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18「人の一生」 嫁 / 2007年08月06日(月)
   
   漢字は、おもしろい!
                
 
  家は、家廟(みたまや)を意味します。家は単なる建物ではなく、祖先の霊を祀るところ、家廟です。家の下に豚が書いてあります。宀(べん)+豕(し、いのこ・ぶた)。古い字形では、豕ではなく、犬が書かれている。家廟とは、犬牲を(犬を犠牲にして)埋めて、地鎮を行って建てた建物なのです。
わが国でも、家を建てるときは、地鎮祭を行いますね。これは、中国も現代の日本も同じです。嫁は、家に「女」偏がつき、この家廟に代表として使える役を担う者を意味します。婦と同じですね。

    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:46 / 漢字は面白い / この記事のURL
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17「人の一生」 婦 / 2007年07月30日(月)
   
  漢字は、おもしろい!
                 古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。

              

 婦の初文は「帚」。2000年前の許慎(きょしん)の説文解字(せつもんかいじ)では、「婦」を「服なり。女の帚(はうき)を持つに従う。灑埽(さいそう)するなり。(服也从女持帚灑埽也)」すなわち、服従と灑埽(さいそう)を、その義としている。
  
  果たしてそうでしょうか。「帚(ふ)」は、掃除の道具ではなく、家廟(みたまや)に香り酒を注いで、家廟を祓い清めるため、お祀りをするための「玉ははき」なのです。みたまやを、寝といいます。寝室の「寝」の宀(べん)の下の右の字は,「帚」で清める意です。一家の主婦として、家廟を清める任にあたる者を、「婦」といいます。この任に当たる者は、下端の誰でもよいというものではなく、漢字のもととなる甲骨文が出現した中国の殷代(いんだい)の「婦」は、その出自の氏族を代表する者として、極めて重要な地位にありました。
  
   因みに、甲骨文の現れた時期の殷(商)王・武丁(ぶてい)の王妃は、婦好(ふこう)と言いました。中国古代の静御前か?河南省安陽市小屯(しょうとん)に壮大な婦好墓があります。

   現在、「婦」は、倦厭(けんえん)され、公に使用することが少なくなりましたが、本来は、女性の地位の高さを示す素晴らしい字なのです。古代文字が出現する時代は、男尊女卑の風習が確立したと言われていますが、これに対して、「女 」と言う字は、女子が跪(ひざまず)いて座する形です。この方が、余程、男尊女卑の風習を表しているように思えます。いかがですが。

     (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。)
 
   
Posted at 15:43 / 漢字は面白い / この記事のURL
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16「人の一生」夫妻 / 2007年07月23日(月)
   
   漢字は、おもしろい!
                 古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る

                      
  
 私は、めでたく結婚して、夫となり、或いは妻となる。
この「夫」・「妻」は婚礼のときの男・女の正装の姿(儀容)です。
夫は、大(人の正面形)に「一」を加えて、男子の正装の形。「一」は、その頭上に加えた簪(かんざし)を示す。
妻は髪に三本の簪飾(しんしょく・かんざし)を加え、それを手で挿している女の姿。どちらも婚礼の時の正装を示しています。現在使われている夫妻の意味はここから由来しているのです。
 
   (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。)
 
   
Posted at 15:35 / 漢字は面白い / この記事のURL
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15[人の一生」 婚 / 2007年07月16日(月)
  
  漢字は、おもしろい! 
               古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。

                
 
  私は、めでたく結婚にいたる。婚礼の儀を行うのです。
中国の「儀礼」の「士婚礼」では、納采(結納)、問名・・・三飯三酳(いん)・・・。色々の儀式が行われる。名を問う、と言う儀式もある。実名は人に明かすものではなく、その代わり「字(あざ)」を使われるのですが、婚礼のとき初めて明かされるのですね。実名は、わが人格そのものであり、わが魂であり、明かすことは、自分の人格・自分の魂を奪われることを意味したのでしょうか。
また、わが国でいう、三々九度もある。三酳(いん)がそれですね。わが国では、古事類苑に事細かく書かれている。
さて、「婚」の字について述べましょう。
 「昏」がその初文で、昏は、爵(しゃく、酒礼器)をもって酒を酌む形でその儀礼を示す。また、「昏」は、氏族饗宴のときの肉(夕)と氏(小刀)を示す。小刀で肉を切る形です。これは、夕べに行われる。「昏」を婚儀の意味に用いられるのは、「昏」が氏族結合の儀礼であることと、その儀礼が昏夕(夕べ)に行われるからでしょう。
  わが国では、古来、婚礼のことを「めあわす」と言うことがあるようです。凡そ男十五、女十三以上、婚嫁することを聴(ゆるす)(令集解)。この「めあわす」の意味について、二つの解釈があり、ひとつは、「女(め)の方を男に引き合わせる」を言う意味で、男が主で女が従と言う感じを与える。もうひとつは「目と目を合わせる」すなわち「会見」という意味です。
耳慣れた言葉ですが、語源となると、なかなか難しく、古い文献にも証拠となるようなもの出てこないようです。江戸期の国文学者、本居宣長(もとおり のりなが)は、「目と目を合わせる」説を採り、女性の味方です。

    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。)
 
   
Posted at 15:33 / 漢字は面白い / この記事のURL
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14「人の一生」 冠 / 2007年07月09日(月)
     
   漢字は、おもしろい! 
                  古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。

               
 
  私は成長し、かくして、元服の歳になりました。元服の儀礼、すなわち士冠の儀です。私は、廟中に入り、加冠元服するのです。この日は、迎賓・加冠三度・賓による字(あざな)の命名、賓への挨拶、加冠の祝辞、酒の礼などなど、全く緊張します。この時、「字(あざな)」もつけてもらいます。
 
以上は、中国の場合で、元服の儀礼は「儀礼」の「士冠礼」によっています。この「士冠礼」は儒教の経典として書かれたもので、戦国期よりのち、秦・漢の時代に入るころ整理されたものであろうと、考えられています。
 
 冠という字は、「 べき+元+寸 」の形です。又は、「 完+寸 」 と考えても良い。冠は、家の形と頭を大きくした人の形です。
冠のうち、わかんむり「べき」は、上から覆う形、すなわち、廟屋の形。
元のうち、兀(こつ)は、下部が人の側身形、横「一」は、髪をそり落とした形。元は結髪の形。すなわち、「冠」は廟屋で、髻(もとどり)を結うために手をそえて いる形です。
 結髪は、選ばれた者しか許されませんでした。

 なお、寸は、又+一の形。すなわち、「又」は手指の形、指一節の幅を寸という。拇指と中指を広げて、手首をそえた形は、「尺」、「寸」はその十分の一に当たります。


  日本の元服は、どうでしょうか。
日本の古事類苑礼式部では、これを、初冠(ういかうぶり)といい、平安朝の頃の貴族の間では、この儀礼は盛んだったようです。初冠は、天皇の場合、11歳から15歳位まで、皇太子の場合は、11歳から17歳位まで、一般は、12歳から20歳位まで、公家は殿上、武士は神社で、正月吉日に行うなど。

しかし、これからずっと、中国の「儀礼」の「士冠礼」に対応する形で、日本の初冠も行われており、日本的な感じはするけれども、基本は、中国の古代の儀礼が雛形になり、日本の貴族社会に適応する形に直して、行われていたようです。
 
「服」の字について、述べましょう。服の右側(旁 つくり)は、人に屈服する形。左偏は、舟。盤の初文。円形の礼器である。すなわち、「服」は、この礼器を前にした降服の儀礼をいう。服従は、本来の意味。衣服の「服」は、身に服する、身につけることから、理解できるでしょう。「古事類苑」には「元とは頭首を謂い、服とは冠を指す。」と書かれています。

 「元服ハ、男子頭首ニ加フルニ冠ヲ以テスルコトニテ、元トハ頭首ヲ謂ヒ、服トハ冠ヲ指サス、蓋シ男子ノ生マルルヤ、幼児ニ在リテハ、常ニ頂ヲ露シ、頭首ニハ、戴ク所ナシ、是ヲ童子若シクハ、「わらは」ト言ヒ、長大ニシテ冠セザルヲ大童ト言ヒテ、猶ホ之ヲ成人ト為サズ、其初テ冠ヲ戴クヲ元服ト言ヒ、「ういかうぶり」ト言フ、其ヲ指シテ冠礼ト言ヒ、其事ヲ指シテ男ニナルト言フ、男子トハ童子ノ域ヲ脱シ、成人ノ男子タルヲ謂フナリ、元服ハ実ニ成人ヲ表スノ礼ナリ。」「古事類苑」(ウイキペディアより)

なお、貴族の女子の成人式は、裳着(もぎ)と言いました。主として平安時代、女子が成人して初めて裳を着ける儀式。男子の元服に当る。12〜14歳頃、特に配偶者の決まった時、またその見込みのある時に行うことが多い、同時に垂髪を改めて結髪にし、初笄(ういこうがい)と呼んだ。(広辞苑)
  江戸時代以降は、女性も元服と称し、結婚と同時に、未婚でも18〜20歳で行った。(ウイキペディア)
   

 古事類苑は,明治時代に編纂された一種の百科事典。1879年(明治12年)文部省により編纂が始められ、東京学士院、皇典講究所、神宮司庁と事業が引き継がれ、完成は、1907年(明治40年)、全1000巻。内容は、大きく、天部、歳時部、・・礼式部・・動物部、植物部 など30の部門に分かれる。編纂中の1896年(明治29年)から1914年(大正3年)にかけて刊行。六国史以降、慶応期までの文献から参考箇所を引用(ウイキペディアより引用略記)。

   (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。)
 
   
Posted at 15:30 / 漢字は面白い / この記事のURL
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13「人の一生」 矢 / 2007年07月02日(月)
   漢字は、おもしろい! 
                 古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る 
          矢            

  生まれてから成長していく過程ことについて、「礼記」の「内則」という編に書かれています。 
子が生まれると、男子は弧(こ・木弓)を門の左に設け、桑の弓、蓬(よもぎ)の矢で天地四方、すなわち、六回射て悪魔祓いをします。女子は帨(ぜい・てふき・ひれ)を門の右に設ける。・・・・六歳になると、数と方を教え、七歳になると男女席を同じくせず、食を共にせず。女子は七歳になると女子として扱うのです。九歳になると、日を数えることを教え、十歳になると、一定期間、外で共同生活をさせて、書計を学ぶ。十有三年経つと、樂を学び、二十歳になると冠し、初めて礼を学ぶ。

  「子生まるるときは、男子は弧(こ・木弓)を門の左に設け、女子には帨(ぜい・てふき・ひれ)を門の右に設ける。三日に士を卜ひてこれを負わしむ。桑弧蓬矢六を以って天地四方を射る。
・・・六年にして之に数と方の名を教ふ。七年にして男女同じうせず、食を共にせず、九年にして之に日を数ふることを教ふ。十年にして、出でて外傅(がいふ)に就き、外に居宿して書計を学ぶ。十有三年にして樂を学び,詩を誦し、勺(しゃく・周公の樂舞)を舞ふ。成童にして象(しょう・武王の樂舞)を舞ひ、射御を学ぶ。二十にして冠し、始めて礼を学ぶ。大夏(禹(う)の樂舞)を舞ひ、惇(あつ)く孝弟を行ふ。」

 礼記:五経のひとつ。周末から秦・漢時代の儒者の古礼に関する説を集めた書。今の礼記は最初のものを削って削って49編にした「小載礼」をいう。大学・中庸・曲礼・内側・王制・月令・礼運・楽記・緇衣(しい)などから成る。(広辞苑から略記)

 日本の古事類苑(礼式部)にも、生まれてから元服に至まで、こと細かく、書かれています。

    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:25 / 漢字は面白い / この記事のURL
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12「人の一生」 姫 / 2007年06月28日(木)
       
       漢字は、おもしろい!
             

 私が女性ならどんな通過儀礼を受けるのでしょうか。よくわかりません。しかし「姫」(き)という字は、何らかの通過儀礼を示す字のように考えられます。この字は、右の臣は乳房の形。それに女性を表す字を加えた形です。 
   
    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:22 / 漢字は面白い / この記事のURL
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11「人の一生」 彦 / 2007年06月25日(月)
      
  漢字は、おもしろい!

                     

 私は、やがて成長し、一定の年齢に達すると一時的に朱や墨で文身(ぶんしん)と呼ばれる美しい文様を額(ひたい)に画き加える通過儀礼を受ける。その儀礼は、「彦」(げん)と呼ばれます。わが国の「ひこ」にあたる。これは、文身+額+さん(ななめ三本の線・美しいものという意味をもつ)の形である。

(古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:18 / 漢字は面白い / この記事のURL
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10「人の一生」 名 / 2007年06月18日(月)
    
       漢字は、おもしろい!
                
 
  私が生まれて3ヶ月経つと、祖霊の前で、命名の儀礼をしてもらいます。「名」という加入儀礼です。このとき名をつけてもらい、はじめて家族の一員になるのです。「名」という字は、祭肉+祝禱を収める器の形です。この時の「名」は実名です。「名」はそのまま、私の実体にほかなりません。私の名が他人に知られると、私の魂が奪われるも同然なのです。だから、同時に「字」をつけてもらい、これを通名として用い、実名を忌避するのです。わが国の王朝の女房たち紫式部、清少納言などが、実名を用いなかったのと同じですね。
  
    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:16 / 漢字は面白い / この記事のURL
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09「人の一生」 字 / 2007年06月11日(月)
        
         漢字は、おもしろい!

                    
  
  私は、生まれると、祖先を祭る祖廟(みたまや)に出生の報告をする儀礼に参加します。出生の報告儀礼をしてもらうだけで、まだ、正式の家族になっておりません。でも、そのとき「呼び名」だけはつけてもらいます。「字」(あざな)といい。「小字」といいます。「字」はウ冠が家廟を表し、それに、「子」を加えた字です。本当の名前は、もう少ししてから、家での地位を持つ名をつけてもらいます。

    (古代文字「甲骨文」などから、漢字の字源を探る。) 
 
   
Posted at 15:13 / 漢字は面白い / この記事のURL
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