林田力『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』ともだちの悲しみ

2009年09月30日(水) 19時52分
作品世界の一般の人々の多くも内心では「ともだち」支配のおかしさを認識している。ユキジ(常盤貴子)が地球防衛軍を説得するシーンが印象的である。地球防衛軍のバイザーを上げて素顔を晒させることで、組織の犬から良心ある個人への転換を象徴する。『20世紀少年』にはカルト的な宗教団体が社会を支配する点で現実社会に警鐘を鳴らす社会派的側面があるが、一般の人々の良心に基づく行動によって社会を変えられるとのメッセージを感じた。
映画オリジナルのラストの10分は試写会でも放映しないことで注目を集めた。このラスト10分が大作の最終章を見事に締めている。過去を水に流す日本人は自らの美しくない過去を直視することを避ける傾向がある。その結果、フィクションでも悪を倒して大団円とし、終わりよければ全て良しとなってしまう作品が多い。その意味で作品の質を高めたラスト10分であった。

弁護士法人アヴァンセはアンフェア

2009年09月27日(日) 20時52分
弁護士法人アヴァンセ・リーガルグループはアンフェアな法律事務所である。自らのWebサイトでは「弁護士は公平中立な立場ではありません」を理念として掲げ、自ら公平性を放棄している。自らアンフェアと認めるアヴァンセが以下の規定に合致した法律事務所であるかは大いに疑問がある。
弁護士法第1条(弁護士の使命)「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」
弁護士職務基本規程第5条(信義誠実)「弁護士は、真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行うものとする。」
弁護士倫理規定第7条(真実の発見)「弁護士は、勝敗にとらわれて真実の発見をゆるがせにしてはならない。」
(ブログ「健康アンチエイジング 弁護士不祥事」より転載)
http://d.hatena.ne.jp/branz/20090924/1253761155

『東急不動産だまし売り裁判』と二子玉川

2009年09月26日(土) 10時52分
林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』が「二子玉川通信」(にこたまの環境を守る会、2009年9月7日)で紹介された。「日照通風眺望を奪われ、騒音に悩まされている著者が「不利益事実」を隠して売った東急不動産のだまし売りを訴え全面勝利した訴訟の記録」「耐震強度偽装や欠陥施工、東急コミュニティーの杜撰な管理などへの怒りが伝わってきます」。『東急不動産だまし売り裁判』でも住環境を破壊する二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)に言及している(106頁)。
http://d.hatena.ne.jp/tokyufubai/20090923

二子玉川再開発差止訴訟は洪水被害が焦点3

2009年09月25日(金) 7時38分
 今回の口頭弁論では、洪水対策が大きな論点になることが明らかになった。再開発地域の北側を流れる丸子川は過去に何度も氾濫を繰り返している。世田谷区洪水ハザードマップによると、2000年9月の東海豪雨並みの豪雨(時間最大雨量114mm)の場合は、2m以上の浸水も予想される。世田谷区では約700世帯1,700人がこの2m以上の浸水範囲に居住しているとみられている(2008年6月世田谷区議会での村野義則議員の一般質問への答弁)。
 ところが、再開発では人工地盤で約7mもかさ上げする計画である。その結果、水が流れずに滞留し、周辺住宅地の洪水被害を激化させると住民側は主張する。これに対して再開発組合は、洪水時には駐車場が貯留槽代わりになると反論した。だが、これは別の問題を抱えている。
 この議論はIII街区に建設されるタワーマンション「二子玉川ライズタワー&レジデンス」を念頭に置いているが、大事な財産の保管場所になる駐車場が洪水時に貯留槽になる仕組みはマンションの商品価値を損なうものになる。もし洪水被害を緩和させるために駐車場を水没させなければならないとしたら、マンション住民にとっては大きな制約になる。
 岩見教授は証人尋問で「新たに住みたいという人々の欲求を満足させることと地域環境を良くしていくことの両者が街づくりの課題」と証言した。再開発マンションに居住する新住民と再開発で被害を受ける住民の対立として論じられることが多いが、二子玉川東地区再開発が新住民を幸せにする計画であるのかも吟味する必要がある。
 次回口頭弁論は10月29日午後2時から開かれる。(林田力)
http://d.hatena.ne.jp/tokyufubai/20090924

二子玉川再開発差止訴訟は洪水被害が焦点2

2009年09月24日(木) 7時30分
 第3に被害の広がりと解決の道筋である。工事強行によって、図面上では予想できなかった被害が顕在化し、拡大している。被害を拡大しないために再開発組合は工事を中止し、計画を見直すべきだと主張した。特に具体化されていない第2期事業は抜本的に見直すことを求めた。
 裁判官は住民側に坂巻幸雄・元通産省地質調査所主任研究官の追加意見書提出の目処を確認した。坂巻氏は住民側申請証人として4月20日に「再開発事業で人工地盤がかさ上げされることによって周辺地域の洪水の危険が増す」などと証言した。
 これに対し、再開発組合は「人工地盤の下は駐車場などの空間であり、洪水時には水没するため、人工地盤が水害を拡大させるおそれはない」と反論した。坂巻追加意見書では再開発組合反論に対する専門的見地からの再反論が予定されている。(林田力


二子玉川再開発差止訴訟は洪水被害が焦点1

2009年09月23日(水) 10時24分
二子玉川東地区再開発差止訴訟控訴審(平成20年(ネ)第3210号)の口頭弁論が2009年10月17日に東京高裁822号法廷で開催された。これは東京都世田谷区の二子玉川周辺住民らが二子玉川東地区市街地再開発組合(川邉義高・理事長)を相手に二子玉川東地区第一種市街地再開発事業の差し止めを求めた訴訟である。一審・東京地裁では請求が棄却され、住民側が控訴していた。
口頭弁論では住民側が「準備書面(3)」を陳述し、証拠を提出。再開発組合は原本を提示していなかった証拠の原本を提示した。住民側代理人の淵脇みどり弁護士は「準備書面(3)」について補足説明した。説明内容は3点である。
第1に都市計画学者の岩見良太郎・埼玉大学教授の立論に沿って、二子玉川再開発は公共性に欠け、違法であると主張した。岩見教授は住民らが世田谷区を相手に再開発事業への公金差し止めを求めて提訴した別訴(平成19年(行ウ)第160号)で2009年7月9日証言し、その証人調書を甲365号証として提出した。
第2に洪水問題である。再開発事業によって洪水被害が激化するとの主張に対する再開発組合の反論は科学的な裏付けがなされていないと批判する。現地進行協議などによって説明することを要求した。(林田力)
http://d.hatena.ne.jp/tokyufubai/20090922

二子玉川ライズに売り逃げ説

2009年09月22日(火) 9時54分
東急電鉄・東急不動産のタワーマンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」に売り逃げ説が浮上した。東急不動産は利益追求のマインドが非常に強く、三井のようにブランドイメージを追求して結果として長期的に利益を上げるという発想に欠ける。東急リバブル・東急不動産はアルス東陽町301号室でも不利益事実を隠してだまし売りし、売買契約を取り消されている(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』)。
「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」の問題はマンション建設地の西側のII-a街区にタワーマンションが建設される可能性が指摘されていることである。II-a街区は「タワー&レジデンス」よりも二子玉川駅に近く、II-a街区にタワーマンションが建設されれば立地の差によって「タワー&レジデンス」の資産価値は激減する。そのため、インターネット掲示板ではII-a街区の購入発表があるまで「タワー&レジデンス」の購入は控えると書き込まれた。
東急電鉄・東急不動産の基本計画によるとII-a街区には31階建ての超高層オフィスビルを予定する。しかし、「本図面は現時点のものであり、今後行政協議等により変更となる可能性があります」と注記する。実際のところ、二子玉川に超高層オフィスビルは非現実的である。二子玉川は神奈川の県境である。都心の企業は二子玉川のオフィスに憧れない。玉川の自然や高島の存在はオフィスにとって魅力にならない。オフィスを作っても埋まらないことは容易に想像できる。
東急不動産消費者契約法違反訴訟に象徴される東急のだまし売り体質を踏まえれば、II-a街区にマンション建設を発表すると、「タワー&レジデンス」が売れなくなるために具体的な計画を未定としている可能性がある。「タワー&レジデンス」を売り切った後に、しれっとしてマンション計画を発表する。そして 「『第2期事業(「II-a街区/事業主体が異なります)は未定です』と明記し購入者に説明してきた」と開き直る。
東急の思惑通りになれば二子玉川に「タワー&レジデンス」と合わせて6〜7本のタワーマンションが林立する可能性がある。まるで香港の集合住宅のようになり、二子玉川の自然も景観も吹き飛んでしまう魅力のない街になる。

アヴァンセ弁護士が準備書面に他人の印を押す

2009年09月21日(月) 9時22分
弁護士法人アヴァンセ・リーガルグループ(金崎浩之代表)に所属する吉成安友弁護士が裁判所に提出する準備書面に他人の印鑑を押すという失態を犯した。金崎浩之、長谷川桃、佐久間明彦、吉成安友、前田瑞穂が被告代理人となっている土地共有持分確認等請求事件(平成20年(ワ)第23964号)で被告が提出した「被告準備書面(5)」には1頁に被告代理人5名の記名捺印がされているが、吉成安友の名前の後ろには「弁護士片山雅也之印」が押されている。自分の名前に別人の印を押すことは考えられない失態である。原告及び裁判所を愚弄するものである。
被告らは提訴前から被告代理人金崎浩之、吉成安友ら複数の弁護士を代理人としていた。代理人には提訴前後で入れ替わっている者もいるが、全て金崎浩之が代表の弁護士法人アヴァンセ・リーガルグループ所属弁護士である。提訴前の時点での原告への交渉態度は「受任者である弁護士本人が交渉しているのか疑わしい」と原告は主張する(訴状7頁)。実際、原告宛文書において代理人中島賢悟の名前を「賢吾」と記載するという本人が作成しているならば、あり得ない虚偽があった(乙35)。弁護士本人が印を押しているならば間違える筈のないものであり、アヴァンセでは受任弁護士以外のスタッフが担当しているという原告の疑いを裏付けるものである。(ブログ「健康アンチエイジング 弁護士不祥事」より転載)
http://d.hatena.ne.jp/branz/20090914/1252898709
http://d.hatena.ne.jp/tokyufubai/20090920

だまし売り被害者とマンション建設反対運動の連携

2009年09月20日(日) 10時31分
私は2003年6月に東急不動産(販売代理:東急リバブル)から新築マンション(東京都江東区東陽)を購入したが、それは不利益事実(隣地建て替えによる日照・眺望・通風の喪失など)を隠してだまし売りされたものであった。
引渡し後に真相を知った私は消費者契約法第4条第2項に基づき、マンション売買契約を取り消し、東急不動産を相手に売買代金返還を求めて東京地裁に提訴した(売買代金返還請求事件 平成17年(ワ)3018号)。東京地裁平成18年8月30日判決は東急不動産に売買代金の全額返還を命じ、私が全面的に勝訴した。
これは消費者契約法で不動産売買契約が取り消されたリーディングケースであり、マンション購入被害者にとって画期的な救済策となる判決である。この経緯を多くの方に知ってもらうために私は本裁判の内容を書籍にまとめて出版した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年)。
私が勝訴した要因の一つは自ら積極的に情報収集し、敵である東急不動産の手の内を把握し、東急不動産の主張や証拠の虚偽・矛盾に反論したことである。「敵を知り己を知らば百戦危うからず」との孫子の兵法の通りである。それを可能にしたのがマンション建設反対運動との連携であった。本稿では、だまし売り被害者とマンション建設反対運動が連携する意義について論じる。(林田力)

東急不動産裁判MyNewsJapan記事2位

2009年09月19日(土) 10時38分
東急不動産消費者契約法違反訴訟(東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)のMyNewsJapan記事がMyNewsJapanのアクセスランキング及び読者ランキングで2位になった(2009年9月13日)。当該記事は『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者へのインタビューによって、マンションだまし売り被害の生の声を伝えている(佐藤裕一「東急不動産で買ってはいけない 被害者が語る「騙し売り」の手口」MyNewsJapan 2009年9月3日)。
だまし売り被害者が被害経験を語ることは一般に受け止められているほど容易なことではない。そこには様々な葛藤があり、「時間の流れ」では解決できない問題が数多く含まれている。記事で描かれた東急不動産弁護士(井口寛二)や地上げブローカー(井田真介)の嫌がらせは怒りなしでは思い返せない内容である。
それらは個人的かつ個別的な世界の出来事でありながらも、物事の本質を見抜く当事者の優れた洞察力を通して、問題の解決に向けての様々なヒントを指し示してくれる。「人間の存在の根幹にかかわる問題に向き合おうとするとき、当事者の「ことば」に耳を傾け、そこに潜む普遍的な要素を探る作業は、今後もその重要性を失うことはない」(医療について、長尾真理「「患者の権利」としての医療」哲学第122集、慶應義塾大学三田哲学会、2009年、93頁)。
2009年09月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
最新コメント
アイコン画像TERA 育成代行
» 東急不買シンパを騙る嫌がらせ (2013年11月28日)
アイコン画像ArcheAge 育成代行
» 東急不買シンパを騙る嫌がらせ (2013年11月28日)
アイコン画像url
» 枕石林田力、CDデビュー (2012年08月26日)
アイコン画像ウブロ コピー
» 2012年07月02日のつぶやき (2012年07月03日)
アイコン画像Evening Dresses
» 林田力「池で泳ぐおたまじゃくしに (2012年03月28日)
アイコン画像GUCCI Dresses
» 林田力「ネット選挙運動は、金持ち候補に有利 (2012年03月28日)
アイコン画像Day Dresses
» 東急不動産答弁書の粗末 (2012年03月28日)
アイコン画像Party Dresses
» 【悪徳】東急不動産【不買運動】Part3 (2012年03月28日)
アイコン画像replica watches
» アルス東陽町301号室事件提訴三周年 (2012年03月22日)
アイコン画像fake watches
» 林田力「池で泳ぐおたまじゃくしに (2012年03月22日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:林田力『東急不動産だまし売り裁判』
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 現住所:東京都
  • アイコン画像 職業:その他
  • アイコン画像 趣味:
    ・読書-林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
    ・マンガ-ワンピース
    ・インターネット-東急リバブル東急不動産不買運動
読者になる
The blog which impeaches TOKYU Land Corporation's fraud


Yapme!一覧
読者になる