今日ようやく和解

July 21 [Fri], 2006, 22:02
小泉首相の靖国問題では、納得できない答弁であったが、今日のドミニカ訴訟問題についてドミニカ日系人教会嶽釜徹会長会談では評価できる内容であった。

ただ今回の控訴取り下げで全てが終わったのではなく、棄民扱いされ、明治の屯田兵扱いされた日本人国民がいたことを決して忘れてはならないし、二度とこの様なことを起こしてはならない。

今日の会談の模様を毎日新聞より掲載。

ドミニカ共和国の移民訴訟問題の政治決着を受け、小泉純一郎首相は21日、首相官邸で移民の代表2人と面会した。首相は「本当にご苦労さまでした」と長年の苦労をねぎらった。
 面会したのは、原告団の事務局長も務めたドミニカ日系人協会の嶽釜徹会長(68)と移住集団帰国者の小市仁司代表(78)。原告団は同日、政府が「率直に反省し、おわび申し上げる」との首相談話を閣議決定したことを受け、控訴を取り下げた。面会前に談話を受け取った嶽釜氏は「全移住者1319人を代表し、137人の他界した同胞とともに、ドミニカ移住者の歴史の日を作って下さったことに感謝申し上げる」とお礼の言葉を述べた。首相は直接の謝罪こそ口にしなかったが「あの当時、もう少しよく調べて、きちんと責任ある送り出しをしておけば」と政府の失政を反省。時折目頭を押さえながら、移民の苦労を思いやったという。
 面会後、嶽釜氏は「このわび状(首相談話)を仏壇に供え、無念の涙をのみながら去った同胞に対し『謝罪してもらったよ』と報告したい」と、声を詰まらせながら記者団に語った。政府は面会に同席した尾辻秀久前厚生労働相を、29日にドミニカで開かれる移住50周年記念式典に首相特使として派遣。約170人の原告全員に首相談話を渡すほか、残る約1100人の全移民にも郵送する。【小林多美子】
(毎日新聞) - 7月21日22時0分

産経新聞では、毎日新聞が取り上げていない一時金支払いに言及。

彼らの戦いは、金の問題という狭義ではなく、日本人としての尊厳を取り戻す戦いであった。

ドミニカ問題への日本政府の対応

July 18 [Tue], 2006, 22:59
二回にわたってドミニカ移民訴訟問題について述べてきましたが、

今回、少しの進展が見えてきましたので、書きます。

2006年07月03日朝日新聞インターネット版より

ドミニカ移住 政府、見舞金支払いへ 最大数百万円検討。

 政府は3日、ドミニカ共和国への日本人移住者訴訟判決をめぐり、

訴訟で敗訴した。

原告170人を含む計約1300人を対象に「見舞金」を支払う方針を

決めた。

1人当たり最大数百万円を支払う方向で検討しており、29日に

同国で開かれる移住50周年記念式典までに正式に表明する。

 小泉首相は3日、内閣官房などによる見舞金支給を含む

支援策についての中間報告を了承し、

議員立法での対応を検討する超党派の議員連盟との調整などを

指示した。


 首相はその後、官邸で会談したドミニカ共和国のフェルナンデス

大統領に「何らかの和解に至るような方策を考えている」と述べた。

同日夜には官邸で記者団に「原告団と原告団に加わらない人の

両方がいて、お互い良い解決策がないか努力している」

と語った。

 日本政府はドミニカ訴訟では勝訴したが、移住者から当時の

待遇に不満が根強いことから、首相は何らかの形で救済する

必要があると判断した。政府は、原告移住者が訴訟に費用を費やした

ことなどを考慮し、

移住者の間で支給額に差をつけることも検討しており、

救済対象の移住者全員が納得する形での解決を目指すという。

日本政府の方針が門前払いから一転見舞い金ではあっても

ドミニカ移住に対する理解を示したことに少しの温情を感じるが、

今後を注意深く見ていきたい。



パラグアイメーリング参照

字数の関係で payasoは敢えて 物申す 2 の続き

June 08 [Thu], 2006, 2:41
当時のドミニカは、トルヒーヨ独裁政権下。 隣国ハヒチからの進入を防ぐ目的で、国境地帯にスペイン人、ユダヤ人、ハンガリー人、日本人の入植者を置く 「 屯田兵」の役割を担わせる政策だった。このため、現地の農民から強制的に収用 した土地を日本人移民に耕作させたケースが多かったため、現地の人々の日本人 移住者への視線は冷たかった。 61年5月、トルヒーリョ大統領が暗殺され、ドミニカ国内は極度の政情不安に陥った。憎しみの対象である日本人移民が攻撃・略奪の対象にされ、日本人移住者への迫害が起きた。わずかな農作物や粗末な農機具、財産全てを奪われ、自殺者も相次いだ。   生活苦のため、移住者の8割が帰国するか、他の国に再移住した。その間、日本政府は何の救済もしなかった。現地の日本大使館に何度も窮状を 訴えた移住者もいたが、まったく相手にされなかった。 移住者らは、肥沃で広大な土地が無償譲渡される「カリブの楽園」と宣伝してきた日本政府に何度も謝罪を求めてきた。しかし政府は、だましたのではなく、 移民を「斡旋」しただけで、配分地が事前の情報と違った点は「ドミニカ政府の 問題」として、責任を回避してきた。 2000年7月、移住者らは日本政府に国家賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告団は第1次提訴から第3次提訴まで計177人。請求額は31億7 000万円にのぼる。 裁判の中で、日本政府、外務省の犯罪的な行為が明るみになった。移民を計画 、ドミニカと交渉した外務省は、土地の所有権を認めないドミニカの植民政策に ついて、事前にしっかりと調査しないまま、政策を推進した。しかも、配分地が石ころだらけの荒れ地ということも分かっていた。それなのに、平然と「カリブ の楽園」というウソのPRでだましていた。 移民政策というより、棄民政策の実態が浮き彫りになっている。裁判の焦点は、ドミニカ移民が「国策」として、日本政府が主導的に旗振り役 をしていたかどうかという点。裁判の中で、日本政府は一貫して「ドミニカ政府 が企画し、入植させただけ」と自らの責任を回避している。
海外移住者は、我々以上に日本のことを大切に思っているのです。彼らは決して棄民でありません。

これからも応援します。

payasoは敢えて 物申す 2

June 08 [Thu], 2006, 2:33
今回は、ドミニカ移民の変遷を記載します。
これを読んで、本当に当時の外務省に対して怒りを禁じえません。

●解説「ドミニカ移民」 時事用語ギラクシーより
 1950年代、日本政府が「最大18ヘクタールの肥沃な農地が無償で譲渡さ れる」と、「カリブの楽園」と銘打ち、ドミニカへの移民を全国に募集した。当時、戦地からの引き揚げ者や失業者が多く、復興前の日本社会は経済的に混乱していた。政府は人口増加を抑えるため、 「移民政策」を積極的に推進してい た。ドミニカ移住はその一つだった。しかも、ブラジルなど他の移住地に比べて 格段に条件のよい移民だった。 1956年7月から59年9月の3年2カ月の間に、13回にわたり、8入植地に249家族1319人が移住した。そのうち鹿児島県出身者は約280人と 最も多く、全体の5分の1を占めた。しかし、実際には地獄の日々が待ち受けていた。配分された土地は約束された 3分の1から半分の広さで、しかも石ころだらけだったり、塩分が多い砂漠だったり、乾燥地だったりで、とても農耕に適さない土地だった。深刻な水不足も追 い打ちをかけた。無償譲渡というのもウソで、所有権は一切許されず、監督者の いる農場で農奴のような作業を強いられたりした。

payasoも 敢えて 物申す! 1

June 08 [Thu], 2006, 1:52
南海の楽園、大リーグの供給基地、ドミニカ共和国で−日本人移住者は-

今日、新聞の片隅にドミニカ移民訴訟問題に対しての東京地裁判決が出た。

今回、どうしてもドミニカ移民者の現状を知ってもらいたいと思いブログに掲載しました。

私は、PAYASOだからこのような政治的発言を公表したことはないし、しようとも思いませんでしたが、私は南米のパラグアイの日本人移住地に住んでいた経験から、
この問題に対して、4、5年前より関心を持っていたのであえて書きます。
我々の知らないところで、我同胞がこの様な過酷な仕打ちを受けていたのです。



毎日新聞は、あえて棄民との表現を使っていますが、テレビ等の報道で見る限り
棄民の一語につきます。 在外日本人にとって頼りとされている外務省がこの様なことを行なっていたことに怒りを禁じえません。・・・


私のつたない言葉よりも毎日新聞の掲載記事及び時事用語ギラクシー、解説「ドミニカ移民」を一読してください。(字数の関係でギャラクシーは、次回掲載)

<ドミニカ移民訴訟>「棄民」に時効の壁…老いた原告無念
「涙を流して死んでいった仲間に何と報告すればいいのか」。ドミニカ移民訴訟の7日の東京地裁判決は「戦後最悪」とされた移民政策を糾弾しながら、法律上の「時効」を理由に原告の請求を棄却した。「私たちは国にだまされ捨てられた『棄民』」。内容で勝訴しながら、結果は敗訴。国策移民の悲劇を告発してきた老いた原告たちは、無念の表情を見せた。(毎日新聞)

この記事をどのように解釈していただくかは皆様の判断にお任せいたします。
私は、この様なことが行なわれていることを移住地にいた者として掲載せずにはおれなかったので・・・

payasoも 敢えて 物申す! 2 では、ドミニカ移民の歴史を 時事用語ギラクシー、解説「ドミニカ移民」から記載します。
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