテル内で、方や金持ち男に貢がせる事に成功したイレーヌと、生まれて初めてヒモ
になったジャンが、繰り広げるコメディは、お腹を抱えて笑えます。

4日で、ドレスやブランド物のバック、靴などを貢がせたイレーヌは、戦利品をジャンに
見せて「どう?こんな風に勝ち取らなきゃ駄目よ」大富豪のマドレーヌから、YシャツとG
パンしか買って貰っていないジャンに、様々な知恵を伝授。
金持ち男は、女の気を引くために直ぐにも貢ぐが、金持ち女は慎重。じっくり見る。

男は、裏切りを知ると全てを取り上げるが、女はそうはしない。潔いのは、同じ金持ちで
も女の方だっちゅう所も面白い。尤も高級車じゃなくてスクーターだけど(爆)

ジャンがどんどん垢抜けていく過程は好き。もう少し、ハリウッド的に物凄く変わっても
面白かったかもね。

ジャンが、マドレーヌから離れないのは、愛するイレーヌの傍に居たいから・・・っての
が、何だかホロっときちゃう。どんだけお人好しなんだ?
いいねぇ〜こんなお人好し。ここ数年ずっと、お目にかかってないなぁ(笑)

愛するイレーヌが、より金持ちをGETしようという鼻息の荒さに、理解もあるし・・・。
そこは、さほど若くもないジャン(高級ホテルマンで、その手の女を一杯見て来たつうの
もある?)役の起用で、有り得るような話なのでOK!

妙に正義感の強いイケメン・ボンビーメンが、自分に振り向かせようとするベタなお話で
はないのです。
全ては、何だか成り行きまかせ。
イレーヌの簡単な「レッスン」を直ぐにも身につけていくジャンが、最後は自分の所に来
ると計算していたなら、これまた凄い話だけど。(有り得ないし)

オドレイ・トトゥが着る衣装がどれも素敵で、スレンダーな彼女にピッタリ来る衣装ばか
りだったのがツボでした。綺麗なおみ足ね。
また、男に捨てられる度に途端にホームレスになっちゃうぐらいボンビーな所も、余計な
物欲に走らないで、現ナマを貰っておけよ〜と思うところが味噌。

「お金のかかる女」って、物欲主義?よほど綺麗なドレスや靴で飾りたいだけなんだなぁ
なんて思っちゃう。物を強請らず、お金を引き出す女が一番賢いのよ^^

尤も、お金を強請った途端に男は引くでしょうが。大金持ちの男を本気で落とすには、浮
気はご法度。2〜3年は我慢しなさい。男は鈍感だというけど、金を使った女の事はしっか
り見てます。
結局、イレーヌはいつもシャンパンとニースの高級気分に酔いしれていただけの悪女にな
りきれない、中途半端な小悪魔だったという事です。

本当の愛を知った時・・・何だか嬉しいような気持ちになりました。
1ユーロが効果的。しかし、この2人続くのでしょうかね?^^


製作年度 2006年
監督 ピエール・サルヴァドーリ
出演 オドレイ・トトゥ、ガド・エルマレ、マリー=クリスティーヌ・アダム



【映画館での鑑賞】
P R
2008年10月
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