下天の華 感想メモ(百地ルート)

April 30 [Tue], 2013, 21:32
最初はクールで厳しい師匠。
でも決壊してからは、ああやっぱり年季の入りようが違うなと思いました。

続きから、ネタバレありの百地ルート感想です。
師弟関係から恋愛に、うまくシフトしたルートでした。


十二年前に両親を亡くした主人公を育て、六年前に里を出た主人公の師匠、百地。
再会は信長を暗殺しようとした師匠を主人公が止めたことからでした。
仮面着用だった彼ですが、主人公はピーンときます。
あれは師匠だったのではと思いながら修行に励む彼女を、こっそりひっそり陰から見守る師匠。
気になるんだね…
そして我慢できなくなって出てきました。
仮面を外してほしいと言う主人公に、奪ってみろと煽る師匠。
成長っぷりを確かめたいんだね…

その後も、師匠にまた会えるかもと修行の場である林を訪れる主人公。
思い返すのは師匠と暮らした日々のこと。
昼寝が趣味、水練好き、掃除が苦手な師匠。
子育てに向いていなさそうな師匠ですが、厳しい中にも本当に必要なときには主人公を甘やかしたり、掃除をサボる師匠の尻を主人公が叩いたり、なかなか和やかな日々だったようです。

そういうことを思い出しているうちに、平穏な生活というものに憧憬を抱く主人公。
信長たちと話すたびに、信長が天下を治めればまた昔のように師匠と暮らせるかもしれないと思い始めます。

信長暗殺の命を受けてからは、自分の夢を重ねてしまった天下布武の夢を自ら壊さなければいけないと苦悩する主人公。
そんな彼女がこれ以上信長たちに情をうつさないようにと師匠はいろいろと忠告してくれます。
…心配なんだね…

迷い続ける主人公に、今日は付き合うと川辺に連れ出してくれる師匠。
師匠に甘えてぬくもりを欲しがる主人公に、ちょっとぐらつく師匠の理性。
振り回されている…
忍びとして任務を果たすのなら何も考えるな、という忠告は、きっと経験から。
何だかんだ、甘ったれと呼ぶ主人公を放っておけないのも、信行のもとにいるのも、自分が甘いからなんだろうな。
甘さゆえに傷つくこともあって、その苦しみを知っているからこそ黙っていられないんだろうと思いました。

宴の日、主人公はやはり師匠との過去の平穏を叶えてくれるだろう信長を殺せません。
そこに現れた師匠が信長を狙いますが、それを主人公阻止。
何も起こらないことに皆に裏切られたのだと思った信行が信長に斬りかかります。
契約で結ばれた師匠にすら裏切られたと思った信行…
かわいそうだ…
とにかく信行の謀反心はあきらかになり、連行。
これで終わりかと思われたこの事件ですが、師匠を知っている主人公だけはそう思っていませんでした。

信長が京に発った後、主人公は牢に潜みます。
そこに、捉えられた信行を逃がそうとやってくる師匠。
そうはさせまいと戦う主人公ですが、師匠に針を刺されて昏倒。
痺れ薬を盛られたようで、動けずに師匠に運ばれます。

信行一行は信長の滞在する本能寺を強襲する様子。
ひとりになった師匠は、未だ動けない主人公に心情を吐露。
自分も平穏な世を夢見ている、と。
自分は忍びとして信行を裏切ることはできないから、師匠は主人公に信行を止める機会をくれました。
薬の残る体で奔る主人公。
光秀に報せ、信長のもとへ。
信行と対峙した信長のもとへ到着すると、師匠も来てくれます。
心配なんだね…!

主人公の覚悟とその先を見届けた師匠。
もう会うことはない、と主人公と決別します。
一人前だと認めたからこそだけれど、主人公の師匠への気持ちは恋愛と呼ぶにはまだ若いと思っている様子。
子供である主人公の言う淋しさと、大人である自分の言う淋しさが違うから、と。
そして一方的にお別れ。
ずるい!
ずるいよそれ!

その後、信長のもとで働くことになった主人公。
師匠のことで気もそぞろな主人公を気づかってくれる信長のいい上司っぷりが素晴らしい。
面倒見良すぎてたまらないです。

信長に背中を押してもらって、主人公は師匠を探しに行きます。
小鳥の姿で辿りついたのは、昔二人で暮らした森。
見つけた師匠に、剛速球で「好きだ」と告白。
しかし師匠は主人公の想いを若気の至りのまやかしだと拒否します。
師匠はさっさか逃げていきますが、主人公は食い下がります。
川の中に逃げ込んだ師匠をカエルに変化して捕まえました。
本気を認めてもらえないと納得できない!
会いたくて会いたくて、淋しい!
こんな素直な告白に、師匠も根負け。
なんてかわいい押しかけ女房。

エンディングは、森に庵を結んだ師匠のもとに通う主人公。
スチルの二人の体勢、すごくかわいい。
幸せに蕩け切ってる主人公。

信行のことも気にかける師匠は、やっぱり優しい人。
でもその優しさを自分で許すことができるのは、主人公がいるからなんだろうな。
甘さを見守りたいのは、自分が甘くて、その甘さを噛み殺して生きる辛さがわかるからかも。

とにかく最初は冷たいまでにクールな師匠ですが、それには慣れてる主人公はめげません。
その中にある愛情をちゃんと感じ取ってめげません。
決壊しても観念してくれない師匠でも、めげません。
師匠の教育は間違ってなかった…
師匠は主人公のことを子供だと思ってナメてたんだと思います!

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